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はじめの一歩大原画展に行ってきた&首相官邸隣の高級ホテルでお食事 [一歩]

日帰りで東京に行ってきました。
目的の一つは「はじめの一歩大原画展」
渋谷の紀伊國屋西武渋谷モヴィータ館6Fで12月1日までやっているそうです。
原画展2.jpeg
入場料は一般900円。
単行本120数冊のカラー原画と、
モノクロ原稿などを拝むことができます。
ちなみに写真撮影OK。ただしフラッシュと動画はNG。

モノクロ原稿は第一話、千堂戦2、間柴vs木村、ホーク戦、今週のマガジン最新話などがチョイスされており、わかってるなあという感じ。間近でみる原稿は大迫力。ホワイトや墨汁や写植の厚み、流線の入り抜きや間隔の正確さ、アタリをとるために引かれた青鉛筆の線などはここでしか見られません。
原画展.jpeg
物販では単行本や図録、Tシャツやポスター、複製原画を販売。
スケブ記帳コーナーもあり。藤田和日郎さんなどが来展していた様です。
原画展3.jpeg
 
その後、永田町のザ・キャピトルホテル東急内のレストラン「ORIGAMI」でパーコーメンを食べました。税別2600円。

原画展4.jpeg

ちなみにコーラが1140円もする店として、安倍総理がそんなところで食事するのはけしからんとバッシングの材料にされたこともある高級店ですが、立地が首相官邸の隣になんですな。そりゃ使うわ。歴代総理もここでパーコーメンを食べてるそうです。

やはりパーコーメンは名物料理になってるらしく、メニューの先頭に載ってました。隣の席のサラリーマンたちも食べてました。原田久仁信の「増補DX完全版 劇画 プロレス地獄変」に出てくる、プロレス雑誌編集長のターザン山本がジャイアント馬場にパーコーメンをねだるシーンが印象的で、いつか食べてみたいと思ったのもこの漫画がキッカケです。
パーコー麺.png
味は普通に美味しかったです。1800円ぐらいは所場代だと思いますけども。麺が独特の食感。薬味のネギがとっても合う。伝票が金属の板だったのが高級感ありました。

帰りの駅構内でシャーマンキング原画展のポスターを発見。
よみがーえーれー♪
原画展5.jpeg
 

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はじめの一歩より先にデンプシーロールを取り上げた漫画を紹介しちゃうぞ! [一歩]

はじめの一歩の原画展なんてものが12月1日までやっているらしい。
東京で。行きたいなあ。

さて「はじめの一歩」といえばデンプシーロール。
初登場は1994年発売の24巻。
作中で古のフィニッシュブローと呼ばれてもう四半世紀にもなる。
リカード1.png

体を左右に揺さぶって相手のパンチを交わしつつ、戻りの反動を使って殴りまくるというこの技。
今回は実際にこの技を使ったジャック・デンプシー(1895-1983)が出てくる漫画を3つ紹介。

まず一歩以前で一番有名なデンプシー漫画は「拳児」
リカード3.png
1988年に少年サンデーに掲載された話が単行本4巻に収録されている。
リカード4.png

拳児は中国拳法漫画だけども、主人公がボクシングの技術を研究する話がある。
そこでデンプシーがヘビー級王者になった時に使った必殺パンチが紹介される!

ただし主人公が学ぶデンプシーの必殺パンチはデンプシーロールではなく、ショベルフック。
これを左右連打するので結果的にデンプシーロールになるのかもしれない。
リカード2.png

ウィキによるとデンプシーは世界王者になったものの、荒々しいファイトスタイルからアンチヒーローのレッテルを貼られただけでなく、試合数分前の口約束によりタイトルマッチのファイトマネーが支払われなかったという。どういうこと!?
 

知られざる偉人のエピソードを紹介する「新・栄光なき天才たち」2巻(1993年発売)にもデンプシーが登場する話がある。テックス・リカードという、ボクシングの社会的地位を向上させたイベントプロデューサーの回で、デンプシーは脇役。都合の良いことに拳児で紹介された世界タイトルをとった後のデンプシーの姿を描いている。
リカード5.png
テックス・リカードは、関係者が揃って「あいつには近づくな」と悪評するという、まるでドン・キングのような興行師。デンプシーの3度目の防衛戦のために資金繰りに奔走。政治家を買収し、ボクシング興行が禁止されていたニューヨークに一大イベント会場を設営。セレブを招いてイベントの格を上げ、ボクシング史上初の入場料収入100万ドルを超える記録を打ち立てた。
リカード6.png
デンプシーのマネージャーのドクはここにも登場。
リカードの辣腕っぷりを見たデンプシーに見限られる姿が描写されている。

 
1978年発売の車田正美のボクシング漫画「リングにかけろ」4巻では、どんなボクサーでも試合前はナーバスになるという話に、デンプシーが引用される。
リカード7.png
なんでも彼の場合はプレッシャーから試合前に発狂寸前まで行ってしまったという。

<2022年6月16日追記>
「空手バカ一代(梶原一騎/つのだじろう)」には引退後のジャック・デンプシーが登場する。描かれた時期はおそらく1972年ごろだと思われる。
デンプシー孫.png

この作品は極真空手の創始者の大山倍達の半生を漫画にしたもの。大山がアメリカでプロレス興行に参加していた時代、楽屋でデンプシーが息子を連れて挨拶に来るシーンがある。実際デンプシーは引退後にプロレス興行に関わっており、二人に接点があったのは事実のようだ。漫画では大山の試合を見たデンプシーの息子が大山に弟子入りをせがむのだが、デンプシーの自伝を読んだ限りでは息子はいないはずなので孫と混同している可能性もある。

 
でで、もっと肝心なデンプシー漫画が他にもあるのだが、それは近いうちに紹介したいと思う。
そんなことを考えてもう2年ぐらい経ってるけど。
 

ジャックデンプシーの試合はユーチューブでも見ることができる。
漫画のインパクトが強すぎて、実際の映像はなんかコレジャナイ感があります。

 
一歩のモデルとなった全盛期のマイク・タイソンの動きが一番イメージと近いんじゃないかなあ。



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伊達二世がボクシング開始!いつリカルドとやるんだと20年ぶりに一歩に絡む! [一歩]

伊達二世1.png
今週のはじめの一歩は伊達のジムで練習生の交流戦。

そこで伊達英二の息子、伊達雄二が再登場。
なんとボクシングを始める年齢になっていた。

かつてリカルド戦を焚きつけ、「弱虫」と一歩を批判した雄二だったが、今回も大事なく引退した一歩を「いつならいいんですか?」と批判する流れになった。

「はじめの一歩」に詳しい事情通A氏にこの件について聞いてみた。

まさか『200巻ぐらいで』とは答えられないですよね。38巻から20年以上待ってるのに、126巻になっても対戦する気配すらないんですから、そりゃあ雄二くんも怒りますよ。

リアルな話はやめてください。

「それにしても、先週の愛川さんに引き続き、意外なキャラがカムバックしますねえ。」

愛川さんは、いたっけこんなヤツ?…って人も多かったみたいですけど。

「会話に割り込んできた時は、またフェザー級で頭角を現してきた新人かなと思いました。」

一瞬、もうプロになってるのかなと思いましたよね。アップだと年齢がわからないですけど、一歩と並ぶとだいぶ小さいですね。まだ小学生を維持してるんでしょうか。

「交流戦に参加して欲しかったですね。鴨川の舎弟二人を手玉にとって天才の片鱗を垣間見せるとか。」

流石にそこそこ練習してる高校生相手は無理でしょう。
ところで、一歩のデビュー戦の相手、小田裕介もトレーナーとして久しぶりに登場しましたが。

「相変わらずデブってましたね。俺、小田裕介戦がすごく好きなんで、これだけはやめてほしんですけど。

だらしないところは結局改善されなかったのか、ものすごく太ってしまいましたね。
交流戦は例の舎弟二人が、モブ相手に惨敗してしまいました。

一歩や鷹村らと練習してるから相手が止まって見えるぜ!みたいな展開もあるのかと思いましたけど、二人はモブで一生を終えそうな感じですね。まあ二人にページ割くぐらいなら話を進めて欲しいから、いいんですけど。」

なんか薄くいらっとしてません?

「いや、青木弟はいいんですけど、金太郎は存在価値があるのかよって思います。帯ギュの石野かよ?みたいな。」

石野は浜名湖高校二年目の新人で、仲安のオマケで付いてきたような控えめなキャラでしたね。先輩の三溝からポイント取ったり、デビュー戦で勝利したり、何かありそうなところを見せたものの、結局作者からも忘れられた存在になってしまいました。
石野.png
(30巻完結の漫画で10巻に登場。19巻ですでに忘れられようとしている石野)

と、話が大きく逸れたところでまた次回!

一歩が復帰するための必要なのは「熱」だと語る伊達英二。
その熱な展開が次週から?期待しましょう!

 

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はじめの一歩(126) (講談社コミックス)

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  • 発売日: 2019/10/17
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  • 作者: 森川 ジョージ
  • 出版社/メーカー: 講談社
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はじめの一歩、30年ぶりにまさかの愛川さん再登場!! [一歩]

愛川さん.png
9月25日発売の少年マガジン連載、「はじめの一歩」1276話は一歩の高校の同窓会。
なんとそこに愛川さんが再登場。
愛川さんは第一話の1ページ目に登場、一歩をグループデートに誘うも断られる女の子だ。

1989年の連載開始時に高校二年生だから、現在47歳ということになる。
うーむ、美魔女だ。
きっと高校生の男の子が二人ぐらいいるお母さんなんだろうなーと思って読んでいたが、「あ、漫画だからまだ20代半ばぐらいか」と思い直した。

この件について事情通A氏に聞いてみた。

「意外でしたね。この展開は唸りましたよ。おそらく先週の1巻表紙リメイクを描いた時に、作者が久しぶりに1巻を読み直して、ああこんなキャラいたなって思いついたんでしょう。」

褒めるんだか、けなすんだかどっちかにしてください。

「しかも、あのとき自分なりに勇気を出して誘っていた発言ですよ。それが今回は『今夜よかったのに』と言えるとか、どんだけ勇気出せるように経験値積んだのかって感じですよ。

いやいやいや、単に二件目三件目オッケーってことかもしれないじゃないですか!
…でもお酒を一歩に勧めて断られてますね。

「ぜったいコイツ職場で不倫してるよ!たまたま上手くいってなくって一歩に手を出してるだけで!」

生々しい妄想はやめてください!

「彼女いるのか聞かれて、一歩が無言だったってのは意外な展開でした。」

優柔不断な返事をして、取り巻きに加えるってのがパターンでしたからね。
それでも愛川さんは連絡先を渡していました。
連絡手段は電話とメールアドレスのようです。

「時間の流れがどうなっているのか謎な漫画ですけど、そこはLINEまで時計の針を進めないんだ?って思いました。」

ちなみに一歩は連絡先捨てちゃっていました。
捨てたというか、いつもの葉っぱ掴みをやる時に、手からこぼれ落ちていった感じですけど。

「まあ、いつものなんの緊張感もない三角関係ネタは、さらなる展開遅延になるだけですから良い傾向と言えないこともないです。でもこんだけ長く交際して付き合うまで行かない久美ちゃんとは縁を切って、さっさと愛川さんと身を固めちゃえばと思わないこともありません。」

来週からはどうなるんでしょう。

「巻頭カラーで同窓会ってのもなんだかなって感じですね。さっさと千堂vsゴンザレスを始めてほしいところですけど。ひょっとしたら、とうぶん30周年記念の同窓会ネタで引っ張るのかもしれません。過去のキャラクター出したり。」

注目しましょう!

「…ちなみに一歩の通ってた高校の名前知ってます?」

いえ。
なんですか?

「私立、象印(ぞうじるし)高校です!」
愛川さん2.png

なんですかその魔法瓶みたいな名前は(笑)。

「象印マホービンの象のマークは空耳アワーの安斎さんが描いたんですよ。」

とりとめのない話になってきました。
それではまた次回!

 

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はじめの一歩(126) (講談社コミックス)

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千堂のパンチでリカルドダウン!ゴンザレス戦が決定! [一歩]

リカルドダウン.png
メキシコ遠征中の千堂武士がリカルド・マルチネスとのスパーでダウンを奪ったことが18日発売の少年マガジンで明らかになった。

リカルドが千堂の前でひざまずく状況を、ちょうど世界1位のアルフレド・ゴンザレスが目撃。
ゴンザレスは主人公一歩が引退するキッカケを作った選手である。
リカルドは千堂の力を認め、千堂とゴンザレスが戦い、勝った方に挑戦権を与えることを確約。

リカルドは引退した一歩を中心に世界が回っている様だと微笑んだ。

 
リカルドのセコンドはスリップ、あるいはグロッキー状態になった千堂がデタラメに振り回したパンチがかすった程度だとして千堂を認めていない。

実際のところ、千堂がリカルドからダウンを奪ったのかは明らかになっていない。インパクトの描写が描かれてないのだ。千堂本人は肯定的だが、過去の言動から見ると強がっていただけで実は…という可能性もある。

なんにしても千堂vsリカルド戦のルートは開かれたわけだ。
それが終わるのに何年かかるか。3年と見ているがどうだろう。

一方のリカルドも防衛戦を行う。
すでに勝った気でいると千堂に批判されているが、相手は誰なのか。
モブという可能性が高いが、一歩を引退させたアントニオ・ゲバラというパターンも考えられる。

 
30周年記念ということで今週のマガジンの表紙は1巻の絵をリメイク。

さらに舞台版はじめの一歩も発表。

再現度高いですね。
評判良ければ映画ということもあるのかも?

連載開始30周年記念出版 はじめの一歩 メモリアルベストも発売中。


●管理人に投げ銭する

 

連載開始30周年記念出版 はじめの一歩 メモリアルベスト (KCデラックス)

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キレてないですよ。間柴世界へ!マロンの策略を粉砕し、勝利確定!! [一歩]

輪島1.png

はじめの一歩、間柴vs伊賀。

青木日本王者への道というストーリーのラスボスとして登場した伊賀が、突如間柴との対戦が決定し、動向に注目が集まっていた。伊賀のセコンド、マロン栗田の狙いは間柴の気性の荒さを見越した反則勝ち。ところが今週発売の少年マガジンにて、一時はもう爆発するしかないと思われていた間柴が、まさかの大人の態度を見せる展開となった。

事情通のAさんに話を聞いてみた。

「いやあ…、いいっすねえ。正直ちょっとウルっときてしまいました。」

Aさんは試合前から間柴の反則負けも予測していましたが、やはり伊賀サイドは反則負けを狙っていました。それを跳ね返すハートウォーミングな展開となりました。

「相手の狙いが分かってもブチギレようとする間柴が良かったですね。セコンドが手を尽くしても止めようとしない。それが地獄会の声援で思いとどまるわけですよ。ベタかもしれないですけど、良かったですねえ。。。(しみじみ)まあ格下は格下なんで、きっちり横綱相撲で勝てる相手ですからね。」

間柴は利確と考えてよいのでしょうか?
そうなると青木のチャンピオンロードが。。。

「問題ないでしょうね。伊賀も不気味なところ見せてますから、今回の一戦でB級ラスボスとしての風格を感じさせました。あまりに強すぎる相手に挑戦するのも漫画っぽいですし、伊賀ぐらいなら勝てるかもしれないし、負けるかもしれないと思わされます。却ってリアリティ増すんじゃないでしょうか。マロンの策略も面白かったし、次にどんな作戦を考えてくるのか期待できます。」

伊賀vs青木はどんな試合になるのでしょうか。

「青木もアイディアマンですからね。マロンとの知略対決になるでしょう。前回、青木はタイトル挑戦で『よそ見』を編み出しましたが、アレはイマイチでした。」

イマイチでしたか。

輪島功一が実際に使った技として有名ですからね。カエルパンチを編み出したのも輪島で、青木もそれを知ってましたけど、『よそ見』は知らずに独自に思いつくという矛盾した構成で、当時結構しらけました。それでやたらと引っ張るし。」

『よそ見』も輪島選手だったんですね。

「TVのバラエティ番組からの知識ですけどね。他にも調印式の後のパーティーで、相手の前で暴飲暴食して減量失敗を誘うなんてこともやってました。まさか伊賀戦で使うことはないと思いますが。。。輪島功一の本を読めば、今後のヒントが見つかるかもしれませんね。ちなみにカエル跳びは車田正美の『リングにかけろ』で知りました。」
輪島3.png



炎の世界チャンピオン

炎の世界チャンピオン

  • 作者: 輪島 功一
  • 出版社/メーカー: 東京新聞出版局
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本



はじめの一歩 コミック 1-123巻セット

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  • 作者: 森川 ジョージ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/11/16
  • メディア: コミック

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はじめの一歩、唐突に間柴vs伊賀!どうなる青木の日本王者への道 [一歩]

伊賀.png
一歩が久しぶりに面白い。
なんと間柴と伊賀が対決!
しかもいきなり試合だ!

まず伊賀って誰だという読者も多かろうと思う。
熱心な読者でも記憶から薄れかけていてもしょうがないと思える伊賀は、おそらく作者が青木を日本王者にするために生み出したキャラクター。俺からすればそのキャラクターの誕生は、『青木の試合を時々やるのはいいけれど、伏線まで用意してまでじっくり話を進められると、停滞している「リカルドへの道」がますます停滞するじゃあーねーですか』と呆れてしまう出来事だったのである。

一歩の弟子暴行編のオチで青木の弟を登場させたことから、伊賀との因縁を進めるのだろうなと思っていたが、それがなんと突然間柴と対決である。

まず間柴が負けることは考えられない。
そうなると、伊賀の強敵感が薄まって青木戦の盛り上がりに水を差すことは間違いない。青木弟まで出して伊賀がこのまま「なかったこと」にされる展開も考えにくい。さてどうするのか。

予想1:伊賀が間柴に勝ってしまう
間柴はこの先、一歩とも青木とも戦うことはないので、負けてしまっても構成上は問題ない。ただファン的にはガッカリだろうけど。ただ、間柴を倒した男を青木が倒したら、そりゃあ感動的だろうなあとは思う。でも間柴が負けることはあり得ないと思うけども。

予想2:没収試合になる
沢村戦のように何かやらかして反則負け、みたいに実質勝ち負けをつけないというのは一番現実的だと思う。伊賀の強さをみせつけ、続けていたら分からないぞという内容にする。間柴の内心のお墨付きを与え、決着をつけない。これでもまあ青木戦は盛り上がるだろう。

 
ところで、一歩のかつての戦友たちが、次々と人外への道へ進んでいくキャンペーンも開催中である。鷹村、宮田に続き、間柴も人外に行かせなくてはならないので、必然的に対戦相手である伊賀には悲惨な結末が用意されていても不思議ではない。

なかなか綺麗にまとめるには難易度が高いと思う。
さてジョージの思惑やいかに。
 

あと沢村の伊賀評が早く読みたいなあ。



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元日本王者、弟子に暴行「はじめの逮捕」に!休載中に読むべき四半世紀前の超展開ボクシング漫画「B・B」 [一歩]

はじめの逮捕1.png
はじめの一歩。

どういう展開になるかと思いきや、まさかの一歩が手を出すパターンでした。ひょっとしたら強いのかと思われた、ただ一人残ったロン毛のチンピラも即戦意喪失。救護班役として用意されていたキャラだった。

梅沢の判断で事後処理をロン毛に託し青木のラーメン屋の逃亡。久しぶりに登場する青木組。そして一歩の自首します発言で再来週に続く!(クソ野郎!)

どうでもよくないけど、いじめられっ子と板垣が見間違いますね。書き分けできてませんね。急展開で久しぶりに読んだ人は戸惑うのではないでしょうか。

さて、この展開は四半世紀前のボクシング漫画、石渡治の「B・B」にもあった。

策士木地本の嫌がらせに辟易していた高校生の主人公高木だったが、一歩でいえば宮田くんに当たるライバルボクサー、森山との決戦を邪魔されブチギレ。控え室に殴り込み、目ん玉が飛び出るほど痛いパンチを放り込み、ぶっ殺してしまう。
BB8.png

はじめの逮捕2.png
(8巻)
このあとどうなるのか、それは君たちの目で確認して欲しいのだが、ちょっとだけ教えると数巻後にはロシアの強制収容所で血も涙もない鬼軍人として活躍。これがどう森山との最終決戦にたどり着くのか。一歩が日本王者で100巻も回り道しまくってるのに比べ、B・Bはこの超展開で31巻で読めるコンパクトさなのである。来週の一歩がお休みのうちに未読の人は読んでおくべき傑作だ。
はじめの逮捕3.png
(19巻)

関連過去記事 王道ボクシング漫画が超展開!B.Bを読め!
https://omakedvd.blog.so-net.ne.jp/2015-10-04
 

はじめの一歩(123) (講談社コミックス)

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幕之内一歩、弟子の暴力行為でセコンド資格剥奪に匹敵する失態 [一歩]

資格剥奪.png
元日本フェザー級王者、幕之内一歩が私的に育てていた弟子が暴力行為を起こしていたことが11月7日、水曜日に判明した。

弟子である少年Aは取り巻きと共に河原でいじめを行なっていたところに幕之内一歩に静止され、紆余曲折を経て禊が済まされたと判断され幕之内一歩の私的な弟子となっていた。始めはAを敬遠していた幕之内だったが、地味でハードで知られる同選手の練習に一ヶ月ついてこれたことから、だいぶ気を許す関係に発展していた。しかし周囲にはAの人間性を疑問視する声もあった。

強くなることに焦っていたAだったが、それは別の不良グループとの抗争の決着をつける日が迫っていたからだった模様。それを知った漫画家で、幕之内の親友である梅沢正彦がAを制止するべく殴り込みをかけるが、心配した梅沢のアシスタントにより、事件は幕之内にも知られることとなった。現場に駆けつけた幕之内が見たものはボクシングを悪用し、不良少年たちをボコボコにして気を吐くAの姿。

Aは「アンタにゃもう用は無いんだよ。土下座するくらいお人好しだからよ。手っ取り早く強くなれる方法が教えてほしかっただけなんだ」とのたまうのだった。

 
この事件に関して詳しい事情通は語る。
「とんでもない裏切りにあった格好ですが、まだまだこれもひっくり返る可能性があります。というのも、この話はまだ回収されていない伏線が多々あるからなんです。物語の発端であるいじめがどういう経緯で行われたのかがまだ判明していませんし、その上Aのバックボーンも単純な悪党で終わらせるには不必要なエピソードが多い。そもそもこの物語は幕之内選手がボクシングを始めるキッカケのエピソードの構図を逆転したものであり、読者のミスリードを誘いたいという作者のケレン味が必要以上に見え隠れしていてウザいくらいです。」

来週以降の展開はどうなるでしょうか?
「不良がまだ一人だけ残っているのが気になります。しかも仲間をボコボコにされたのにビビってる感じがない。ひょっとしたらAは来週負けるのかもしれません。圧倒的な強さを手に入れたと思ったのに、上には上がいた。所詮は一ヶ月の付け焼き刃だったからです。その上で、一歩がボディーブロー一閃で鍛え上げ抜いた強さの尊さをAに見せつけて、和解に至るのかもしれません。その上で諸々の事情が解明され、Aも根っからの悪人ではないと判明するのではないでしょうか。」

「帰納法で考えれば、これがどう幕之内一歩の現役復帰に関わってくるかということです。これをきっかけに指導者の道をしばらく諦めることは説得力があるのかもしれません。」



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悲報!今週のはじめの一歩、やはり森川ジョージはドランカーだったと発覚! [一歩]

今週の「はじめの一歩」を読む。

一歩が引退から復帰するまでの葛藤を描くシリーズである。
あれから数年。。。と、やればバッシング最大の原因である物語の停滞を、ダイジェストの説明で一気にすっ飛ばすチャンスだったのだが、なんと森川ジョージは何も分かっていなかった。

なんと一歩と間柴妹が相変わらず「両片思い」なのである!
てっきり結婚して子供作ってるのを期待してたよ。

読んでいて思った。
これ、同じこと何回も描いてね?
お前、タイムリープしてね?
とっととくっつけちゃえば、話数も短縮されて今頃リカルド・マルチネスと対戦してね?
まるでアニメの「総集編回」である。

この「両片思い」は、最近外人が「意味わからん」と漫画に描いているのを読んだ。
リアリティのない、昭和の漫画表現である。
さすがしょこたんから「おかっぱが素敵ですぅ」と、久美ちゃんのデザインを「お前ありえないぐらいセンスがダセェな」と遠回しにディスられるジョージである。

この先、「くっつきそうでくっつかない」「一度別れちゃうんだよ、意外でしょ?」とジョージに嬉々としてやられることを考えると気が滅入る。微妙な愛想笑いをして原稿を受け取る編集者の顔が目に浮かぶ。

この調子なら復帰まで5巻。
千堂とミキストリの対戦で10巻。
世界1位になった千堂と宮田の対戦で20巻。
宮田と一歩の対戦で40巻。
マルチネスとの対戦で70巻。

だいたい完結は270巻ぐらいになるだろうか。

ジョージもかなり高齢である。
視力も落ちてくる。
完結までにさらにクオリティが下がるのは避けられない。
地獄絵図だ。

覚悟はできているか?
俺はできてない。

 

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