あれ?俺が持ってる漫画と同じ絵なのに内容が違う。。。ホンダ公式推し「本田宗一郎本伝」の内容とは? [名作紹介]
ボートは2つあった!前回からの続き。
ひきの真二の描いた本田宗一郎の伝記は二種類あったのだ。
しかも再編集版などではない。全くの新作。
最初にカッタのは
「小学館版 学習まんが人物館 本田宗一郎」
1996年初版。170ページ。
後にカッタのは
「本田宗一郎本伝 飛行機よりも速いクルマを作りたかった男」
2006年初版。1992年に描かれたものを加筆した漫画で、総ページ数なんと540ページ!
ちなみに甲良幹二郎作画による本田宗一郎物語は上下巻合わせて798ページあるのだが、本伝の540ページもなかなか迫力のある装丁だった。ただ、本伝は表紙で漫画とわからず損してると思う。小学館のものは17刷だったが、こっちは初版。
本の内容はホンダ公式がYouTubeにて面白いエピソードを5つ、
ピックアップして紹介しているのだが、これを見るだけでも面白い。
他の2冊とかぶらない渋いエピソードが満載。
関係者へのインタビュー記事なども面白い。
本伝では特に本田宗一郎の、
悪く言えば非常識人さ、理不尽さの描写が目立つ。
若くして独立、成功したため野生児的な振る舞いで世の中を渡っていた本田宗一郎。
なんと、税務署が気に入らないからと、放水してリアル「冷やかし」する場面が描かれている。
漫画には描かれていないが、「アート商会(当時の屋号)大あばれ」と新聞の一面を飾った実話なのだそうである。


この猛獣を教育することになったのが、その後結婚する「さち」。
当時としてはかなり高学歴の女性だったのだそうだ。


まさに叩き上げ。
だからこそ現場の人間は苦労した。
本田宗一郎が引退し、
若き技術者が全く新しい車の開発に試行錯誤するシーンがある。


自分は車のことは何もわからないに等しいが、長い前フリを経て完成した車をみて「あっ」と思った。
ホンダシティ!
子供の頃、社会現象を巻き起こした、時代を象徴する車だ。
この流れで読んでいると、いかに当時斬新だったのかがわかる。
これとモトコンポのセットが、とてつもなくオシャレで、未来的に感じられたものだ。

このシティについてコメントを求められた本田宗一郎のセリフと表情が笑える。
「…私ならこんな車は作らなかった…。」


ですよねー!
本田宗一郎については、さらに活字の本を二冊購入して読んでいる。
周囲から、「どうしてそんなに本田宗一郎に傾倒してるのかわからん」など言われるが、それは偉人伝をどう描くかという問いの、一つの答えが見つかりそうだから、というのが今の考え。
不定期でさらに続く。
ひきの真二の描いた本田宗一郎の伝記は二種類あったのだ。
しかも再編集版などではない。全くの新作。
最初にカッタのは
「小学館版 学習まんが人物館 本田宗一郎」
1996年初版。170ページ。
後にカッタのは
「本田宗一郎本伝 飛行機よりも速いクルマを作りたかった男」
2006年初版。1992年に描かれたものを加筆した漫画で、総ページ数なんと540ページ!
ちなみに甲良幹二郎作画による本田宗一郎物語は上下巻合わせて798ページあるのだが、本伝の540ページもなかなか迫力のある装丁だった。ただ、本伝は表紙で漫画とわからず損してると思う。小学館のものは17刷だったが、こっちは初版。
本の内容はホンダ公式がYouTubeにて面白いエピソードを5つ、
ピックアップして紹介しているのだが、これを見るだけでも面白い。
他の2冊とかぶらない渋いエピソードが満載。
関係者へのインタビュー記事なども面白い。
本伝では特に本田宗一郎の、
悪く言えば非常識人さ、理不尽さの描写が目立つ。
若くして独立、成功したため野生児的な振る舞いで世の中を渡っていた本田宗一郎。
なんと、税務署が気に入らないからと、放水してリアル「冷やかし」する場面が描かれている。
漫画には描かれていないが、「アート商会(当時の屋号)大あばれ」と新聞の一面を飾った実話なのだそうである。

この猛獣を教育することになったのが、その後結婚する「さち」。
当時としてはかなり高学歴の女性だったのだそうだ。

まさに叩き上げ。
だからこそ現場の人間は苦労した。
本田宗一郎が引退し、
若き技術者が全く新しい車の開発に試行錯誤するシーンがある。

自分は車のことは何もわからないに等しいが、長い前フリを経て完成した車をみて「あっ」と思った。
#これ知ってる人RT
— おとうさんゲーマーです!レトロゲーム発見隊
元気が出るなぁpic.twitter.com/lDTzCjdyUf
? (@otousan8810) September 22, 2022
ホンダシティ!
子供の頃、社会現象を巻き起こした、時代を象徴する車だ。
この流れで読んでいると、いかに当時斬新だったのかがわかる。
これとモトコンポのセットが、とてつもなくオシャレで、未来的に感じられたものだ。

このシティについてコメントを求められた本田宗一郎のセリフと表情が笑える。
「…私ならこんな車は作らなかった…。」

ですよねー!
本田宗一郎については、さらに活字の本を二冊購入して読んでいる。
周囲から、「どうしてそんなに本田宗一郎に傾倒してるのかわからん」など言われるが、それは偉人伝をどう描くかという問いの、一つの答えが見つかりそうだから、というのが今の考え。
不定期でさらに続く。
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