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ついにMMA漫画がメジャー誌に進出!波切敦「レッドブルー」 [注目作品]


レッドブルー(1) (少年サンデーコミックス)

レッドブルー(1) (少年サンデーコミックス)

  • 作者: 波切敦
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2022/04/18
  • メディア: Kindle版

ブログ「見えない道場本舗」で「レッドブルー」なるMMA(総合格闘技)漫画があることを知る。
掲載誌は少年サンデー。メジャー2ndを読んでるけど全然気づかなかった。メジャー誌でMMA漫画は初めてなのじゃなかろうか。頑張ってほしい。ちなみにレッドブルーの担当編集者はメジャー2ndも担当しているのだそうだ。

ボクシングじゃないでしょう満田先生5.png

それにしても1997年のヒクソンvs高田から四半世紀も経過しているというのに、いまだに格闘技漫画の新連載といえばボクシングが多い。なんでやねんと思う。

YouTubeの世界ではブレイキングダウンとか言って、
ちょっと不良っぽいMMA団体が人気らしい。
私は競技性重視の観戦スタイルだったのでちょっと不本意ではあるが、
わけえ衆にMMAがイケてると思われているというのは喜ばしいことだ。ゲホゲホ。

お試しで「レッドブルー」の1、2話を読む。
サンデーうぇぶりで読むこともできる
さすがメジャー誌。作画も話もしっかりしてる。
作者が過去に描いていたバスケ漫画も以前少し興味が湧いたこともあった。

ということでAmazonで既刊全5巻を注文。
…したかったのだが4巻だけ在庫なし。
翌日、ついでに寄った本屋で4巻を探す。

漫画のタイトルは赤コーナー、青コーナーからきていると思うのだが、
レッドブルーだったか、ブルーレッドだったかど忘れ。
ブルーレッドだとトイレの洗剤みたいだからレッドブルーだなと推理したら「ら行」の棚に発見。
でも1巻しかない。

そんなに売れてるのかと長期戦を覚悟。
手当たり次第本屋に電話しようと自宅に引き返す。
が、電話した1軒目で在庫あったので拍子抜け林冲。

ところでレッドブルーだと検索の最初に「レッドブル」が出てくるのでちょっとネット時代には不向きなタイトルだなと思う。そういえばレッドブルも格闘技にゆかりが深いメーカーですね。

Amazonの4巻はキャンセル。その後、1週間経過しても4だけ在庫無しのままだった。
手元に揃った単行本を確認すると、3巻が2刷で、他は全て初版だった。
ちなみに5巻の帯には「既刊続々重版」となっている。

ボクシングじゃないでしょう満田先生1.png

さっそく裁断して電子化していく。
この場合、順番は5→4→3→2→1の順番に電子化していく。
ネタバレは避けられない宿命なのだが、このやり方なら先の展開が記憶に定着するのを若干弱めることができる。

そしてエラーチェックを兼ねて読んでみた。
いじめられっ子が勇気を出してスポーツを始める、というのがこのジャンルのよくあるパターン。
ところがレッドブルーはいじめられっ子がいじめっ子と手を組んで、いじめから救ってくれた人を倒すために格闘技を始めるというひねった展開。

エラー出てます
ボクシングじゃないでしょう満田先生3.png

主人公はいわゆる「陰キャ」。
その価値観をまるで理解できない天性の「陽キャ」に一発食らわせたいというのが主人公の行動原理になっている。

ボクシングじゃないでしょう満田先生2.png

まずキャラ立ちさせないと…というのは分かる。
ちょっと何がなんでもなキャラ設定過ぎて、この先に色々制約が出てくるんじゃなかろうかと心配になる。

奇抜な性格設定がそれなりに生きた展開になってはいるのだが、登場するキャラクターがそんなのばっかりなので若干読んでいて疲れる。

ボクシングじゃないでしょう満田先生4.png

格闘技漫画の悪しき定番、初日からスパーやったり、MMA始めて1週間で試合することになったり無茶苦茶な展開がまず目につくのだけど、

そこを乗り越えると思いのほか、ストイックな漫画だという印象を持った。
女性キャラも全くいないわけではないが、ほぼ全員モブ扱い。
メジャーセカンドの担当編集者なのにテコ入れとかないんだろうか。
まあテコ入れするまでもないのだとしたら人気があるということで喜ばしいが。

マイナー競技漫画はルール説明等に項を裂き過ぎて、キャラ描写がおざなりになって読者が離れるということになりがちだ。レッドブルーはどうだろう。微妙な感じがする。ライバルとの因縁がいまいち弱い気もするし、主人公がグラップラーというのもマニアックだ。まあ競技のファンとしては嬉しいことしかやってないのだが。この内容で今の読者がどれぐらい受け入れられるものなのか、ぶっちゃけ想像がつかない。

ぜひ今までのMMA漫画がなしえなかった「あしたのジョー」や「スラムダンク」、「キャプテン翼」級のメガヒット作になって、競技人口を増やして日本人初のUFC王者を誕生させていただきたい!

 
コンビニに寄ったら今週のサンデーがあったので、メジャー2ndを読むついでにレッドブルーを確認。あまり最新刊から話が進んでなかったので、今後は毎週チェックするようにしよう。けっこう前の方に掲載されていたので嬉しい。しかも今週の展開は主人公以外の試合で尺を大きく取っている。若干余裕が生まれているようで喜ばしい。内容も良かった。レスラーとグラップラー、どちらが主人公の相手になるかという展開。高田本部長じゃないけどトリハダたったね。やっぱりレスラーが勝つのかなあ。あ、敵のコーチで女性キャラも出てる。

以下、今までのMMA漫画

オールラウンダー廻(1) (イブニングコミックス)

オールラウンダー廻(1) (イブニングコミックス)

  • 作者: 遠藤浩輝
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/12/21
  • メディア: Kindle版



鉄風(1) (アフタヌーンコミックス)

鉄風(1) (アフタヌーンコミックス)

  • 作者: 太田モアレ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/11/05
  • メディア: Kindle版



第1話 強い人+第2話 発光 勇気の物語『ハナカク』

第1話 強い人+第2話 発光 勇気の物語『ハナカク』

  • 作者: 松井勝法
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2018/11/18
  • メディア: Kindle版



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コメント 1

智

「レッドブルー」、私も好きで読んでます。確かにキャラクター設定が凝ってると言うか、練りすぎの感もあるのかも。柴田ヨクサル的な勢いだけでキャラを出すのも大事なのかもしれない。でも複雑な関節技の展開の画力はすごいなと感心しきり。
あと「オールラウンダー廻」。終わり方が見事でそれまでちょっと苦手だった遠藤浩輝先生を大いに見直したのを思い出しました。あしたのジョーのアンチテーゼ的というか、サラッと幕を引いたのが印象的。
by 智 (2023-06-09 00:21) 

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