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大ヒットした「モテキ」の隠し漫画を君は知っているか? [おまけ漫画の世界]

2011年に大ヒットした恋愛漫画、「モテキ」ですが、隠し漫画があったことはご存知でしょうか。
なんとカバーをとると、おまけ漫画が描かれているんです!

カバー裏4.png
おしゃれ漫画だと言って敬遠していた知人がいたんですが、自然にカバーがめくれた風にして部屋に放置しておいたら、見事興味を持たせ、全巻読破させることに成功しました!

 
今はカバーイラストを単にモノクロにしたものが主流ですけども、子供の頃は単色にタイトルと巻数だけ印字されているというものが多かったんです。連載30周年を超えた「はじめの一歩」はいまだにそれを引きずっています。むかしはラーメン屋なんかで「あした天気になあれ」や「コータローまかりとおる!」が、そんな風に並べられていたのをよく見たもんです。

モノクロ表紙にまでおまけ漫画を描く人ははっきり言って少ないです。
やっぱり気づかない人が多くて反響が少ないせいでしょうか。

大ヒットした麻宮騎亜のサイレントメビウスの角川書店版はカバー裏のスペースを縦書きに全部使ってピンナップが描かれています。第1巻は1989年に出版されています。30年経って裁断のためにカバーを外しましたが、気が付いたのは裁断した後でした。。。モノクロの表紙がどうなっているか確認するために、買ってとりあえずカバーを外してみる人は多少はいると思いますが、カバー裏まで見るという人はなかなかいないのではないでしょうか(涙)
カバー裏1.png
(諸事情によりサイレントメビウス3巻と4巻の隠しピンナップ)

モノクロ表紙おまけ漫画で秀逸なのは椎名高志の短編集「(有)椎名百貨店」です。
1巻はドジでも営業をがんばる健気なアンドロイド、ミソッカスが「いつか気づいてくれるって思ってた」と、どこかのドラマで聞いたようなセリフで読者をたたえます。
カバー裏2.png
2巻では忍者の男の子、溶岩くんが隠れていました。
3巻では吸血鬼の女の子が日光に怯えています。
面白いですね。

こち亀90巻にもそんなネタが仕込まれていました。こっちはカバー裏です。
カバー裏3.png
ギリギリ気づきましたけど、あまりないことなんで裁断する瞬間には忘れていて、しまった!と思いました。

販売されている電子書籍や文庫版はこういうネタを掲載しなかったりします。
勿体無いですねー。
なんか注釈付け加えて載せればいいのにと思います。

 

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朝日新聞は何故滅びないのか。30年前、あの巨匠漫画家がこんなことを言っていた。 [おまけ漫画の世界]

朝日新聞がネットで公開した慰安婦問題での誤報を認めた記事を検索できないように工作していたそうだ。

朝日新聞で思い出す漫画といえば、本宮ひろ志の「赤龍王」
著者コメントで朝日新聞のことを書いている。

サンゴ礁.png

朝日新聞のサンゴ礁偽装の記事。
最低の低の行為である。
あんな事件を起こした新聞など、発行部数が半分になって、当然なはずである。
しかし、そうならないのは、何故なのだろうか?
それは読者が朝日を許している訳ではなく、新聞なら朝日だろうとどこだっていいのだ。つまり、新聞の種類などに、関心を持っていないという事だ。


この著者コメントが描かれた単行本は1989年の発行。
約30年前に書かれたものだ。

今回、記事を描くにあたって読み返してみて驚いたのだが、なんと赤龍王最終巻の著者コメントにそれを描いているのだ。普通、作品を振り返ってあとがきみたいなものを書くのが普通だと思うのだが。。。よっぽど憤ったのか、作品に愛着が湧かなかったのか(逆に愛着があるが故の照れ隠しなのか)。

ちなみにサンゴ礁偽装の記事というのは、サンゴ礁に朝日新聞の取材者自らイニシャルを掘って傷つけ、日本人のモラルの低下を嘆く記事として発表したものの、のちに不正だと発覚した事件。ちなみに彫ったイニシャルは「KY」だったという。ちなみにwikiで読んだところ、この写真を撮ってクビになったカメラマンは、のちに自社ビルを建てるほどにカメラマンとして出世したという。うわあ。

という訳で、何が起ころうと朝日新聞は不滅です!
悔しいな!
世の中間違っとるよ!

 

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