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「わたしたちは無痛恋愛がしたい」がダメだった人が見るべき「コレコレYouTubeライブ」 [モテる漫画]

前回からの続き

瀧波ユカリのフェーミニズム宣言、
「わたしたちは無痛恋愛がしたい」の1巻と2巻を購入して読んで、
あまりフェミ的学びが得られた気がしないのは残念に思うことのひとつだ。

『緊急事態でも手を出してはいけないウルトラマンポーズ』は良い。
ちょっとどうかと思うけども、考えさせられるエピソードではある。
こういうのをもっとくれ!…って思うんだよ。

フェミおじさん3.png

ところが、
フェミトラマンがフェミシウム光線で倒すべき敵が、
ヤリチンイケメン怪獣だったり、
家まで営業かけにくる大宇宙なれなれしい美容師だったり、
マッチングアプリで出会ってセックスしたら(するなよ)執着してきたモラハラ男だったり、

え、あ、うん。普通に良くないよね、
誰が見ても普通にダメ、ってことばかり。
勧善懲悪なんだな。

 
若き日のフェミおじさんに至っては、
飲み会で隣に座った大して親しくもない女の子の髪を撫でだしたりで大概である。

ふぇみおじ.png

そんなやついるかあ?
いやまあいるんだろうけど、俺は見たことない。
ちょっと作者周辺のレベルが高すぎるんじゃなかろうかと思う。
俺たちはこういうヤツらと一緒にされてるのか?

そしてサークルの仲間と、
フェミニズムについての勉強を始める若き日のフェミおじさんだったが、
勉強内容については割愛される。

そこを漫画に描かんのかーい!

 
フェミ的かどうかは知らないが、
そういう学びがあったと最近強く感じるのは
コレコレさんのYouTubeライブ。



視聴者からの相談により、
女性への対応を誤った男性YouTuberが次々と血祭りに上げられている。
特に未成年相手のトラブルだとコレコレさんは相当厳しく容赦がない。
これ聞いてるとほんとに未成年はアカン時代なのねと思う。

「コレコレさんに通報する」と言う女性の捨て台詞で、
男性YouTuberたちは震え上がるものらしい。

 
このYouTubeライブを聞いていて思うのだが、
職場恋愛は完全にダメ、という時代が確実に来ると思う。
アッメーリカではすでにそう、なんてこともよく聞きますが。

芸能事務所の社員と芸能人、先生と生徒。
これが例えばハニートラップを疑う余地があったとしても、
立証できない限りは職位を使ったハラスメントと言われても仕方がない。

そして女性側が仕掛けたハニートラップだったことも結構多く(逮捕まで至るケースもある)、
恐怖を感じる。

女子生徒が茶目っ気で言った「お祝いメールください」を真に受けて、
メールアドレスを聞いてきた男性教員に女子生徒がドン引き。
あわや150万人が聞いているYouTubeライブでしがない男性教師が晒される?
…という展開になったこともあった。

しかしそこはアイドルプロデュースをしていて、
男女のコミニュケーションのギャップに慣れているコレコレさんである。
男が勘違いして暴走する心理もわかるとして晒されるのは免れていた。
くわしくは過去記事参照のこと

 
女性への対応を間違えると150万人に晒される。
恐ろしい時代である。

「わたしたちは無痛恋愛がしたい」には、
そんな学びを期待していたのだが残念ながらそういうものは無かった。
性差による需要や認識のズレもあるだろから仕方がないのかもしれない。

 
そういえば、
若い女と付き合う中年はキモい、みたいなフェミツイートも全然珍しくない。
漫画のヒロインとフェミおじさんが交際し出したら、
そういうこともテーマとして取り上げるのだろうか?

自分を守ってくれると思っていたフェミニズムが、
自分が攻撃される口実にもなる。
ううむ、実に最終回っぽい深いテーマだ。

しかし物語の中で唐突に10年も時代がながれて、
ヒロインも若すぎるとまではいかなくなってしまった。
…なんで10年も時代流してしまったんや。。。

 




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  • 作者: 瀧波ユカリ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2022/09/22
  • メディア: Kindle版



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