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インド人もびっくり「墨攻2」!森秀樹「ビジャの女王」 [注目作品]

こないだ久保千太郎について調べていたら、
「墨攻」(酒見賢一/森秀樹)の脚本も久保氏の仕事だと知った。
墨攻は ひろゆきもオススメ漫画にあげる名作だ。

単行本を調べたが久保氏の名前はノンクレジットである。
色んな事情があるのかもしれないが、なんかかわいそうだ。

でえ、スタジオジブリ×押井守で「墨攻」のアニメ映画化の企画もあったと知る。
酒見賢一の「後宮小説」のアニメ化である「雲のように風のように」っぽいものになっていたかもしれない。
うーん、見たかった!



 
そういえば「墨攻2」ともいうべき漫画が出ていた。
タイトルは「ビジャの女王」

本屋の新刊コーナーで、
なんか惹かれる表紙だなーと手に取ったら森秀樹。

ビジャの女王 (1) (SPコミックス)

ビジャの女王 (1) (SPコミックス)

  • 作者: 森秀樹
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 2022/02/14
  • メディア: Kindle版

帯には浦沢直樹の相棒である長崎尚志絶賛の文字。

ビジャ3.png

「天竺熱風録」(田中芳樹/伊藤勢)みたいなもんかなと買って読んでみたら、
モンゴルに攻められて困ったペルシャの女王が、
戦術のプロフェッショナル集団である墨家の末裔に援護を要請するというお話だった。

ビジャ1.png

ウィキペディアを見ると、
さっさと滅んでしまった墨家がインド発祥なんて説も実際にあったらしい。
そこを膨らませてのフィクションなのか。

ビジャ2.png

気になるのが原作に「墨攻」の原作者である酒見賢一の表記がないこと。
墨家の存在は史実なので酒見賢一の登録商標というわけではないが、
ちょっと引っかかる。

脚本担当はいるのだろうか。
墨攻の久保千太郎はすでに亡くなっているし。
「ビジャの女王」は面白いのだけど、今のとこ墨攻を超えてきてはいない。
今後どうなるのか気にしている。

 
 

ビジャの女王 (1) (SPコミックス)

ビジャの女王 (1) (SPコミックス)

  • 作者: 森秀樹
  • 出版社/メーカー: リイド社
  • 発売日: 2022/02/14
  • メディア: Kindle版



墨攻(ぼっこう)(1) (ビッグコミックス)

墨攻(ぼっこう)(1) (ビッグコミックス)

  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2014/05/26
  • メディア: Kindle版



タグ:墨攻 森秀樹
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