漫画は女を表現できるのか?手塚治虫「ばるぼら」は傑作だった。 [モテる漫画]
「ヴィオロンのためいきの身にしみてひたぶるにうら悲し…」
1988年から連載の江川達也「まじかるタルるートくん」6巻で見たフレーズを、また漫画で見るとは!
手塚治虫「ばるぼら」(1973年)のヒロインが登場時に暗唱していたので衝撃を受けた。
ポール・ヴェルレーヌの詩で、どちらも上田敏(うえだびん)訳。
昔の漫画家はよく詩を引用するよね。
この詩はノルマンディー上陸作戦の暗号に使われたとして、歴史好きにも有名なのだそうだ。
だらしがないが、変にアートへの造詣が深い不良少女のバルボラ。
彼女に手を焼きながらも共に暮らすことで、色々と思い留まる破滅型の天才文筆家の話だ。
積読になっていたが、山田玲司ときたがわ翔のYouTubeで語られているのを見て、読んでみたら超傑作だった。
まず女性をしっかり描こうとしている。
男女どちらにとっても異性を描くのは難しいとされる。
漫画家の大半は若い頃から仕事漬け。読む方も若いので、あまり経験値は求められない。
ステレオタイプになりがちだが、むしろそれでもいいとされる。
ヒロインのバルボラは、
男性が目を背けたくなるようなあられも無いポーズをとる。
思わず説教したくなるようなノイズだらけのキャラクターだ。
従来の典型的な漫画のヒロイン像を打ち破りたいという手塚治虫の執念を感じる。
他にもタイプの違う、それでいて色気たっぷりの美女を何人も登場させている。
(画像は「ある日の手塚治虫」に寄稿された つのだじろうの作品。)
変態的な性衝動に駆られる作家の美倉洋介を、
最後にバルボラが「いい加減にしろ!」と引っぱたく構成が面白いと思うのだが、話は黒魔術的な変な方向に。
作品のテーマは芸術論に行き着く。芸術とはなんなのか。
このブログでもたびたび引用してきた手塚治虫の言葉、「マンガは残りませんよ」に通じる話だ。
「ばるぼら」が面白かったので、さらに調べてみたら永井豪がリメイクを描いていたので取り寄せ。
2020年から全4回描かれたもので、永井豪と手塚治虫のアメリカ旅行記が巻末に収録されている。
いかにも永井豪らしいアレンジがされていた。
バルボラは堕落しているが性にだらしないかといえばそうでもなく、そこがまたリアリティがあって良いのだが、その辺のバルボラ像の解釈が自分とは違って永井版は今ひとつ合わなかった。
「ばるぼら」は2018年に実写映画も作られている。
バルボラ役が二階堂ふみ。
彼女をひろう作家役が稲垣吾郎で、なかなか現代的で惹かれるキャストだ。
ムネーモシュネー役の渡辺えりも再現度が高い。(お決まりのポーズが無かった気がするが)
Amazonで有料レンタルするか、専門チャンネルに加入することでレンタルより安く視聴ができる。
ちなみにその初回加入時の無料視聴期間があったので、実質タダで見ることができた。
(その専門チャンネルで見たい動画を見つけられなかったので、すぐ解約してしまった)
映画版の監督は手塚眞。
二階堂ふみはかなり景気良くヌードになってくれていたが、自分がイメージしていた、男が目を背けたくなるような堕落したポーズが無かった。ちょっと記号的な不良少女という印象に終わったのが残念に思う。
映画「ばるぼら」公式読本も購入した。
要するにパンフレットのようだ。
撮影を担当した大物、クリストファー・ドイルのコメントが面白い。
>ばるぼらの面白いのは、関わる男性たちに「あなたが思っている夢の女、すなわちファンタジーって、これくらいでしょ、でも、私って、もっとこうなのよ」とビシって鞭を打ったりする。僕はかねがね思うんだけど、日本の男性が抱く、特に映画人の描く女のイメージ、ファンタジーって小さすぎる。それを怖そうよ。
ところで、
女性なら女性をわかるかというとそうでもないと思う。
近年のツイッターでのフェミニスト騒動を見ていると、女性もスケベだという視点が欠けていて、漫画におけるエロ表現は全て男性発だと思い込んで批判をしている人がいる。発信している人が女性とわかると謝罪するかと思いきや、裏切り者扱いが始まる。
異性のことを分かってるなどとは思い込みたくはないが、
幼い頃から同人誌を読んでいた俺には理解できないムーブだ。
ところでバルボラと、彼女に振り回される作家の美倉洋介の関係って、
桜玉吉とぱそみちゃんの関係に似てるよね。
(画像は2001年初版の桜玉吉「幽玄漫玉日記」5巻)
だから俺は「ばるぼら」に惹かれるのかもしれない。
1988年から連載の江川達也「まじかるタルるートくん」6巻で見たフレーズを、また漫画で見るとは!
手塚治虫「ばるぼら」(1973年)のヒロインが登場時に暗唱していたので衝撃を受けた。
ポール・ヴェルレーヌの詩で、どちらも上田敏(うえだびん)訳。
昔の漫画家はよく詩を引用するよね。
この詩はノルマンディー上陸作戦の暗号に使われたとして、歴史好きにも有名なのだそうだ。
だらしがないが、変にアートへの造詣が深い不良少女のバルボラ。
彼女に手を焼きながらも共に暮らすことで、色々と思い留まる破滅型の天才文筆家の話だ。
積読になっていたが、山田玲司ときたがわ翔のYouTubeで語られているのを見て、読んでみたら超傑作だった。
ばるぼら 全2巻(計2冊揃) [完結全巻コミックセット] (角川文庫)
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2023/08/28
- メディア: コミック
まず女性をしっかり描こうとしている。
男女どちらにとっても異性を描くのは難しいとされる。
漫画家の大半は若い頃から仕事漬け。読む方も若いので、あまり経験値は求められない。
ステレオタイプになりがちだが、むしろそれでもいいとされる。
ヒロインのバルボラは、
男性が目を背けたくなるようなあられも無いポーズをとる。
思わず説教したくなるようなノイズだらけのキャラクターだ。
従来の典型的な漫画のヒロイン像を打ち破りたいという手塚治虫の執念を感じる。
他にもタイプの違う、それでいて色気たっぷりの美女を何人も登場させている。
(画像は「ある日の手塚治虫」に寄稿された つのだじろうの作品。)
変態的な性衝動に駆られる作家の美倉洋介を、
最後にバルボラが「いい加減にしろ!」と引っぱたく構成が面白いと思うのだが、話は黒魔術的な変な方向に。
作品のテーマは芸術論に行き着く。芸術とはなんなのか。
このブログでもたびたび引用してきた手塚治虫の言葉、「マンガは残りませんよ」に通じる話だ。
「ばるぼら」が面白かったので、さらに調べてみたら永井豪がリメイクを描いていたので取り寄せ。
2020年から全4回描かれたもので、永井豪と手塚治虫のアメリカ旅行記が巻末に収録されている。
いかにも永井豪らしいアレンジがされていた。
バルボラは堕落しているが性にだらしないかといえばそうでもなく、そこがまたリアリティがあって良いのだが、その辺のバルボラ像の解釈が自分とは違って永井版は今ひとつ合わなかった。
「ばるぼら」は2018年に実写映画も作られている。
【6/28まで】映画『ばるぼら』(完全受注生産)[Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 2019『ばるぼら』製作委員会
- 発売日: 2023/08/28
- メディア: Blu-ray
バルボラ役が二階堂ふみ。
彼女をひろう作家役が稲垣吾郎で、なかなか現代的で惹かれるキャストだ。
ムネーモシュネー役の渡辺えりも再現度が高い。(お決まりのポーズが無かった気がするが)
Amazonで有料レンタルするか、専門チャンネルに加入することでレンタルより安く視聴ができる。
ちなみにその初回加入時の無料視聴期間があったので、実質タダで見ることができた。
(その専門チャンネルで見たい動画を見つけられなかったので、すぐ解約してしまった)
映画版の監督は手塚眞。
二階堂ふみはかなり景気良くヌードになってくれていたが、自分がイメージしていた、男が目を背けたくなるような堕落したポーズが無かった。ちょっと記号的な不良少女という印象に終わったのが残念に思う。
映画「ばるぼら」公式読本も購入した。
要するにパンフレットのようだ。
撮影を担当した大物、クリストファー・ドイルのコメントが面白い。
>ばるぼらの面白いのは、関わる男性たちに「あなたが思っている夢の女、すなわちファンタジーって、これくらいでしょ、でも、私って、もっとこうなのよ」とビシって鞭を打ったりする。僕はかねがね思うんだけど、日本の男性が抱く、特に映画人の描く女のイメージ、ファンタジーって小さすぎる。それを怖そうよ。
ところで、
女性なら女性をわかるかというとそうでもないと思う。
近年のツイッターでのフェミニスト騒動を見ていると、女性もスケベだという視点が欠けていて、漫画におけるエロ表現は全て男性発だと思い込んで批判をしている人がいる。発信している人が女性とわかると謝罪するかと思いきや、裏切り者扱いが始まる。
異性のことを分かってるなどとは思い込みたくはないが、
幼い頃から同人誌を読んでいた俺には理解できないムーブだ。
ところでバルボラと、彼女に振り回される作家の美倉洋介の関係って、
桜玉吉とぱそみちゃんの関係に似てるよね。
(画像は2001年初版の桜玉吉「幽玄漫玉日記」5巻)
だから俺は「ばるぼら」に惹かれるのかもしれない。
手塚治虫「ばるぼら」を読みだす。
— ムゲンホンダナ(本棚持ち歩き隊) (@hondanamotiaru) July 29, 2023
「ヴィオロンのためいきの身にしみてひたぶるにうら悲し…」
このフレーズを漫画でまた見るとは!Σ(°Д°; pic.twitter.com/GHiczMQzQB
大内ブラックホール発動!あがなえるか竹下西山?バチェラー・ジャパン5最終回! [モテる漫画]
せんべいバリバリかじりながらバチェラー・ジャパンシーズン5を見るよ。
今回は七話から最終回まで。
セミファイナルの第七話は毎度お馴染み、女性陣の家族とバチェラーの対面。
それぞれ良い家族。みんな金持ち?
スタジオを借りてるのかもしれないが、生活感なくて正直面白味には欠けた。
以前はもう少し生々しさがあった気がする。
がんばりメイキャッパー竹下が、専門学校講師の仕事を見学させるのはなんか良かった。
情緒不安定の経営者 大内も、予告でチラッと見せた不穏な空気は別になんでもないオチ。
ローズセレモニーを迎えた時点で、三人の中で唯一、チューされてないのは金麦のCMに出れそうな西山だった。
落とされるのは西山真央の流れ。
最初にローズを渡されたのは情緒不安定の経営者 大内。強い。
次にローズを渡されたのは…、
金麦のCMに出れそうな西山!
がんばりメイキャッパー竹下脱落!
はははははは長谷川ぁぁぁぁぁぁぁっっ!Σ(°Д°;#バチェラー
— ムゲンホンダナ(本棚持ち歩き隊) (@hondanamotiaru) August 18, 2023
最後に少し話せるかというお決まりのムーブをするバチェラー長谷川だったが、
それを笑顔で拒否する竹下。
「大丈夫です、ごめんなさい。本気だったので。受け止めてはいるけど最後の言葉をもらうのはちょっとつらいので。ありがとうございました…だけを伝えたいです。」
よく見ると窓の外は雨。
雨が降ってる。
物語の終わりにこんな雨の日、似合い過ぎてる。
綺麗だったぜ竹下。
…ってこれ、完全に大内の流れやんけ!
そしてバラエティ回。
落選組がひな壇に並んで楽しいトーク
怒りの呉服屋コシミズがやはりとんでもなくヤバい人ということが明らかになった。
そして最終回!
バチェラーの家族と対面。
久しぶりにステフファニーに会えた。
そつなくこなした西山。
これに匹敵する女性がもう一人いるのかと身構えるお父さん。
情緒不安定の経営者 大内と対面して、このタイプかあ!って感じ。
自然と場に溶け込んでる感じの西山に対し、
渦潮のように最初はゆっくりと、やがてスピードを増して場を巻き込んでいく感じの大内。
…な、流れが悪い!
結婚するなら西山、恋人なら大内という、
でも恋人を選ぶシーズン1と同じ愚をバチェラーは繰り返そうとしているように思える。
それは今回のバチェラーの長谷川が、二代目バチェロレッテ尾崎にされたことでもある。
その先はどちらも破局だったではないか。魔法が解けた後のことを考えろ!
「少し(大内)悠里さんの方に傾いてるのかなって思いましたね」
バチェラー母も妻でなく恋人を選ぼうとしていることを念押ししているように俺には見えた。
散歩に行く直前のワンちゃんのような大内に対し、
明らかに愛情表現が足りない西山。
バチェラーもそれを引き出そうとする。
温泉宿デートにて、手紙でそれを伝えた西山はようやくバチェラーとチューをする。
だが結果は動かず、順当に情緒不安定の経営者 大内が最後のローズをゲットしてしまったのだった。
がんばりメイキャッパー竹下のストールンローズで、
大内が目覚めたのだという今田耕司の解説は慧眼(けいがん)。ほんとそう。
あの時に竹下がオタサー姫 月田にストールンローズを譲っておけば、また違った展開があったのは間違いない。
最終回のスタジオ収録回で、バチェラー長谷川と大内の婚約を発表。
まあ決まってしまえばこれしかないのかなというチョイスにも見える。
「わたし確やんなー」「マリッジブルーで」とか危険なボケを晒されていた西山。
頑なに泣かないというのが気になったので、西山はもっと「北斗の拳」とか読んだ方がいいのではないかと思った。
西山真央が読むべき漫画は北斗の拳 pic.twitter.com/zvxxL1U5IC
— ムゲンホンダナ(本棚持ち歩き隊) (@hondanamotiaru) August 25, 2023
いい感じそうで何より。このままいけそうかな?
【10月より新ジャンルの酒税が上がります】【新ジャンル/第3のビール】新・サントリー 金麦 350ml 48本
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- 発売日: 2020/03/17
- メディア: 食品&飲料
タグ:バチェラー・ジャパン ちばあきお
ついにベスト3選出!バチェラー配信第2回4〜6話、最後に選ばれるのはこの女だ!! [モテる漫画]
バチェラージャパンシーズン5、第二回配信は4から6話!
第四話のメインイベントは、
デートに誘われた二人のうちどちらかが楽園追放される2on1デート。
デスマッチだ。
選抜されたのが、
怒れる呉服屋・輿水りさ
そして金麦のCMに出れそうな西山真央。
どちらが一方が楽しくバチェラーと語らっている間、
一方は傍で待機しないといけない地獄の構図。
面と向かってどちらかを地獄に突き落とさなければいけないのだからバチェラーもツラい。
普段余裕ありそうな、金麦のCMに出れそうな西山も表情が暗い。
怒れる呉服屋コシミズはバチェラーの決断を震えて待つ。
結果は予想通り怒れる呉服屋コシミズの落選だった。
悪態をつきまくる様を見ていた視聴者には納得の展開だっただろうが、バチェラーにもその辺は見えていたのだろうか。ほっといたら自爆していく性格は、あまり向いているように思えない。
「プレゼントした浴衣も捨てて欲しい」などと捨て台詞を吐いて去る怒りの呉服屋コシミズ。呉服より袈裟に着替えて禅寺で修行した方がいいのではないか。。。
カクテルパーティーはバチェラーの説教を受けて、
オタサー姫・月田侑里が甘寧一番乗りでツーショットに。
昨今の世界情勢のコロナ禍から話題が始まるのはさすがと思わせる。
海外の恋人と遠距離恋愛していたがダメになった話は必要だったのか。
必要だったのかもしれないが、何か謎めいた部分がなくなって魅力半減した気もする。
おもしろお母さん周典のおっぱいがすげえと思って見ていると、
バチェラーと目が合わないと挙動不審になっていた がんばりメイキャッパー竹下理恵が過呼吸に。おもしろお母さん周典が付き添って別室に閉じ籠り、会場騒然。
あとで何でもない感じで「恵一行くよっ」と、強気で出てきたところが健気。
そんな がんばりメイキャッパー竹下にバチェラーからまさかのローズ進呈。
こんなんありか!
良かったねえと成り行きを見つめる後回しボンドガール杤木愛シャは性格良さそう。
そんなこんなでローズセレモニー。
リア充スマイル鈴木光がサプライズローズ、
がんばりメイキャッパー竹下が過呼吸ローズで、
残る五人の中から一人が落とされる。
私の落選予想は、ここまでいいとこないおもしろお母さん周典と、
いい流れにならないオタサーの姫・月田のどちらか。
そして次のように呼ばれていく
1:情緒不安定の経営者・大内悠里
2:小さな巨人・尾﨑真衣
3:あとまわしボンドガール栃木愛シャ
おもしろお母さんとオタサー姫のどちらか?
落とされたのはおもしろお母さん周典!
さわやかに明るく退場していく姿に好感もったが、キャラがいまいち場にハマらなかったのが敗因な気がする。
五話はカクテルパーティーなしの、デートからのいきなりローズセレモニー。
他人のデートを略奪するか追放されるかのストールンローズの使用が可能になり、どう使うかがポイントになる。
バチェロレッテシーズン2では安全圏にいた伊達男マクファーがリスクも厭わずストールンローズ使用を強行し成功。優勝までの流れを作った。そのマクファーと決勝を争ったのが今回のバチェラー長谷川恵一である。
今回は誰もがオタサー姫・月田が行くべきだと思う流れである。
彼女はツーショットに行けてないのだ。
彼女自身もそのつもりでいた。
しかし急遽開かれた緊急会議で、
行けてないから使用権があって当然みたいな使い方はおかしいという話になる。
周囲の心を突き動かす熱い情熱を持つものがストールンローズを使用するべきだという理屈だ。もっともである。ここにきてもまだ事務的に粛々と行動しようとしている心胆を見透かされてぐうの音も出ない感じのオタサー姫・月田。でもそんなの関係ねえとストールンローズを強奪して逃走するぐらいの捨て身をみんなが期待していた局面だが彼女にそれができるはずもなく。
結局ストールンローズの使用権を得たのは、もう安全圏にいて使うのにリスクしかないがんばりメイキャッパー竹下。その姿はマクファーと重なる。優勝にさらに一歩進んだといっていいだろう。
がんばりメイキャッパー竹下のストールンローズを、結構不安になるぐらい溜めて受け取るバチェラー。
デートを略奪されたのは情緒不安定の経営者・大内悠里である。
おどけてみせていたが、インタビューでは「期待するのはもうやめよう」と涙。
結構ダメージがあったようだ。
譲ってきた人生だったと語る がんばりメイキャッパー竹下。
何年経っても思い出してしまいそうな綺麗な打ち上げ花火をバチェラーと二人で見る。
そこから離れた場所でお留守番集団も同じ空を見ている姿がインサートされる。
泣きながら花火を見ているオタサー姫月田と、幸せいっぱいな瞬間を掴み取った がんばりメイキャッパー竹下との対比がすごい。
お留守番組の中から、小さな巨人・尾﨑真衣がプールに飛び込む。
他のみんなも次々と飛び込んでいくが、やはり取り残されるのはオタサー姫・月田である。
やがて月田も飛び込むのだが、小さな巨人・尾崎が月田に抱きついて泣きながら「ごめんね」と言っていたのが唇の動きでわかる。会議で月田のストールンローズ使用を阻んだ形になったことに対する謝罪なのか。悪魔崇拝的な見た目をしている小さな巨人・尾崎だが、見ていてどんどん好感度が上がっている。
そしてローズセレモニー。
がんばりメイキャッパー竹下がストールンローズで残留を決めているので、残り5名の中から二人脱落。
もちろんオタサー姫・月田が脱落する流れで、あと一人は誰だということになる。
そして以下の結果に
1:情緒不安定の経営者・大内悠里
2:小さな巨人・尾﨑真衣
3:リア充スマイル鈴木光
4:金麦のCMに出てそうな西山
月田以外に落とされたのはあとまわしボンドガール愛シャだった。
ほぼ見た目だけでここまで残ってきたようにも思える。
キャラが上手くハマらなかったのもあるが、外見が強すぎるのでこれまで他の参加者ほど積極性もあまり育ってこなかったのではとも思える。
一緒に落選したオタサー姫・月田は帰りの車の前でついに泣き崩れる。
性格的に番組にあまりハマらなかった。
参加することに意義はあるが、記念受験で他の応募者のワクをひとつ潰してしまった形だ。
第六話は、前回デートを略奪されて時間の経過とともに傷口を広げている感じの情緒不安定の経営者・大内悠里が台風の目。
必死に懐柔していく感じのバチェラー。
それにつけても情緒不安定の経営者・大内悠里のかわいさよ。
今回は五人中、3名しか残れないのにバチェラーはサプライズローズまで渡してしまい素寒貧に。
ナチュラルに相手の身包み剥がしていく、もとキャバ嬢の恐ろしさだ。
この女は並の男が取り扱えるシロモノではない。
バチェラーは結構深みにハマってるように思える。
シーズン1のバチェラー久保裕丈が自分を見失い、蒼川愛を選んだような結末があるかもしれない。
そしてローズセレモニー。
情緒不安定の経営者・大内が残留を決めているので、残れるのは残り4名中二人。
私の落選予想は、あまり深みを感じないリア充スマイル鈴木光と、イマイチ控え目な小さな巨人・尾崎。
まず金麦のCMに出てそうな西山が呼ばれる。
二人目に がんばりメイキャッパー竹下が選ばれ、よっしゃよっしゃと思った。
予想通りの流れだ。
自分でも意外だったが、小さな巨人・尾崎の最後の立ち振る舞いに泣いた。
涙が目に入って沁みてしょうがなかった。
この番組後は世間の殿方から引くてあまただろうけど、それじゃ満足しない人にも見える。相変わらず。
次回配信あたりで決着なのだろうか。
優勝を予想する。
【本命】金麦のCMに出れそうな西山真央。26歳
映像に映る姿はほぼ女優である。なんぼでも眺めていられる。
気性はそれなりに激しい部分もあるのだろうが、他に特に欠点らしい欠点がない。
【対抗馬】がんばりメイキャッパー竹下理恵 34歳
バチェラーとの相性。西山より世話女房タイプに見えて収まりは良いように見える。
ただ本人も告白しているように難病持ちである。子供の話でもバチェラーと方針が合わないという致命的な部分がある。このブログでは全面的に応援していきたい。
【大穴】情緒不安定の経営者・大内悠里 28歳
シーズン3の中川友里に悪魔的要素が加わったようなキャラクターである。
一見雨に濡れた子犬のように弱そう。男にキャラを変えさせるぐらい感情移入させたところで悪魔の契約書を突きつける。そんなオーラを感じる。彼女のバック(家族)が気になる。ムネーモシュネーみたいなのが出てきそう。予告で見た感じだと家族紹介で何か問題が起きる印象。なので大穴とした。
第四話のメインイベントは、
デートに誘われた二人のうちどちらかが楽園追放される2on1デート。
デスマッチだ。
選抜されたのが、
怒れる呉服屋・輿水りさ
そして金麦のCMに出れそうな西山真央。
どちらが一方が楽しくバチェラーと語らっている間、
一方は傍で待機しないといけない地獄の構図。
面と向かってどちらかを地獄に突き落とさなければいけないのだからバチェラーもツラい。
普段余裕ありそうな、金麦のCMに出れそうな西山も表情が暗い。
怒れる呉服屋コシミズはバチェラーの決断を震えて待つ。
結果は予想通り怒れる呉服屋コシミズの落選だった。
悪態をつきまくる様を見ていた視聴者には納得の展開だっただろうが、バチェラーにもその辺は見えていたのだろうか。ほっといたら自爆していく性格は、あまり向いているように思えない。
「プレゼントした浴衣も捨てて欲しい」などと捨て台詞を吐いて去る怒りの呉服屋コシミズ。呉服より袈裟に着替えて禅寺で修行した方がいいのではないか。。。
カクテルパーティーはバチェラーの説教を受けて、
オタサー姫・月田侑里が甘寧一番乗りでツーショットに。
昨今の世界情勢のコロナ禍から話題が始まるのはさすがと思わせる。
海外の恋人と遠距離恋愛していたがダメになった話は必要だったのか。
必要だったのかもしれないが、何か謎めいた部分がなくなって魅力半減した気もする。
おもしろお母さん周典のおっぱいがすげえと思って見ていると、
バチェラーと目が合わないと挙動不審になっていた がんばりメイキャッパー竹下理恵が過呼吸に。おもしろお母さん周典が付き添って別室に閉じ籠り、会場騒然。
あとで何でもない感じで「恵一行くよっ」と、強気で出てきたところが健気。
そんな がんばりメイキャッパー竹下にバチェラーからまさかのローズ進呈。
こんなんありか!
良かったねえと成り行きを見つめる後回しボンドガール杤木愛シャは性格良さそう。
そんなこんなでローズセレモニー。
リア充スマイル鈴木光がサプライズローズ、
がんばりメイキャッパー竹下が過呼吸ローズで、
残る五人の中から一人が落とされる。
私の落選予想は、ここまでいいとこないおもしろお母さん周典と、
いい流れにならないオタサーの姫・月田のどちらか。
そして次のように呼ばれていく
1:情緒不安定の経営者・大内悠里
2:小さな巨人・尾﨑真衣
3:あとまわしボンドガール栃木愛シャ
おもしろお母さんとオタサー姫のどちらか?
落とされたのはおもしろお母さん周典!
さわやかに明るく退場していく姿に好感もったが、キャラがいまいち場にハマらなかったのが敗因な気がする。
五話はカクテルパーティーなしの、デートからのいきなりローズセレモニー。
他人のデートを略奪するか追放されるかのストールンローズの使用が可能になり、どう使うかがポイントになる。
バチェロレッテシーズン2では安全圏にいた伊達男マクファーがリスクも厭わずストールンローズ使用を強行し成功。優勝までの流れを作った。そのマクファーと決勝を争ったのが今回のバチェラー長谷川恵一である。
今回は誰もがオタサー姫・月田が行くべきだと思う流れである。
彼女はツーショットに行けてないのだ。
彼女自身もそのつもりでいた。
しかし急遽開かれた緊急会議で、
行けてないから使用権があって当然みたいな使い方はおかしいという話になる。
周囲の心を突き動かす熱い情熱を持つものがストールンローズを使用するべきだという理屈だ。もっともである。ここにきてもまだ事務的に粛々と行動しようとしている心胆を見透かされてぐうの音も出ない感じのオタサー姫・月田。でもそんなの関係ねえとストールンローズを強奪して逃走するぐらいの捨て身をみんなが期待していた局面だが彼女にそれができるはずもなく。
結局ストールンローズの使用権を得たのは、もう安全圏にいて使うのにリスクしかないがんばりメイキャッパー竹下。その姿はマクファーと重なる。優勝にさらに一歩進んだといっていいだろう。
がんばりメイキャッパー竹下のストールンローズを、結構不安になるぐらい溜めて受け取るバチェラー。
デートを略奪されたのは情緒不安定の経営者・大内悠里である。
おどけてみせていたが、インタビューでは「期待するのはもうやめよう」と涙。
結構ダメージがあったようだ。
譲ってきた人生だったと語る がんばりメイキャッパー竹下。
何年経っても思い出してしまいそうな綺麗な打ち上げ花火をバチェラーと二人で見る。
そこから離れた場所でお留守番集団も同じ空を見ている姿がインサートされる。
泣きながら花火を見ているオタサー姫月田と、幸せいっぱいな瞬間を掴み取った がんばりメイキャッパー竹下との対比がすごい。
お留守番組の中から、小さな巨人・尾﨑真衣がプールに飛び込む。
他のみんなも次々と飛び込んでいくが、やはり取り残されるのはオタサー姫・月田である。
やがて月田も飛び込むのだが、小さな巨人・尾崎が月田に抱きついて泣きながら「ごめんね」と言っていたのが唇の動きでわかる。会議で月田のストールンローズ使用を阻んだ形になったことに対する謝罪なのか。悪魔崇拝的な見た目をしている小さな巨人・尾崎だが、見ていてどんどん好感度が上がっている。
そしてローズセレモニー。
がんばりメイキャッパー竹下がストールンローズで残留を決めているので、残り5名の中から二人脱落。
もちろんオタサー姫・月田が脱落する流れで、あと一人は誰だということになる。
そして以下の結果に
1:情緒不安定の経営者・大内悠里
2:小さな巨人・尾﨑真衣
3:リア充スマイル鈴木光
4:金麦のCMに出てそうな西山
月田以外に落とされたのはあとまわしボンドガール愛シャだった。
ほぼ見た目だけでここまで残ってきたようにも思える。
キャラが上手くハマらなかったのもあるが、外見が強すぎるのでこれまで他の参加者ほど積極性もあまり育ってこなかったのではとも思える。
一緒に落選したオタサー姫・月田は帰りの車の前でついに泣き崩れる。
性格的に番組にあまりハマらなかった。
参加することに意義はあるが、記念受験で他の応募者のワクをひとつ潰してしまった形だ。
第六話は、前回デートを略奪されて時間の経過とともに傷口を広げている感じの情緒不安定の経営者・大内悠里が台風の目。
必死に懐柔していく感じのバチェラー。
それにつけても情緒不安定の経営者・大内悠里のかわいさよ。
今回は五人中、3名しか残れないのにバチェラーはサプライズローズまで渡してしまい素寒貧に。
ナチュラルに相手の身包み剥がしていく、もとキャバ嬢の恐ろしさだ。
この女は並の男が取り扱えるシロモノではない。
バチェラーは結構深みにハマってるように思える。
シーズン1のバチェラー久保裕丈が自分を見失い、蒼川愛を選んだような結末があるかもしれない。
そしてローズセレモニー。
情緒不安定の経営者・大内が残留を決めているので、残れるのは残り4名中二人。
私の落選予想は、あまり深みを感じないリア充スマイル鈴木光と、イマイチ控え目な小さな巨人・尾崎。
まず金麦のCMに出てそうな西山が呼ばれる。
二人目に がんばりメイキャッパー竹下が選ばれ、よっしゃよっしゃと思った。
予想通りの流れだ。
自分でも意外だったが、小さな巨人・尾崎の最後の立ち振る舞いに泣いた。
涙が目に入って沁みてしょうがなかった。
この番組後は世間の殿方から引くてあまただろうけど、それじゃ満足しない人にも見える。相変わらず。
次回配信あたりで決着なのだろうか。
優勝を予想する。
【本命】金麦のCMに出れそうな西山真央。26歳
映像に映る姿はほぼ女優である。なんぼでも眺めていられる。
気性はそれなりに激しい部分もあるのだろうが、他に特に欠点らしい欠点がない。
【対抗馬】がんばりメイキャッパー竹下理恵 34歳
バチェラーとの相性。西山より世話女房タイプに見えて収まりは良いように見える。
ただ本人も告白しているように難病持ちである。子供の話でもバチェラーと方針が合わないという致命的な部分がある。このブログでは全面的に応援していきたい。
【大穴】情緒不安定の経営者・大内悠里 28歳
シーズン3の中川友里に悪魔的要素が加わったようなキャラクターである。
一見雨に濡れた子犬のように弱そう。男にキャラを変えさせるぐらい感情移入させたところで悪魔の契約書を突きつける。そんなオーラを感じる。彼女のバック(家族)が気になる。ムネーモシュネーみたいなのが出てきそう。予告で見た感じだと家族紹介で何か問題が起きる印象。なので大穴とした。
タグ:バチェラー・ジャパン
【三話までの感想追記】地獄の一丁目へようこそ!バチェラージャパン シーズン5開幕!! [モテる漫画]
泣いたり笑ったり、それが映画だ!という言葉がある。
(画像は小栗左多里「ダーリンは外国人」)
批判も多い恋愛リアリティーショー。
出演応募者はひょっとしたら死ぬこともあるかもしらんという覚悟で出てきているかもしれない。
そんな彼女らの覚悟に応えるには、本気で怒ったり笑ったり泣いたり、偉そうに上から目線で論評していくのが礼儀だと思う。せんべいをバリバリかじりながら。
バチェラー・ジャパンシーズン5、出場全選手、入場ッ!
【優勝候補ツートップ】
西山 真央 26 元建設会社広報
ナチュラルで可愛い。ナンバーワン。
↓
【三話までを見て】インプレッションローズが鈴木光だったので意外と出足が悪かった印象だが、回を追うごとに存在感を増す。四天王の一人と言えるほどの成果を叩き出す。
竹田 智美 30 ヨガインストラクター
サムネと初見のイメージがあまりよくなかったが、見ているうちに優勝候補に見えてきたから不思議。思わずもう一回再生しちゃった。いけてるいけてないの落差が激しそう。キャラがハマれば強そう
↓
【三話までを見て】まさかの一回戦負け!いけてない時だったのか。
【上位に絡みそうツートップ】
杤木 愛シャ 26 モデル
とにかく見た目はゴージャスである。どんな生活してるのか分からない。ボンドガールみたい。闇深い漫画が好きということで漫画ブログとしては応援していきたい。「安定の転生系」発言から、今どきの漫画読みなのだろうけど私は一向に構わん!
↓
【三話までを見て】レッドカーペットの登場はまさにボンドガールだったが、意外と壁の花みたいな出番少なくて愚痴る存在になっている。バチェラーとの鉄板の話題がないのだろうか。
大内 悠里 28 飲食店経営
元キャバ嬢からの五店舗経営という実力者?パトロンいそう。真木よう子みたいでかっこいいし、シーズン3の中川のような量産型でない一点物な感じ。ケンカになった時が激しそうで、ちょっと危険信号も感じる。
↓
【三話までを見て】やはりシーズン三の中川のような不安定さがあり、今後が不安。情けで早々に落とされそうな気がする。驚くのは他の女性陣のアイドルのような存在になっていること。彼女がパーティーでツーショットになる姿を、告白する友達を応援する女友達のように他女性陣が遠巻きに観察しているのが面白い。
【キャラがハマれば強そうな二人】
齋藤 由依 35 芸術家
サムネ見てマツコ・デラックスかと思った。動画で見るとそこまで悪くないけども、痩せないと厳しいだろう。初回で落とされるかどうかが見もの。シーズン2福良真莉果のような大化けを期待したい
↓
【三話までを見て】割と残るのかなと思いきや第二話で落選。
周 典(しゅうてん) 31 フードアドバイザー
ひょうきんな人。いいお母さんになりそう。いい歳の取り方しそう。怒ると怖そう。
↓
【三話までを見て】予想通りの百面相キャラ。その辺が、いまいち恋愛を深める方向に働いてない気がする。
【序盤で落とされそう】
月田侑里 30 元外資系企業法人営業
バチェラーマニア。オタサーの姫って感じ。やる気なさそう。早々に落ちそう。
↓
【三話までを見て】第一話カクテルパーティーで、他の参加者にバチェラーを譲るという暴挙で今田らの間でも悪い意味で印象を残す。撮影に緊張しているのではと指原がフォローを入れたが、やる気ない、さっさと落とされろと思って見ていた。だがしかし驚異の粘り腰。第三話で最後の一人に選ばれたときは思わず声が出た。「おかえりなさいご主人様」発言とか謎の人物である。説教相手として残ってるだけで、そのうち落とされそうな気はする。
竹下 理恵 34 メイク講師
ダメンズ好き。比較的素朴な感じで競争力は強くなさそう。常識ありそう。しっかりお金貯めてそう。こんなところに出てきてないで性格のいい旦那を捕まえて、幸せに暮らしてほしい。
↓
【三話までを見て】意外に第三話まで首位ぐらいの印象を残している。バチェラーとも一番噛み合ってる、すでに尻に敷いてる感もある。バチェラーの子育て談義に不満爆発。指原曰く、この話題は結構地雷なのだそうで、今田らも男性MCたちも恐縮していた。他女性陣にバチェラーの悪印象を広めつつ、本人はその後ラブラブモードでそれってどうなのという気はする。筋肉が弛緩してく系の難病持ちということが明かされ、その辺の話題は人一倍敏感なのだなとは思った。序盤で頭角を表す人は中盤で落とされる傾向があるが彼女はどうか。
児玉 愛里 29 俳優
サムネが悪すぎる。LGTBからついに…!と思った。老け顔でスナックのママみたい。遠目に滝川クリステルに見えないこともない。空手やってるのは好印象。
↓
【三話までを見て】一回戦敗退。
高須賀 佑紀 29 美容サロン役員
頑張ってる感じの人。真面目そう。ギャルを自称しているがギャルか?29だし。
↓
【三話までを見て】三回戦敗退
尾﨑 真衣 26 社長秘書
高みを目指しすぎて、色々歪みが表れてるように見える。
↓
【三話までを見て】物議を醸したバチェラーの子育て談義に共感し、かなり順位を上げた。番組で見ると結構可憐な感じであるが、昔見た芸能人デート番組での紗栄子の姿にもかぶるのである。
【中堅どころ】
鈴木 光 25 カフェ店長
ハーフみたいなクッキリした顔立ち。気が強いのかな?
↓
【三話までを見て】最初のカクテルパーティーでローズをゲット。MCたちの間でも好評だったが、すぐに失速した感じがある。ちょっと森泉っぽい。
輿水(こしみず) りさ25呉服店勤務
ホラー映画好き。ハーフなのだろうか。ちょっとバタくさい感じ。少女趣味?が、ちょっと痛く見える。ドレスアップした大人っぽい感じの方がいいと思う。
↓
【三話までを見て】その出番の少なさから、反バチェラーの急先鋒的な言動が目立つ。「長谷川の名前を聞いただけで じんましんが出る」「パッキングしたので帰る」とまで不満を露わにするが、デートに誘われると一転、猫撫で声に。愛情の深さはあるのだろうが、こういう人は俺はダメで不幸になる未来しか見えない。バチェラーのキャラクター的に強い女性の方が相性はいいのかもしれないが。
本田 美羽 25 舞台俳優
ふにゃふにゃしていてトラブルもないが競争力弱そう。早々に落とされる可能性もありそう。
↓
【三話までを見て】どこかいいとこもあったが三回戦敗退。
大野博美 28 パーソナルトレーナー
モテ自慢?そんなにいいかな?婚約まで行ったが相手の浮気で破談。だめんず好きっぽい。
↓
【三話までを見て】大不評の子育て談義でバチェラーに直接注意する姿は良かった。しかしその回は残って次回で落とされる。
明石真由美 26 アパレル業
元AKB仮研究生。クオリティは高いが、そろそろ痛さが出てきてる感じで、もう少し落ち着いた方がいい気がする。さとう玉緒みたいなあざとさが鼻につく。
↓
【三話までを見て】登場するたび、この女には気をつけろというアラームが脳内に鳴り響く。それだけクオリティは高い。三回戦敗退。普段追われるがわっぽいので、捨て身になれなさそうなのが敗因か。ローズをもらえなかった大内 悠里のために泣いているところは良かった。そこをバチェラーが見ていれば。。。
(画像は小栗左多里「ダーリンは外国人」)
批判も多い恋愛リアリティーショー。
出演応募者はひょっとしたら死ぬこともあるかもしらんという覚悟で出てきているかもしれない。
そんな彼女らの覚悟に応えるには、本気で怒ったり笑ったり泣いたり、偉そうに上から目線で論評していくのが礼儀だと思う。せんべいをバリバリかじりながら。
バチェラー・ジャパンシーズン5、出場全選手、入場ッ!
【優勝候補ツートップ】
西山 真央 26 元建設会社広報
ナチュラルで可愛い。ナンバーワン。
↓
【三話までを見て】インプレッションローズが鈴木光だったので意外と出足が悪かった印象だが、回を追うごとに存在感を増す。四天王の一人と言えるほどの成果を叩き出す。
竹田 智美 30 ヨガインストラクター
サムネと初見のイメージがあまりよくなかったが、見ているうちに優勝候補に見えてきたから不思議。思わずもう一回再生しちゃった。いけてるいけてないの落差が激しそう。キャラがハマれば強そう
↓
【三話までを見て】まさかの一回戦負け!いけてない時だったのか。
【上位に絡みそうツートップ】
杤木 愛シャ 26 モデル
とにかく見た目はゴージャスである。どんな生活してるのか分からない。ボンドガールみたい。闇深い漫画が好きということで漫画ブログとしては応援していきたい。「安定の転生系」発言から、今どきの漫画読みなのだろうけど私は一向に構わん!
↓
【三話までを見て】レッドカーペットの登場はまさにボンドガールだったが、意外と壁の花みたいな出番少なくて愚痴る存在になっている。バチェラーとの鉄板の話題がないのだろうか。
大内 悠里 28 飲食店経営
元キャバ嬢からの五店舗経営という実力者?パトロンいそう。真木よう子みたいでかっこいいし、シーズン3の中川のような量産型でない一点物な感じ。ケンカになった時が激しそうで、ちょっと危険信号も感じる。
↓
【三話までを見て】やはりシーズン三の中川のような不安定さがあり、今後が不安。情けで早々に落とされそうな気がする。驚くのは他の女性陣のアイドルのような存在になっていること。彼女がパーティーでツーショットになる姿を、告白する友達を応援する女友達のように他女性陣が遠巻きに観察しているのが面白い。
【キャラがハマれば強そうな二人】
齋藤 由依 35 芸術家
サムネ見てマツコ・デラックスかと思った。動画で見るとそこまで悪くないけども、痩せないと厳しいだろう。初回で落とされるかどうかが見もの。シーズン2福良真莉果のような大化けを期待したい
↓
【三話までを見て】割と残るのかなと思いきや第二話で落選。
周 典(しゅうてん) 31 フードアドバイザー
ひょうきんな人。いいお母さんになりそう。いい歳の取り方しそう。怒ると怖そう。
↓
【三話までを見て】予想通りの百面相キャラ。その辺が、いまいち恋愛を深める方向に働いてない気がする。
【序盤で落とされそう】
月田侑里 30 元外資系企業法人営業
バチェラーマニア。オタサーの姫って感じ。やる気なさそう。早々に落ちそう。
↓
【三話までを見て】第一話カクテルパーティーで、他の参加者にバチェラーを譲るという暴挙で今田らの間でも悪い意味で印象を残す。撮影に緊張しているのではと指原がフォローを入れたが、やる気ない、さっさと落とされろと思って見ていた。だがしかし驚異の粘り腰。第三話で最後の一人に選ばれたときは思わず声が出た。「おかえりなさいご主人様」発言とか謎の人物である。説教相手として残ってるだけで、そのうち落とされそうな気はする。
竹下 理恵 34 メイク講師
ダメンズ好き。比較的素朴な感じで競争力は強くなさそう。常識ありそう。しっかりお金貯めてそう。こんなところに出てきてないで性格のいい旦那を捕まえて、幸せに暮らしてほしい。
↓
【三話までを見て】意外に第三話まで首位ぐらいの印象を残している。バチェラーとも一番噛み合ってる、すでに尻に敷いてる感もある。バチェラーの子育て談義に不満爆発。指原曰く、この話題は結構地雷なのだそうで、今田らも男性MCたちも恐縮していた。他女性陣にバチェラーの悪印象を広めつつ、本人はその後ラブラブモードでそれってどうなのという気はする。筋肉が弛緩してく系の難病持ちということが明かされ、その辺の話題は人一倍敏感なのだなとは思った。序盤で頭角を表す人は中盤で落とされる傾向があるが彼女はどうか。
児玉 愛里 29 俳優
サムネが悪すぎる。LGTBからついに…!と思った。老け顔でスナックのママみたい。遠目に滝川クリステルに見えないこともない。空手やってるのは好印象。
↓
【三話までを見て】一回戦敗退。
高須賀 佑紀 29 美容サロン役員
頑張ってる感じの人。真面目そう。ギャルを自称しているがギャルか?29だし。
↓
【三話までを見て】三回戦敗退
尾﨑 真衣 26 社長秘書
高みを目指しすぎて、色々歪みが表れてるように見える。
↓
【三話までを見て】物議を醸したバチェラーの子育て談義に共感し、かなり順位を上げた。番組で見ると結構可憐な感じであるが、昔見た芸能人デート番組での紗栄子の姿にもかぶるのである。
【中堅どころ】
鈴木 光 25 カフェ店長
ハーフみたいなクッキリした顔立ち。気が強いのかな?
↓
【三話までを見て】最初のカクテルパーティーでローズをゲット。MCたちの間でも好評だったが、すぐに失速した感じがある。ちょっと森泉っぽい。
輿水(こしみず) りさ25呉服店勤務
ホラー映画好き。ハーフなのだろうか。ちょっとバタくさい感じ。少女趣味?が、ちょっと痛く見える。ドレスアップした大人っぽい感じの方がいいと思う。
↓
【三話までを見て】その出番の少なさから、反バチェラーの急先鋒的な言動が目立つ。「長谷川の名前を聞いただけで じんましんが出る」「パッキングしたので帰る」とまで不満を露わにするが、デートに誘われると一転、猫撫で声に。愛情の深さはあるのだろうが、こういう人は俺はダメで不幸になる未来しか見えない。バチェラーのキャラクター的に強い女性の方が相性はいいのかもしれないが。
本田 美羽 25 舞台俳優
ふにゃふにゃしていてトラブルもないが競争力弱そう。早々に落とされる可能性もありそう。
↓
【三話までを見て】どこかいいとこもあったが三回戦敗退。
大野博美 28 パーソナルトレーナー
モテ自慢?そんなにいいかな?婚約まで行ったが相手の浮気で破談。だめんず好きっぽい。
↓
【三話までを見て】大不評の子育て談義でバチェラーに直接注意する姿は良かった。しかしその回は残って次回で落とされる。
明石真由美 26 アパレル業
元AKB仮研究生。クオリティは高いが、そろそろ痛さが出てきてる感じで、もう少し落ち着いた方がいい気がする。さとう玉緒みたいなあざとさが鼻につく。
↓
【三話までを見て】登場するたび、この女には気をつけろというアラームが脳内に鳴り響く。それだけクオリティは高い。三回戦敗退。普段追われるがわっぽいので、捨て身になれなさそうなのが敗因か。ローズをもらえなかった大内 悠里のために泣いているところは良かった。そこをバチェラーが見ていれば。。。
性的消費、わからんでもない。松本千秋「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」 [モテる漫画]
「彼とはマッチングアプリで知り合った」なんて平気で言う女の子がいる。
結婚式では伏せるのが定石だとブライダルの仕事をしてる人から聞いた。
マッチングアプリは興味があるが、こういうのは結婚相談所と同じで、
どうせ西島秀俊似のイケメンでもアラフォーなんて需要ないでしょと思うので、やったことはない。
こないだ地元のニュースで、マッチングアプリを使った美人局があった。
さびしい場所に誘導して、そこに待ち伏せていた男たちが出てきて…という手口だったらしい。怖。
やってなくてよかったと思う。
それでもAmazonに勧められた
「38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記」が気になって、
なんとなく購入して読んでみた。
幻冬舎+テレビ東京+note「#コミックエッセイ大賞」第1回入賞作品 で、
TVドラマ化もされているらしい。作者の松本千秋は元銀座のホステス。
なのでもっと素人っぽいものを想像していたが、
ジブリみたいな絵柄で、作画のアラみたいなものが感じられない。プロの仕事だ。
日本漫画界は層が厚すぎる。
さて実話に基づくフィクションという内容だが、
友人に勧められてマッチングアプリを始めてみた作者。
38歳という実年齢、ある程度顔がわからないようにしてプロフを公開してみたところ、
マッチングしまくりでしかもイケメンと出逢い放題。
そこは元銀座のホステス力(りょく)というものだろうか。
こういう漫画は大抵、信じられないような変な男が次から次へと、というのが定石。
だがイケメン重視で選んでいるせいか、出会ってみて余裕がある男が多い。
変な男もいるのだろうが、そんな男にページが割けないぐらい、イケメン無双してしまう。
相手がイケメン故に余裕があるので、
男女の友情は成立するみたいな風な満足の仕方をする作者だったが、
慎重だったセックスを一度してしまうと段々歯止めが効かなくなる。
そんな生活も、
やがてアプリを勧めてくれた友人が自殺することで打ち止めになる。。。
…かと思いきや、2週間でギブアップして三ヶ月で18人と会う。
この記事を書いていて、さらに続編もあることを知る。
作者は漫画のネタにして得るものは大きかったと思うが、確実に何かを失っている。
印象に残った書評に
「減るもんじゃなしと男はいうが、女にとってゆきずりのセックスは確実に何かが減るんです」というのがあった。やはり性的消費ですか。
面白いか面白くないかと聞かれると判断に困る。
読めてしまうというか、それでいてなんか打ちのめされる。
今回記事にするために再度読み返したのだが本を開く指が重かった。
一応続編の発注はかけてみた。
作者の名前で検索すると、マスクはしているが素顔が拝める。
ちょっと痩せ気味だけど、めちゃくちゃ美人っぽい。エロい。
これなら38にしてイケメン無双できるのもうなずける。
ちょっとマッチングアプリやってみようかなと思わないこともない。
でも地方だとあまりマッチングしないらしい。ギャフン。
38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記 (幻冬舎単行本)
- 作者: 松本千秋
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2020/10/07
- メディア: Kindle版
38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみたヤバい結果日記 (幻冬舎単行本)
- 作者: 松本千秋
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2021/10/28
- メディア: Kindle版
タグ:性的搾取
漫画を読むのが辛くなる本、アルテイシア「フェミニズムに出会って長生きしたくなった。」を読んだ。 [モテる漫画]
なにかフェミニズムの本を読んで勉強しときたいなシリーズ第二弾。
59番目のプロポーズで知られるアルテイシアの
「フェミニズムに出会って長生きしたくなった。」を読んだ。
これまでアルテイシア氏の本を4冊ぐらい読んでいたと気づく。
(59番目のプロポーズ、続59番目のプロポーズ、恋愛格闘家、モタク)
けっこう読んでるなと思うが、最後に読んだのが10年前か。
Kindle Unlimitedで久しぶりに見つけた彼女の著作が
紙でも買うぐらい面白かったので、それはこないだブログに書いた。
その時、彼女が描いたフェミニズム本も面白いだろうと思って一緒に購入していた。
しかし今回紹介するそのフェミ本は半分ぐらい読んでイヤになってしまった。
(がんばって読破したけど)
紙の本でも買うぐらい面白かった本の方にも、
著者のフェミニズムに関する思想が少し書かれていて、
それを読んだ時からイヤな予感はしていた。
そこにはこんな風に書いてあった。
とある酒場に行ったら男二人が「男性専用車両も作ってほしい」という会話をしていた。
これに著者はブチギレ。帰宅して旦那に離婚だなんだとネチネチと八つ当たりしたという。
ひどい嫁さん、いや奥さん、いやパートナーさんだなと思うしかない。
わたしゃ情緒安定してない人が死ぬほど苦手。
しかも旦那さんは全く性差別感覚とか無い人だそうだ。
こんなんDVですよ。
まあ終始そんなテンションで書かれた本なんですな。
これを踏まえておくと色々理解しやすいのだが、
性被害者に異議を唱えるのはフェミニズム的には超タブーであるらしい。
冤罪事件などは全く別の次元の話だとフェミニストは捉えている。
件のフェミニズム本、なんか既視感があるなと思ったら、
むかし学生時代の友人が突然訪ねてきて置いていった新興宗教信者のための漫画と似てる。
読んでいると善行を積まなきゃと強迫観念に近いものを植え付けられる。
差し当たって漫画を読むのが辛くなってくる。
この表現はセーフ?アウト?と、
いちいち読みながら考えてしまうようになる。
私は下戸であるが、酒がまずくなる、酔えない、みたいな感覚なのかな。
著者のアルテイシアさんは漫画好きで、前回読んだ本は4割ジョジョな印象だった。
それでもエロ表現は性犯罪を増加させてると問題提起している。
特にお風呂のぞくシーンに厳しい。
なぜフェミニストは漫画を燃やそうとするのかという問題。
過去の悪書追放運動と何が違うのかという興味。
漫画のグローバル化により近い将来起こるであろう、
もっと大規模な世界的表現規制運動に備えて考えなければいけない。
ところで、
一般的な社会人感覚を持っていれば、
このアルテイシア氏のフェミ本は特に読む必要はないと思う。
ネットで見かけるフェミニストから受ける印象と大差ない。
ましてや漫画を読むのが辛くなってまで。
漫画を読んでいて色んな表現が引っかかるようになるのは、
感覚がアップデートしてるから良いのでは?という捉え方もあると思う。
だが聖者が、宗教家が漫画を読むだろうか?
漫画は基本的に低俗なものである。
庶民に向けた、粗野なものだからこそ面白いのだ。
だからこそ広く浅く受け入れられ、
受け入れた世代が管理職になったときに、その作品は世の中に大きな意味をもつ。
(画像は「味いちもんめ」10巻 倉田よしみ/あべ善太)
そこをノウハウに出来れば金鉱なのだが、
感覚的で安定しておらず困難がゆえに価値のあることなのである。
意識高い人はそこをよく間違えて、
意識高くすれば作品が良くなると勘違いして高尚なものを出してきて爆死する。
流行りのYouTuberの何が面白いのかわからねえ、TVのバラエティくだらねえとか言って得意がってるようではダメだ。
「ジャンプでフェミ漫画を始めれば売れる可能性むちゃ高い」
と言った有名フェミニストがいたが、とんでもない的外れな意見だ。
アルテイシア氏のフェミ本も、だいたいそんな論法に陥っている。
アルテイシア氏のフェミニズム本を読んで、
不味くなった酒の中には著者の過去作品もある。
ここにアルテイシア論の問題の本質がある。
17年前に書かれた著者の代表作「59番目のプロポーズ」で紹介されてた旦那さんの、
非モテの肥大化した被害者意識を表した独身時代のエピソードを紹介する。
>「…前の会社に『職場でNo.1の美人』って言われてた人がいて、まあ本当に綺麗でモテ系なんだけど、俺にとっては敵認定したから、会うたびに『今日も化粧が濃いですね!もうマスク取れかけでフェイスフラッシュが出てますよ』とか言うんだけど、向こうは屁でもないって感じで。こっちなんて虫以下だからさ。
>それでその人が結婚退職することになって『送別会来てくださいね!その日は最後だからお触りもオッケーですよ』とか言われて…
>死んでもいくもんかと。職場で俺だけが行かなかった。『意地悪言ってて本当はあの人も私のこと好きだったのね』なんて思わせてたまるか!と思って。それで最後の寄せ書きに『チンポコ』って書いたら上司に呼び出されて怒られた」
最後しょーもなくてすごい笑えるんだけど、
フェミニズム的にはもちろんアウトということになる。
アルテイシア旦那の寄せ書きが、
一生の傷になったと女性が訴えでたら
「ですよね、かわいそう」と言うしかない。
人を傷つける笑いだ!性暴力だ!と言われてしまう。
しかしだ。
この寄せ書きのエピソードを面白いと思うことは、
そんなに罪悪なのだろうか?
人間の複雑な心理というものをリアルに表している名エピソードだと俺は思う。
聖職者にこんな説話は作れない。フェミニストにも書けない。
こんな表現が許されなくなっていく世の中でいいのか。
いいものしか見ないという世の中は、同時になにかを失っていくディストピアだ。
きれいはきたない、きたないはきれい。
ついでに、最近読んで引っかかったので紹介するが、
同じくフェミニストだと思われる峰なゆかの漫画「AV女優ちゃん」もそう。
峰なゆかもアルテイシアも単行本の巻末でフェミニストの代表格、田嶋陽子と対談してる。
SPA!2022年12月6日号(Kindle Unlimited対象)「AV女優ちゃん」
「平凡な女の幸せルート」に乗ってくれると期待していた妹が、
12歳年上の古紙回収業の30歳に妊娠させられて落胆するというエピソードがある。
まず古紙回収という職業差別的な笑いに加え、
保護者が良かれと推し着せる「平凡な女の幸せルート」的な表現もフェミニズム違反に抵触するだろう。
もちろん漫画としてはリアルな人間を描いていて面白い。
そうやってフェミニストは山崎ケイの「ちょうどいいブス」や、
酒井順子の「負け犬の遠吠え」を血祭りに上げてきたことがアルテイシア氏の本には書かれている。
わたしゃ所作で艶を醸し出す山崎ケイの芸風がすごい好きだったんだけど。
世の中の不幸を全部無くそうとしたら、
オウムになってハルマゲドン起こすしかない、と言った人がいる。
もともとは「良いことをしよう」という素朴な発想だったのに、
その思考がどんどん先鋭化しておかしくなっていく。
アルテイシア氏の旧作新作を読み比べてみて、そんなことを感じた。
おむつ替えをしていた会社の先輩に、
「見てこのツルツルのお尻!触ってみる?」と言われ、
赤ちゃんの肌に触れて感動したエピソードが氏のフェミ本にある。
これもイカンらしい。
プライベートパーツだから赤ちゃんの了承なく見たり触ったりはダメという理屈だ。
…わからんでもないけども!
「XXちゃんのお母さん、美人だよね〜」
アルテイシア氏の本によると、こんな親子の会話もアウト。
流行りのルッキズムというやつだ。
人を見た目で判断しないという素朴な考えが、どんどん先鋭化していっている。
いったい何のために、どこを目指しているのだろうか。
こういった話題で度々友人たちと絶交だ何だと軋轢を引き起こしていることも本には書かれている。
やっぱり宗教にハマった人みたいだ。
そのうちアルテイシアという名前を返上する日も来るかもしれない。
富野由悠季が創造したキャラクターから名前を借りているのは、
フェミニズム的にはふさわしくないという考え方もできるからだ。
(画像は「ガンダムを創った男たち」大和田秀樹)
アルテイシア氏は今後どうなっていくのか。
本の中で「ヘルジャパン」というワードが出てくる。
最初はおもろいなーと笑って読んでいたのだが、あまりにも何度も出てくるので不安になってくる。
彼女の近況はいったいどうなっているのか。
最近ちょこちょことチェックしている。
私個人の印象だが、氏は左傾化していってるのではないかと思う。
これも私の印象だが、左翼的な人は情に熱く、親切な人が多いと思う。
だから悪くすると善行に対する強迫観念と、「しがらみ」でやられていく。
あちらにも不幸、こちらにも不幸、
見てみぬふりする自分はずるいんじゃないかと色んな市民運動に手を出し、
そのうち政治運動することそのものが目的の人みたくなっていく。
彼女は些細な悪を見逃さない的な宣言も本の中でして、自分を追い詰めている。
立派かもしれないけど、新興宗教のカモにされる人を連想したりもする。
自分が救えるのは自分と、周囲の少しの人だけという利己的な考え方も時には必要だ。
そして白黒はっきりさせるのではなく、グレーも世の中を支えている重要な色だという認識も大事。
漫画のスキャンも白黒2階調ではなく、グレースケールの方がキレイに取り込める。
まあ旦那さん、いやパートナーさんの59番がいる限り、彼女は最悪なことにはならないと思う。
不定期で、続く。
「わたしたちは無痛恋愛がしたい」がダメだった人が見るべき「コレコレYouTubeライブ」 [モテる漫画]
前回からの続き
瀧波ユカリのフェーミニズム宣言、
「わたしたちは無痛恋愛がしたい」の1巻と2巻を購入して読んで、
あまりフェミ的学びが得られた気がしないのは残念に思うことのひとつだ。
『緊急事態でも手を出してはいけないウルトラマンポーズ』は良い。
ちょっとどうかと思うけども、考えさせられるエピソードではある。
こういうのをもっとくれ!…って思うんだよ。
ところが、
フェミトラマンがフェミシウム光線で倒すべき敵が、
ヤリチンイケメン怪獣だったり、
家まで営業かけにくる大宇宙なれなれしい美容師だったり、
マッチングアプリで出会ってセックスしたら(するなよ)執着してきたモラハラ男だったり、
え、あ、うん。普通に良くないよね、
誰が見ても普通にダメ、ってことばかり。
勧善懲悪なんだな。
若き日のフェミおじさんに至っては、
飲み会で隣に座った大して親しくもない女の子の髪を撫でだしたりで大概である。
そんなやついるかあ?
いやまあいるんだろうけど、俺は見たことない。
ちょっと作者周辺のレベルが高すぎるんじゃなかろうかと思う。
俺たちはこういうヤツらと一緒にされてるのか?
そしてサークルの仲間と、
フェミニズムについての勉強を始める若き日のフェミおじさんだったが、
勉強内容については割愛される。
そこを漫画に描かんのかーい!
フェミ的かどうかは知らないが、
そういう学びがあったと最近強く感じるのは
コレコレさんのYouTubeライブ。
視聴者からの相談により、
女性への対応を誤った男性YouTuberが次々と血祭りに上げられている。
特に未成年相手のトラブルだとコレコレさんは相当厳しく容赦がない。
これ聞いてるとほんとに未成年はアカン時代なのねと思う。
「コレコレさんに通報する」と言う女性の捨て台詞で、
男性YouTuberたちは震え上がるものらしい。
このYouTubeライブを聞いていて思うのだが、
職場恋愛は完全にダメ、という時代が確実に来ると思う。
アッメーリカではすでにそう、なんてこともよく聞きますが。
芸能事務所の社員と芸能人、先生と生徒。
これが例えばハニートラップを疑う余地があったとしても、
立証できない限りは職位を使ったハラスメントと言われても仕方がない。
そして女性側が仕掛けたハニートラップだったことも結構多く(逮捕まで至るケースもある)、
恐怖を感じる。
女子生徒が茶目っ気で言った「お祝いメールください」を真に受けて、
メールアドレスを聞いてきた男性教員に女子生徒がドン引き。
あわや150万人が聞いているYouTubeライブでしがない男性教師が晒される?
…という展開になったこともあった。
しかしそこはアイドルプロデュースをしていて、
男女のコミニュケーションのギャップに慣れているコレコレさんである。
男が勘違いして暴走する心理もわかるとして晒されるのは免れていた。
→くわしくは過去記事参照のこと
女性への対応を間違えると150万人に晒される。
恐ろしい時代である。
「わたしたちは無痛恋愛がしたい」には、
そんな学びを期待していたのだが残念ながらそういうものは無かった。
性差による需要や認識のズレもあるだろから仕方がないのかもしれない。
そういえば、
若い女と付き合う中年はキモい、みたいなフェミツイートも全然珍しくない。
漫画のヒロインとフェミおじさんが交際し出したら、
そういうこともテーマとして取り上げるのだろうか?
自分を守ってくれると思っていたフェミニズムが、
自分が攻撃される口実にもなる。
ううむ、実に最終回っぽい深いテーマだ。
しかし物語の中で唐突に10年も時代がながれて、
ヒロインも若すぎるとまではいかなくなってしまった。
…なんで10年も時代流してしまったんや。。。
瀧波ユカリのフェーミニズム宣言、
「わたしたちは無痛恋愛がしたい」の1巻と2巻を購入して読んで、
あまりフェミ的学びが得られた気がしないのは残念に思うことのひとつだ。
『緊急事態でも手を出してはいけないウルトラマンポーズ』は良い。
ちょっとどうかと思うけども、考えさせられるエピソードではある。
こういうのをもっとくれ!…って思うんだよ。
ところが、
フェミトラマンがフェミシウム光線で倒すべき敵が、
ヤリチンイケメン怪獣だったり、
家まで営業かけにくる大宇宙なれなれしい美容師だったり、
マッチングアプリで出会ってセックスしたら(するなよ)執着してきたモラハラ男だったり、
え、あ、うん。普通に良くないよね、
誰が見ても普通にダメ、ってことばかり。
勧善懲悪なんだな。
若き日のフェミおじさんに至っては、
飲み会で隣に座った大して親しくもない女の子の髪を撫でだしたりで大概である。
そんなやついるかあ?
いやまあいるんだろうけど、俺は見たことない。
ちょっと作者周辺のレベルが高すぎるんじゃなかろうかと思う。
俺たちはこういうヤツらと一緒にされてるのか?
そしてサークルの仲間と、
フェミニズムについての勉強を始める若き日のフェミおじさんだったが、
勉強内容については割愛される。
そこを漫画に描かんのかーい!
フェミ的かどうかは知らないが、
そういう学びがあったと最近強く感じるのは
コレコレさんのYouTubeライブ。
視聴者からの相談により、
女性への対応を誤った男性YouTuberが次々と血祭りに上げられている。
特に未成年相手のトラブルだとコレコレさんは相当厳しく容赦がない。
これ聞いてるとほんとに未成年はアカン時代なのねと思う。
「コレコレさんに通報する」と言う女性の捨て台詞で、
男性YouTuberたちは震え上がるものらしい。
このYouTubeライブを聞いていて思うのだが、
職場恋愛は完全にダメ、という時代が確実に来ると思う。
アッメーリカではすでにそう、なんてこともよく聞きますが。
芸能事務所の社員と芸能人、先生と生徒。
これが例えばハニートラップを疑う余地があったとしても、
立証できない限りは職位を使ったハラスメントと言われても仕方がない。
そして女性側が仕掛けたハニートラップだったことも結構多く(逮捕まで至るケースもある)、
恐怖を感じる。
女子生徒が茶目っ気で言った「お祝いメールください」を真に受けて、
メールアドレスを聞いてきた男性教員に女子生徒がドン引き。
あわや150万人が聞いているYouTubeライブでしがない男性教師が晒される?
…という展開になったこともあった。
しかしそこはアイドルプロデュースをしていて、
男女のコミニュケーションのギャップに慣れているコレコレさんである。
男が勘違いして暴走する心理もわかるとして晒されるのは免れていた。
→くわしくは過去記事参照のこと
女性への対応を間違えると150万人に晒される。
恐ろしい時代である。
「わたしたちは無痛恋愛がしたい」には、
そんな学びを期待していたのだが残念ながらそういうものは無かった。
性差による需要や認識のズレもあるだろから仕方がないのかもしれない。
そういえば、
若い女と付き合う中年はキモい、みたいなフェミツイートも全然珍しくない。
漫画のヒロインとフェミおじさんが交際し出したら、
そういうこともテーマとして取り上げるのだろうか?
自分を守ってくれると思っていたフェミニズムが、
自分が攻撃される口実にもなる。
ううむ、実に最終回っぽい深いテーマだ。
しかし物語の中で唐突に10年も時代がながれて、
ヒロインも若すぎるとまではいかなくなってしまった。
…なんで10年も時代流してしまったんや。。。
わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~ 分冊版(1) (&Sofaコミックス)
- 作者: 瀧波ユカリ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2022/05/23
- メディア: Kindle版
わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~(2) (&Sofaコミックス)
- 作者: 瀧波ユカリ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2022/09/22
- メディア: Kindle版
理想の彼氏はフェミおじさん?瀧波ユカリ「私たちは無痛恋愛がしたい」 [モテる漫画]
ツイッターって過激な意見の方が反響呼ぶせいか、
よく極端な意見のフェミニズムツイートが流れてくる。
ついには「お菓子のパッケージは男尊女卑」、
〜みたいに言い出すのがあってさすがに難癖すぎるだろと。
そのツイート主が『臨死!!江古田ちゃん』の瀧波ユカリだったのでビックリした。
江古田ちゃんといえば、
あけっぴろげで雑な面白ヒロインで作者の人となりも連想しちゃいますけども、
ヒステリックに男尊女卑を言い出すキャラとは無縁なように思えて意外だった。
…だがよく考えたら似たジャンルの「アラサーちゃん」の峰なゆかも
田嶋陽子と「AV女優ちゃん」の単行本の巻末で対談してたりして、そっち系に行きつつある。
江古田ちゃんの今に興味を持ったので、
瀧波ユカリの最新作である「私たちは無痛恋愛がしたい」の単行本1巻を買って読んでみた。
…その感想をブログに書こうと思ったが、うまく考えがまとまらない。
なので2巻も買って読んでみた。炎上商法だとしたら大成功である。
相変わらず何かスッキリしない感想を持った。
でぇ、簡単にいうと、
フェミニストじゃないヤリチンイケメンに酷い扱いをされるヒロインが、
フェミニストのおじさんに出会って幸せになる、
そんなエンタメ的な結末が予想されるストーリーだった。
「男はフェミニズムを学ぼう」、「女はフェミニストの男を選ぼう」、
…作者は読者にそんな感想を抱くように話を構成しているものと推測できる。
そして作者が男に学んでもらいたいフェミニズムとはなんなのか?
象徴的なのは以下のコマである。
転倒した女性に大丈夫ですかと駆け寄るが、体には触れない。
ちょっとウルトラマンみたいな謎ポーズである。
可能であれば女性側から肩なりに捕まらせ補助する、というのが正解らしい。
ははあ、今どきは色々気を遣わないといかんのねえ。
こんな世の中ならAEDがセクハラだとか騒ぎになるのも当然だよ。
しかもこれすら100点満点ではなく、
通称フェミおじさんは後で至らなかった点をヒロインに謝罪するのだ。
フェミ道は1日にしてならず。
そんなヒロインは家に帰れば、
生活力のないヤリチンイケメンの発情を拒めず、
今日もシャワー浴びながらバックで突かれ続ける日々なのであった。
…ちょっと待てと。
緊急事態であっても面識ない男に手を差し出されるのは死ぬほど嫌、
でもヤリチンイケメンの性欲処理ならウエルカム!(しかもそれが10年続く)って、
それが仮にもフェミニズム漫画とブチ上げて始めた漫画がやることなんかと。
いや、世の中の仕組みとしては全く正しいのだけど。
草はブタに食われ、ブタは人間に食われる。
ブサイクはキャバ嬢に貢ぎ、キャバ嬢はホストに貢ぐ。
ブサイクセクハラ、イケメン無罪、まったくもって正しい。
それが人の本能だし、生まれ持った業というものでしょう。
フェミニズム運動も結構だけども、
生真面目に耳を貸す純情草食男子がますます草食になるのを心配してしまう。
モテる振る舞いというのはどっちかというと
男尊女卑的であり、セクハラ的なものだと思うから。
だ・か・ら、
…ラブストーリーを使ってフェミニズムを語ろうとするって、
食い合わせが悪いんじゃないかなあ…と思った。
そもそもフェミニズムに関しては皆んな好き勝手なことを言っていて、
定義が一般に共有されてる気はあんまりしない。
フェミニズム漫画を描くのだったら、まずはそこから手をつけるべきではないのか。
作者もそこがはっきり定義できてないまま見切り発車しているように思える。
だからこの「無痛恋愛がしたい」はあれこれ色んな方向に手を出して、
それぞれが煮え切らない。
1巻はフェミおじさんがどうやってトラブルを解決するのか?で「続く」になるのだが、
作者がそこからまた別の話を始めたいと思ったのか新しい女性キャラが出てきて見せ場を奪う。
解決編でのフェミおじさんは、
悪役にいいようにあしらわれて
物語から10年ぐらい退場してしまうという衝撃の展開になるのだ。
一方のヒロインの性格だが、あまり感情移入が出来るものでもない。
飲み会を中座してメンツの悪口をネットに書くのを趣味としていて、
その上でその行為への共感と称賛を読者に求める。
この設定いる?
多分作者の実感がこもったエピソードなので入れたかったのだと思う。
そうなるとポリコレ的に正しい役割のフェミおじさんが、
性格悪い年下女性を選ぶだろうかという話になる。
漫画「もうしませんから」で作者のインタビューが読めるのだが、
聞き手の西本氏も同じような疑問を述べている。
リアリティ重視で作劇してますという理屈も成り立つが、
そうなるとポリコレブサメンがヤリチンイケメンを駆逐するという、
エンタメの骨子からどんどん離れていく。
瀧本ユカリは「もうしませんから」の中で、
割と即興で話の展開を決めているようなことも言っている。
あまり深く考えない性格なのかもしれない。
そもそも物語の王子様的役割を「フェミおじさん」にする必要があったのだろうか?
別にフェミニズムを啓蒙するなら「フェミイケメン」でもいい。その方が効果的だ。
作者の瀧波ユカリの年齢を調べると1980年生まれの42歳。
結婚して子供もいるらしい。
パートナーさん(気を遣った言い方)がどんな人か知らないが、
後書き漫画に少し容姿が描かれている。確実にイケメンの部類ではない。
たぶん多くの男女がそうであるように、
若い頃に思い描いた理想の伴侶から少しグレードを落として現実的な相手を選んだのだと思う。
だからフェミを啓蒙するための王子様的役割をイケメンでなく、
わざわざ「おじさん」にしてしまったのではないか。
一方の若い頃というのは危険なにおいのする恋愛の方が燃えるものである。
作者もそうだったはずだ。わかっちゃいるけどやめられない。
それを無視してわざわざ漫画で王子様役におじさんを選ぶ理由って何。
極めてオバサン的な発想である。
「わたしたちは無痛恋愛がしたい」は恋愛から遠ざかった女性が、
最前線で戦う女性たちへの大きなお世話の説教漫画になってやしないかと思う。
そういう意味でツイッターでよく見る極端なフェミニスト活動の問題点を象徴しているのかもしれない。
プレイボーイのヤリチン男の女性遍歴が私で終わる、
私が改心させる、それが女のロマンという現実がなくならない限り、
ツイッターでのフェミニズム論争も終わることがないだろうと思う。
→続く
よく極端な意見のフェミニズムツイートが流れてくる。
ついには「お菓子のパッケージは男尊女卑」、
〜みたいに言い出すのがあってさすがに難癖すぎるだろと。
そのツイート主が『臨死!!江古田ちゃん』の瀧波ユカリだったのでビックリした。
江古田ちゃんといえば、
あけっぴろげで雑な面白ヒロインで作者の人となりも連想しちゃいますけども、
ヒステリックに男尊女卑を言い出すキャラとは無縁なように思えて意外だった。
…だがよく考えたら似たジャンルの「アラサーちゃん」の峰なゆかも
田嶋陽子と「AV女優ちゃん」の単行本の巻末で対談してたりして、そっち系に行きつつある。
江古田ちゃんの今に興味を持ったので、
瀧波ユカリの最新作である「私たちは無痛恋愛がしたい」の単行本1巻を買って読んでみた。
…その感想をブログに書こうと思ったが、うまく考えがまとまらない。
なので2巻も買って読んでみた。炎上商法だとしたら大成功である。
相変わらず何かスッキリしない感想を持った。
でぇ、簡単にいうと、
フェミニストじゃないヤリチンイケメンに酷い扱いをされるヒロインが、
フェミニストのおじさんに出会って幸せになる、
そんなエンタメ的な結末が予想されるストーリーだった。
「男はフェミニズムを学ぼう」、「女はフェミニストの男を選ぼう」、
…作者は読者にそんな感想を抱くように話を構成しているものと推測できる。
そして作者が男に学んでもらいたいフェミニズムとはなんなのか?
象徴的なのは以下のコマである。
転倒した女性に大丈夫ですかと駆け寄るが、体には触れない。
ちょっとウルトラマンみたいな謎ポーズである。
可能であれば女性側から肩なりに捕まらせ補助する、というのが正解らしい。
ははあ、今どきは色々気を遣わないといかんのねえ。
こんな世の中ならAEDがセクハラだとか騒ぎになるのも当然だよ。
しかもこれすら100点満点ではなく、
通称フェミおじさんは後で至らなかった点をヒロインに謝罪するのだ。
フェミ道は1日にしてならず。
そんなヒロインは家に帰れば、
生活力のないヤリチンイケメンの発情を拒めず、
今日もシャワー浴びながらバックで突かれ続ける日々なのであった。
…ちょっと待てと。
緊急事態であっても面識ない男に手を差し出されるのは死ぬほど嫌、
でもヤリチンイケメンの性欲処理ならウエルカム!(しかもそれが10年続く)って、
それが仮にもフェミニズム漫画とブチ上げて始めた漫画がやることなんかと。
いや、世の中の仕組みとしては全く正しいのだけど。
草はブタに食われ、ブタは人間に食われる。
ブサイクはキャバ嬢に貢ぎ、キャバ嬢はホストに貢ぐ。
ブサイクセクハラ、イケメン無罪、まったくもって正しい。
それが人の本能だし、生まれ持った業というものでしょう。
フェミニズム運動も結構だけども、
生真面目に耳を貸す純情草食男子がますます草食になるのを心配してしまう。
モテる振る舞いというのはどっちかというと
男尊女卑的であり、セクハラ的なものだと思うから。
だ・か・ら、
…ラブストーリーを使ってフェミニズムを語ろうとするって、
食い合わせが悪いんじゃないかなあ…と思った。
そもそもフェミニズムに関しては皆んな好き勝手なことを言っていて、
定義が一般に共有されてる気はあんまりしない。
フェミニズム漫画を描くのだったら、まずはそこから手をつけるべきではないのか。
作者もそこがはっきり定義できてないまま見切り発車しているように思える。
だからこの「無痛恋愛がしたい」はあれこれ色んな方向に手を出して、
それぞれが煮え切らない。
1巻はフェミおじさんがどうやってトラブルを解決するのか?で「続く」になるのだが、
作者がそこからまた別の話を始めたいと思ったのか新しい女性キャラが出てきて見せ場を奪う。
解決編でのフェミおじさんは、
悪役にいいようにあしらわれて
物語から10年ぐらい退場してしまうという衝撃の展開になるのだ。
一方のヒロインの性格だが、あまり感情移入が出来るものでもない。
飲み会を中座してメンツの悪口をネットに書くのを趣味としていて、
その上でその行為への共感と称賛を読者に求める。
この設定いる?
多分作者の実感がこもったエピソードなので入れたかったのだと思う。
そうなるとポリコレ的に正しい役割のフェミおじさんが、
性格悪い年下女性を選ぶだろうかという話になる。
漫画「もうしませんから」で作者のインタビューが読めるのだが、
聞き手の西本氏も同じような疑問を述べている。
リアリティ重視で作劇してますという理屈も成り立つが、
そうなるとポリコレブサメンがヤリチンイケメンを駆逐するという、
エンタメの骨子からどんどん離れていく。
瀧本ユカリは「もうしませんから」の中で、
割と即興で話の展開を決めているようなことも言っている。
あまり深く考えない性格なのかもしれない。
そもそも物語の王子様的役割を「フェミおじさん」にする必要があったのだろうか?
別にフェミニズムを啓蒙するなら「フェミイケメン」でもいい。その方が効果的だ。
作者の瀧波ユカリの年齢を調べると1980年生まれの42歳。
結婚して子供もいるらしい。
パートナーさん(気を遣った言い方)がどんな人か知らないが、
後書き漫画に少し容姿が描かれている。確実にイケメンの部類ではない。
たぶん多くの男女がそうであるように、
若い頃に思い描いた理想の伴侶から少しグレードを落として現実的な相手を選んだのだと思う。
だからフェミを啓蒙するための王子様的役割をイケメンでなく、
わざわざ「おじさん」にしてしまったのではないか。
一方の若い頃というのは危険なにおいのする恋愛の方が燃えるものである。
作者もそうだったはずだ。わかっちゃいるけどやめられない。
それを無視してわざわざ漫画で王子様役におじさんを選ぶ理由って何。
極めてオバサン的な発想である。
「わたしたちは無痛恋愛がしたい」は恋愛から遠ざかった女性が、
最前線で戦う女性たちへの大きなお世話の説教漫画になってやしないかと思う。
そういう意味でツイッターでよく見る極端なフェミニスト活動の問題点を象徴しているのかもしれない。
プレイボーイのヤリチン男の女性遍歴が私で終わる、
私が改心させる、それが女のロマンという現実がなくならない限り、
ツイッターでのフェミニズム論争も終わることがないだろうと思う。
→続く
わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~(1) (&Sofaコミックス)
- 作者: 瀧波ユカリ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2022/05/23
- メディア: Kindle版
わたしたちは無痛恋愛がしたい ~鍵垢女子と星屑男子とフェミおじさん~(2) (&Sofaコミックス)
- 作者: 瀧波ユカリ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2022/09/22
- メディア: Kindle版
あなたが異性を看病するとき読むべき漫画を集めてみたよ [モテる漫画]
2ちゃん的な掲示板からの転載なのだろうか。
女性が旦那に看病された時の不満を書き込んだものが流れてきた。
読んで震え上がった。こういうの絶対むり。
-------------------------
645: 名無しさん@お腹いっぱい。 2022/03/14(月) 18:16:55.25 ID:JyyJd9CVdPi
やらかしてしまったかも…
体調悪くて寝込んでたら、夫が何か食べたいものあるかとか聞いてきたから、
いつも食べてるヨーグルトがいいと伝えたら、いつものを買ってきた
でも、寝てる間にいつものとは違うフルーツ入りが食べたくなっていて、
蓋を開けたら怒りと悔しさが限界にきてしまって、ヨーグルトを夫に叩きつけてしまった
夫にあたった容器から中身が溢れて、
床とかが汚れてショックで泣いてしまった
しばらく泣いてて少し冷静になって、
いつの間にかいなくなってた夫にLINEで何処にいるのか聞いたら、
一言「離婚しよう」と…
床は汚れたままだし、夫は家にいないし、熱がぶり返してきてしんどい
-------------------------
村上春樹が1987年出版の「ノルウェイの森」で似たようなことを書いていたらしい。
ある意味、「あるある」なんですな。
-------------------------
p143
「違うわよ。いくら私でもそこまでは求めてないわよ。私が求めているのは単なるわがままなの。完璧なわがまま。たとえば今私があなたに向って苺のショート・ケーキが食べたいって言うわね、するとあなたは何もかも放りだして走ってそれを買いに行くのよ。そしてはあはあ言いながら帰ってきて『はいミドリ、苺のショート・ケーキだよ』ってさしだすでしょ、すると私は 『ふん、こんなのもう食べたくなくなっちゃったわよ』って言ってそれを窓からぽいと放り投げるの。私が求めているのはそういうものなの」
「そんなの愛とは何の関係もないような気がするけどな」と僕はいささか愕然として言った。
「あるわよ。あなたが知らないだけよ」と緑は言った。「女の子にはね、そういうのがものすごく大切なときがあるのよ」
「苺のショート・ケーキを窓から放り投げることが?」
「そうよ。私は相手の男の人にこう言ってほしいのよ。『わかったよ、ミドリ。僕がわるかった。君が苺のショート・ケーキを食べたくなくなることくらい推察するべきだった。僕はロバのウンコみたいに馬鹿で無神経だった。おわびにもう一度何かべつのものを買いに行ってきてあげよう。何がいい? チョコレート・ムース、それともチーズ・ケーキ?』
「するとどうなる?」
「私、そうしてもらったぶんきちんと相手を愛するの」
「ずいぶん理不尽な話みたいに思えるけどな」
「でも私にとってそれが愛なのよ。誰も理解してくれないけれど」
-------------------------
村上春樹すげえ。
読んだことなかったけど、これ読んで俄然興味が湧いてきた。
これらのスレッドに
克・亜樹の「ふたりエッチ」で有名なリンゴの話のコラージュがついてきた。
オリジナルは女ごころの繊細さを説明するエピソードだけども、
コラージュにはオチでゴルゴがぶん殴る改変がされていて、
ああ、こういった理不尽には怒りを感じて普通だよなと安堵したのでした。
でえ、そういえば以前、
具合が悪くて伏せってるのに適切な対応ができない男の漫画を集めていたことがあったなと思い出したので今回紹介する。3つしかないけどな。
トップバッターは安野モヨコの「監督不行届」。
風呂上がりに倒れ、夫のカントクくん(庵野秀明)に助けを呼びベッドへ。
「何かほしいものある?」とカントクくんに聞かれたので
「熱冷まシート…とか」とモヨコが答えると、
「多分…ウチには…無いなあ!!くそう」と真剣に残念そうなカントクくん。
「買って来てください…」というツッコミが入る。
こんなカントクくんでしたが、
その後は「ハウス劇場の主人公みたいにやさしい」看病ができたそうです。
続いては井上純一の「中国嫁日記」
こっちは旦那のジンサンが看病されてる時に、奥さんの月さんから皮肉を言われます。
「ワタシ病気の時は…隣でテレビ観て大笑いしてるダケ。水もくれないデス」
この漫画読んでジンサンに対して虐待だという非難の声も上がったとか。
言い過ぎだとは思いますけど、今回のことでいろいろ調べてみると笑えないです。
本来あまりネタにするべきではないことなのでしょう。
最後は野波ツナの傑作エッセイシリーズの7巻、
「旦那さんはアスペルガー 見つけよう笑顔のヒント」。
旦那がアスペルガーで病んでしまうカサンドラ症候群の女性たちが集まっての座談会で、
参加者の一人が打ち明けてくれたエピソード。
手足のマヒで伏せる妻に旦那のありえないひとこと。
「で、ボクのご飯は?」
愛があるので仲は円満なのだけども、
女性がストレスを自覚できず病んでしまうという流れ。
庵野&井上氏のエピソードはオタク特有の共感力の薄さというのが分かるので笑えるのだけども、調べていくと発達障害の可能性もあるという話。冒頭のヨーグルトぶちまける女性も双極性障害や統合失調症を疑うリプライがあった。
闇が深い。
件のスレッドには
ビスケット・オリバの恋人もそんな感じというリプライもあって、なるほどなと思った。
愛の形はさまざま。
(画像は板垣恵介「範馬刃牙」6巻。この後めちゃくちゃSEXした。)
女性が旦那に看病された時の不満を書き込んだものが流れてきた。
読んで震え上がった。こういうの絶対むり。
-------------------------
645: 名無しさん@お腹いっぱい。 2022/03/14(月) 18:16:55.25 ID:JyyJd9CVdPi
やらかしてしまったかも…
体調悪くて寝込んでたら、夫が何か食べたいものあるかとか聞いてきたから、
いつも食べてるヨーグルトがいいと伝えたら、いつものを買ってきた
でも、寝てる間にいつものとは違うフルーツ入りが食べたくなっていて、
蓋を開けたら怒りと悔しさが限界にきてしまって、ヨーグルトを夫に叩きつけてしまった
夫にあたった容器から中身が溢れて、
床とかが汚れてショックで泣いてしまった
しばらく泣いてて少し冷静になって、
いつの間にかいなくなってた夫にLINEで何処にいるのか聞いたら、
一言「離婚しよう」と…
床は汚れたままだし、夫は家にいないし、熱がぶり返してきてしんどい
-------------------------
村上春樹が1987年出版の「ノルウェイの森」で似たようなことを書いていたらしい。
ある意味、「あるある」なんですな。
-------------------------
p143
「違うわよ。いくら私でもそこまでは求めてないわよ。私が求めているのは単なるわがままなの。完璧なわがまま。たとえば今私があなたに向って苺のショート・ケーキが食べたいって言うわね、するとあなたは何もかも放りだして走ってそれを買いに行くのよ。そしてはあはあ言いながら帰ってきて『はいミドリ、苺のショート・ケーキだよ』ってさしだすでしょ、すると私は 『ふん、こんなのもう食べたくなくなっちゃったわよ』って言ってそれを窓からぽいと放り投げるの。私が求めているのはそういうものなの」
「そんなの愛とは何の関係もないような気がするけどな」と僕はいささか愕然として言った。
「あるわよ。あなたが知らないだけよ」と緑は言った。「女の子にはね、そういうのがものすごく大切なときがあるのよ」
「苺のショート・ケーキを窓から放り投げることが?」
「そうよ。私は相手の男の人にこう言ってほしいのよ。『わかったよ、ミドリ。僕がわるかった。君が苺のショート・ケーキを食べたくなくなることくらい推察するべきだった。僕はロバのウンコみたいに馬鹿で無神経だった。おわびにもう一度何かべつのものを買いに行ってきてあげよう。何がいい? チョコレート・ムース、それともチーズ・ケーキ?』
「するとどうなる?」
「私、そうしてもらったぶんきちんと相手を愛するの」
「ずいぶん理不尽な話みたいに思えるけどな」
「でも私にとってそれが愛なのよ。誰も理解してくれないけれど」
-------------------------
村上春樹すげえ。
読んだことなかったけど、これ読んで俄然興味が湧いてきた。
これらのスレッドに
克・亜樹の「ふたりエッチ」で有名なリンゴの話のコラージュがついてきた。
オリジナルは女ごころの繊細さを説明するエピソードだけども、
コラージュにはオチでゴルゴがぶん殴る改変がされていて、
ああ、こういった理不尽には怒りを感じて普通だよなと安堵したのでした。
でえ、そういえば以前、
具合が悪くて伏せってるのに適切な対応ができない男の漫画を集めていたことがあったなと思い出したので今回紹介する。3つしかないけどな。
トップバッターは安野モヨコの「監督不行届」。
風呂上がりに倒れ、夫のカントクくん(庵野秀明)に助けを呼びベッドへ。
「何かほしいものある?」とカントクくんに聞かれたので
「熱冷まシート…とか」とモヨコが答えると、
「多分…ウチには…無いなあ!!くそう」と真剣に残念そうなカントクくん。
「買って来てください…」というツッコミが入る。
こんなカントクくんでしたが、
その後は「ハウス劇場の主人公みたいにやさしい」看病ができたそうです。
続いては井上純一の「中国嫁日記」
こっちは旦那のジンサンが看病されてる時に、奥さんの月さんから皮肉を言われます。
「ワタシ病気の時は…隣でテレビ観て大笑いしてるダケ。水もくれないデス」
この漫画読んでジンサンに対して虐待だという非難の声も上がったとか。
言い過ぎだとは思いますけど、今回のことでいろいろ調べてみると笑えないです。
本来あまりネタにするべきではないことなのでしょう。
最後は野波ツナの傑作エッセイシリーズの7巻、
「旦那さんはアスペルガー 見つけよう笑顔のヒント」。
旦那がアスペルガーで病んでしまうカサンドラ症候群の女性たちが集まっての座談会で、
参加者の一人が打ち明けてくれたエピソード。
手足のマヒで伏せる妻に旦那のありえないひとこと。
「で、ボクのご飯は?」
愛があるので仲は円満なのだけども、
女性がストレスを自覚できず病んでしまうという流れ。
庵野&井上氏のエピソードはオタク特有の共感力の薄さというのが分かるので笑えるのだけども、調べていくと発達障害の可能性もあるという話。冒頭のヨーグルトぶちまける女性も双極性障害や統合失調症を疑うリプライがあった。
闇が深い。
件のスレッドには
ビスケット・オリバの恋人もそんな感じというリプライもあって、なるほどなと思った。
愛の形はさまざま。
(画像は板垣恵介「範馬刃牙」6巻。この後めちゃくちゃSEXした。)
男は金よりもかけっこの速さだ!バチェロレッテシーズン2決勝戦!! [モテる漫画]
恋愛リアリティーショー、
バチェロレッテシーズン2をビール片手に野球観戦でもするように、
泣いて笑って文句言ってブログに書くシリーズ最終回!
前回はバスケット選手のマクファーと長谷川、
ラグビー選手のジェイデンの3名にまで絞られたところまで書いた。
先週の配信では残った男性3名の実家訪問。
いずれも素晴らしいご家族ばかり。
ローズセレモニーで選ばれなかったのは予想通りジェイデン。
この番組を見続けてきてわかってきたことがあるのだが、
一見好調に見えてもキャラ枠やペット扱いで残されることがあると思う。
言い方が悪いが、よく言うなら良いお友達というアレだ。
このシーズン、早い段階で大勢はマクファーと長谷川で決まっているのも視聴者全てが察していることだろうと思う。
いやジェイデンは実にナイスガイなのだが。
そんなこんなで、これまたお楽しみのスタジオ収録回。
経営者はダメなんですか!と経営者田村がひな壇から笑いをとる。
それにしても今回はスポーツ選手多すぎ。
決勝に残った二人がバスケ選手という偏り方はどうよ!
ジェイデンはラグビー選手だし、残り四人まで残った中道はキン肉マンだし。
能田達規の「マネーフットボール」という年棒計算にこだわったサッカー漫画があったが、
プロスポーツ選手と言っても野球やサッカーのJ1選手でもなければ年収はいいとこ四、五百万程度。
普通の会社員と同じだ。
言っちゃあ悪いが長谷川もマクファーも年齢的にはキャリア晩年の域。
それでも経営者の参加者などを蹴散らし、上位に食い込みまくっている。
つまりだ。子供の頃のかけっこが早い男子モテる理論は、大人になっても通用してしまうのである。
恋愛は理屈ではない。金でもない。
女性の本能、性癖と言ってもいいが、それを刺激するものが世界を制するのだ!
若者よ、モテたければスポーツをやれ!
体を鍛えろ!
キックボクシングなんかオススメだ!
そんなこんなで数時間前に最新話が配信されていることをツイッターで知り、
コンビニにお茶菓子を買いに行って飲み食いしながら見たよ最終話を!
甘い言葉を囁きまくる伊達男マクファー、
気のいい兄ちゃん長谷川!
一体どちらが勝つのか?
俺の希望は長谷川勝利。
バチェロレッテとの波長の相性の良さ。
間違いなく幸せな結婚を送れるのは長谷川だろう。
だがしかし、マクファー勝利もありうるのではないかと危惧していた。
バチェラーシーズン1でもあった「恋人にするなら蒼川」vs「結婚するなら森田」と同じ構図である。
結局、シーズン1のバチェラーは「恋人」を選択。そして破局した。
どちらでも選べる状況では、
落ち着く相手よりドキドキする相手を選んでしまうものなのだ。
この選択によってバチェロレッテ尾﨑美紀の経営者としての資質も伺えると思った。
バチェロレッテのお母さんと、残った2名の対面。
ずいぶん可愛らしいお母さんだった。声が高い!
それでいて聞きづらい部分、セカンドキャリアをどうお考え?をズバッと聞いてくる。
これに対し、長谷川はパーソナルトレーナーと兼業していることを伝える。
なるほどなあと思った。
しかしマクファーはあまり良い返しができず。
常に全力でやってるので先のことは考えてませんでした!
でもセカンドキャリアも全力で取り組むので問題ないっす!…そんな感じに聞こえた。
だがしかし、良い返答ができなかったことに対する謝罪もしっかり付け加え、その辺はマクファー力(りょく)というものも感じだ。
バチェロレッテのお母さんは戸惑いつつも慎重に言葉を選んで同調しているようだった。
その後のデートでマクファーはバチェロレッテの飼い犬に吠えられたりで、完全に流れは長谷川に来ているように思えた。しかしホテルではバチェロレッテからトラウマの開示をされたり、自ら体をマクファーにあずけたり、オッケーサインが出まくり。さらにバチェロレッテが披露したピアノの思い出から室内にあるピアノにつなげ、お前が弾くんかい!と驚きのマクファーのピアノ演奏を披露。こいつ、勝負に強すぎる!と思った。
長谷川とバチェロレッテのデートはカメラマンの吹き出す声が聞こえるぐらい楽しい感じに。
旅が始まってから長谷川がつけていた日記にバチェロレッテも感動の涙。
そして運命のローズセレモニー。
予告では二人を前にしてバチェロレッテが退場するシーンがあった。
まさかバチェロレッテシーズン1の福田と同じ過ちをするのではなかろうなと危惧していたが、気持ちを作り直すために一旦時間を置いただけだった。
そしてバチェロレッテの口から飛び出た運命の相手は、
佐藤マクファーレン優樹!
ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!
尾﨑美紀、お前もか!女か!女だったのか!
あんな気の強くて揉めてばっかりいるマクファーと上手くいくはずないじゃないか!
つくづく女というものは、御し難いな!(カロッゾ・ロナ)
そしてスタジオ収録回2。
最終回から3ヶ月後ということで、
実はマクファーと破局して長谷川とヨリ戻しましたーとかになってたら良いなと期待しましたけど、そんなこともなく。ややマクファーが尻に敷かれた状態で過ごしているらしい。
バチェロレッテによると、
長谷川はジャグジーデートの時は1位だったらしい。
それをマクファーが抜き返したということになる。
あの暑苦しいラブコールも、最初は「誰にでも言ってるんでしょ」と思ってたとのこと。
いや、それは間違ってないと思うけど。
リスクを冒してデート邪魔するなんちゃらローズも使ってたし、やはりマクファーは勝負所で強すぎた。
長谷川が回を重ねるごとに変わっていった努力をバチェロレッテは認めていたが、
それと同時に結婚したら元に戻ってしまう不安も選択の葛藤でもたげてきたとのこと。
どないせいっちゅうねん。
そこから変わらぬマクファーのキャラの価値をさらに押し上げたと。
理屈は通っている。
でもまあ正直ちょっと尾崎さんにはガッカリして興味を4分の3ぐらい失った。
長谷川はいい奴なのできっとすぐ他にもいい人が見つかると思う。
それは俺が言われ続けた言葉でもあるんだけど。
あー、御し難い御し難い!
バチェロレッテシーズン2をビール片手に野球観戦でもするように、
泣いて笑って文句言ってブログに書くシリーズ最終回!
前回はバスケット選手のマクファーと長谷川、
ラグビー選手のジェイデンの3名にまで絞られたところまで書いた。
先週の配信では残った男性3名の実家訪問。
いずれも素晴らしいご家族ばかり。
ローズセレモニーで選ばれなかったのは予想通りジェイデン。
この番組を見続けてきてわかってきたことがあるのだが、
一見好調に見えてもキャラ枠やペット扱いで残されることがあると思う。
言い方が悪いが、よく言うなら良いお友達というアレだ。
このシーズン、早い段階で大勢はマクファーと長谷川で決まっているのも視聴者全てが察していることだろうと思う。
いやジェイデンは実にナイスガイなのだが。
そんなこんなで、これまたお楽しみのスタジオ収録回。
経営者はダメなんですか!と経営者田村がひな壇から笑いをとる。
それにしても今回はスポーツ選手多すぎ。
決勝に残った二人がバスケ選手という偏り方はどうよ!
ジェイデンはラグビー選手だし、残り四人まで残った中道はキン肉マンだし。
能田達規の「マネーフットボール」という年棒計算にこだわったサッカー漫画があったが、
プロスポーツ選手と言っても野球やサッカーのJ1選手でもなければ年収はいいとこ四、五百万程度。
普通の会社員と同じだ。
言っちゃあ悪いが長谷川もマクファーも年齢的にはキャリア晩年の域。
それでも経営者の参加者などを蹴散らし、上位に食い込みまくっている。
つまりだ。子供の頃のかけっこが早い男子モテる理論は、大人になっても通用してしまうのである。
恋愛は理屈ではない。金でもない。
女性の本能、性癖と言ってもいいが、それを刺激するものが世界を制するのだ!
若者よ、モテたければスポーツをやれ!
体を鍛えろ!
キックボクシングなんかオススメだ!
そんなこんなで数時間前に最新話が配信されていることをツイッターで知り、
コンビニにお茶菓子を買いに行って飲み食いしながら見たよ最終話を!
甘い言葉を囁きまくる伊達男マクファー、
気のいい兄ちゃん長谷川!
一体どちらが勝つのか?
俺の希望は長谷川勝利。
バチェロレッテとの波長の相性の良さ。
間違いなく幸せな結婚を送れるのは長谷川だろう。
だがしかし、マクファー勝利もありうるのではないかと危惧していた。
バチェラーシーズン1でもあった「恋人にするなら蒼川」vs「結婚するなら森田」と同じ構図である。
結局、シーズン1のバチェラーは「恋人」を選択。そして破局した。
どちらでも選べる状況では、
落ち着く相手よりドキドキする相手を選んでしまうものなのだ。
この選択によってバチェロレッテ尾﨑美紀の経営者としての資質も伺えると思った。
バチェロレッテのお母さんと、残った2名の対面。
ずいぶん可愛らしいお母さんだった。声が高い!
それでいて聞きづらい部分、セカンドキャリアをどうお考え?をズバッと聞いてくる。
これに対し、長谷川はパーソナルトレーナーと兼業していることを伝える。
なるほどなあと思った。
しかしマクファーはあまり良い返しができず。
常に全力でやってるので先のことは考えてませんでした!
でもセカンドキャリアも全力で取り組むので問題ないっす!…そんな感じに聞こえた。
だがしかし、良い返答ができなかったことに対する謝罪もしっかり付け加え、その辺はマクファー力(りょく)というものも感じだ。
バチェロレッテのお母さんは戸惑いつつも慎重に言葉を選んで同調しているようだった。
その後のデートでマクファーはバチェロレッテの飼い犬に吠えられたりで、完全に流れは長谷川に来ているように思えた。しかしホテルではバチェロレッテからトラウマの開示をされたり、自ら体をマクファーにあずけたり、オッケーサインが出まくり。さらにバチェロレッテが披露したピアノの思い出から室内にあるピアノにつなげ、お前が弾くんかい!と驚きのマクファーのピアノ演奏を披露。こいつ、勝負に強すぎる!と思った。
長谷川とバチェロレッテのデートはカメラマンの吹き出す声が聞こえるぐらい楽しい感じに。
旅が始まってから長谷川がつけていた日記にバチェロレッテも感動の涙。
そして運命のローズセレモニー。
予告では二人を前にしてバチェロレッテが退場するシーンがあった。
まさかバチェロレッテシーズン1の福田と同じ過ちをするのではなかろうなと危惧していたが、気持ちを作り直すために一旦時間を置いただけだった。
そしてバチェロレッテの口から飛び出た運命の相手は、
佐藤マクファーレン優樹!
ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!
尾﨑美紀、お前もか!女か!女だったのか!
あんな気の強くて揉めてばっかりいるマクファーと上手くいくはずないじゃないか!
つくづく女というものは、御し難いな!(カロッゾ・ロナ)
そしてスタジオ収録回2。
最終回から3ヶ月後ということで、
実はマクファーと破局して長谷川とヨリ戻しましたーとかになってたら良いなと期待しましたけど、そんなこともなく。ややマクファーが尻に敷かれた状態で過ごしているらしい。
バチェロレッテによると、
長谷川はジャグジーデートの時は1位だったらしい。
それをマクファーが抜き返したということになる。
あの暑苦しいラブコールも、最初は「誰にでも言ってるんでしょ」と思ってたとのこと。
いや、それは間違ってないと思うけど。
リスクを冒してデート邪魔するなんちゃらローズも使ってたし、やはりマクファーは勝負所で強すぎた。
長谷川が回を重ねるごとに変わっていった努力をバチェロレッテは認めていたが、
それと同時に結婚したら元に戻ってしまう不安も選択の葛藤でもたげてきたとのこと。
どないせいっちゅうねん。
そこから変わらぬマクファーのキャラの価値をさらに押し上げたと。
理屈は通っている。
でもまあ正直ちょっと尾崎さんにはガッカリして興味を4分の3ぐらい失った。
長谷川はいい奴なのできっとすぐ他にもいい人が見つかると思う。
それは俺が言われ続けた言葉でもあるんだけど。
あー、御し難い御し難い!
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