ネタバレあり。シン・仮面ライダー最速上映見てきたのだけれど。。。 [注目作品]
シン・仮面ライダー見てきました。
ネタバレありで感想を語ります。
まず前売り券を手に入れるところから始めますので、
ネタバレ嫌な方は今のうちにブラウザバックを。
前売り券。
こないだ北村龍平の新作映画見る時も前売り券の購入に苦労したけど、
シン・仮面ライダーも苦労しました。
っていうか実質、前売り券なんてものは今回存在しなかった。
ネットで調べても、おまけのついた高額な前売り券しかないのだった。
昭和な人は当日1800円、前売り1300円って認識じゃないですか。
結局、公開前日にネットで席を確保しても1900円。
時代も変わったなと思います。令和ですものね。
当日は最速上映ということで舞台挨拶の中継アリ。
客入りは9割ぐらい入ってた印象。女性も思ったより見かけた。
舞台挨拶はなんてこたあない。庵野監督いないし。
出演者によるライダーカード(入場時に貰える2枚組)開封の儀はちょっと楽しかった。
俺のカードはハチオーグと本郷猛でした。
そして開演。
始まりはいきなりバイクアクションから。
ライダーが血しぶきを上げながら戦闘員をやっつけていくのは「撲殺」という感じでかなり迫力。
とても良い。
これなら、やられた奴がフレームの外で復活してまた襲いかかってくるお約束も無さそうだと思った。
これまでのライダーキックって正直あまり痛そうに見えなかったのだが、シン仮面ライダーのキックは特別痛そう。
サイクロン号の変形シーンやベルトの回転ギミックなども楽しい。
ライダーの「仮面」も、通常のヘルメットから実写トランスフォーマー的に変形する。バイクも同様。
『実写トランスフォーマーの変形は有り難みがない、変形ギミックは箱根細工の如くあるべし!』という意見には同意するのだが、仮面ライダーの変身はこれ以外に処理できないと思うので、トランスフォーマーも許せる気がしてきた。それぐらいライダーの変身シーンはかっこいい。
あと緑川ルリ子役の浜辺美波が可愛い。
予告の時に思ったが、この女優さんこんなに可愛かったんだと驚いた。日本一かわいいと思う。
原作のルリ子は特に人格というものが与えられてなかった気がするが、今作ではほとんど主人公である。今作は怪人からの襲われ待ちではなく、ライダーを従えて積極的に攻撃を仕掛けていくという、全く新しい構成になっている。
クモ、コウモリ、サソリ(長澤まさみ!)、ハチと各個撃破していくのだが、ハチオーグのあたりで睡魔が襲ってきた。演じる西野七瀬は見方が少し変わるほど女優魂を発揮していたのだが、この辺でシン・仮面ライダーが自分が期待する内容の映画ではないと気づいてしまったのだ。
庵野監督の過去二作、シン・ゴジラやシン・ウルトラマンは、
怪獣あるいは宇宙人が現れた時に政府や一般市民のリアクションが楽しい映画だった。
これを仮面ライダーでやるのは相当に難易度が高い、無理なんじゃないかと思ってもいた。
映画を見た感じだとハチオーグは少なくともひとつの街を占拠している感じだ。
ショッカー全体では日本のどれぐらいを支配しているのだろうか?
また、それらは普通に報道されているのだろうか?
一般市民は恐怖に怯えて暮らしているのか?戦っているのか?何も知らないのか?
セリフで説明されているとしたら聞き逃してるかもしれないが、
少なくとも映像では説明されてないと思う。
私は説明が欲しかった。
ハチオーグの支配するエリアでは
大勢の住民がロボットのように操られ、しかもそれは圧倒的な科学力で、簡単に成し遂げられているように見えた。非常に安っぽい演出だ。
そしてハチオーグは西洋の砦みたいなところで豪華な装飾品に囲まれ優雅な暮らし。
戦う時は日本刀。。。うーん、安っぽい。
かなり「まんが映画」的なフォーマットである。
ダムで戦うのはTV版リスペクト。
本郷が死んで一文字が後を継ぐのは原作漫画リスペクト。
そんな感じで騙されそうになるのだけれども、
過去二作と違いシン・仮面ライダーは原作をかなり大胆にアレンジ、
しかもそのアレンジが安っぽいという印象を持った。
フィルムで見れば違うのかなという予告の違和感も、結局拭えなかったものが多かった。
THE FIRSTを超えてないライダーのデザイン。
身長の違うWライダー。
いい役者だとは思うけど池松壮亮と柄本佑でなくてはならなかったのか?
シリーズに続けて出演している竹野内豊が今回も登場。
シン・ウルトラマンを演じた斎藤工も従えて。
この斎藤工はウルトラマンなのか?と必死に観察する。
所作からどうも違うっぽい。
そしたらオチが。。。これはちょっとやられた。
上手くミスリードを誘っている。
ネタバレありで感想を語ります。
まず前売り券を手に入れるところから始めますので、
ネタバレ嫌な方は今のうちにブラウザバックを。
前売り券。
こないだ北村龍平の新作映画見る時も前売り券の購入に苦労したけど、
シン・仮面ライダーも苦労しました。
っていうか実質、前売り券なんてものは今回存在しなかった。
ネットで調べても、おまけのついた高額な前売り券しかないのだった。
昭和な人は当日1800円、前売り1300円って認識じゃないですか。
結局、公開前日にネットで席を確保しても1900円。
時代も変わったなと思います。令和ですものね。
当日は最速上映ということで舞台挨拶の中継アリ。
客入りは9割ぐらい入ってた印象。女性も思ったより見かけた。
舞台挨拶はなんてこたあない。庵野監督いないし。
出演者によるライダーカード(入場時に貰える2枚組)開封の儀はちょっと楽しかった。
俺のカードはハチオーグと本郷猛でした。
そして開演。
始まりはいきなりバイクアクションから。
ライダーが血しぶきを上げながら戦闘員をやっつけていくのは「撲殺」という感じでかなり迫力。
とても良い。
これなら、やられた奴がフレームの外で復活してまた襲いかかってくるお約束も無さそうだと思った。
これまでのライダーキックって正直あまり痛そうに見えなかったのだが、シン仮面ライダーのキックは特別痛そう。
サイクロン号の変形シーンやベルトの回転ギミックなども楽しい。
ライダーの「仮面」も、通常のヘルメットから実写トランスフォーマー的に変形する。バイクも同様。
『実写トランスフォーマーの変形は有り難みがない、変形ギミックは箱根細工の如くあるべし!』という意見には同意するのだが、仮面ライダーの変身はこれ以外に処理できないと思うので、トランスフォーマーも許せる気がしてきた。それぐらいライダーの変身シーンはかっこいい。
あと緑川ルリ子役の浜辺美波が可愛い。
予告の時に思ったが、この女優さんこんなに可愛かったんだと驚いた。日本一かわいいと思う。
原作のルリ子は特に人格というものが与えられてなかった気がするが、今作ではほとんど主人公である。今作は怪人からの襲われ待ちではなく、ライダーを従えて積極的に攻撃を仕掛けていくという、全く新しい構成になっている。
クモ、コウモリ、サソリ(長澤まさみ!)、ハチと各個撃破していくのだが、ハチオーグのあたりで睡魔が襲ってきた。演じる西野七瀬は見方が少し変わるほど女優魂を発揮していたのだが、この辺でシン・仮面ライダーが自分が期待する内容の映画ではないと気づいてしまったのだ。
庵野監督の過去二作、シン・ゴジラやシン・ウルトラマンは、
怪獣あるいは宇宙人が現れた時に政府や一般市民のリアクションが楽しい映画だった。
これを仮面ライダーでやるのは相当に難易度が高い、無理なんじゃないかと思ってもいた。
映画を見た感じだとハチオーグは少なくともひとつの街を占拠している感じだ。
ショッカー全体では日本のどれぐらいを支配しているのだろうか?
また、それらは普通に報道されているのだろうか?
一般市民は恐怖に怯えて暮らしているのか?戦っているのか?何も知らないのか?
セリフで説明されているとしたら聞き逃してるかもしれないが、
少なくとも映像では説明されてないと思う。
私は説明が欲しかった。
ハチオーグの支配するエリアでは
大勢の住民がロボットのように操られ、しかもそれは圧倒的な科学力で、簡単に成し遂げられているように見えた。非常に安っぽい演出だ。
そしてハチオーグは西洋の砦みたいなところで豪華な装飾品に囲まれ優雅な暮らし。
戦う時は日本刀。。。うーん、安っぽい。
かなり「まんが映画」的なフォーマットである。
ダムで戦うのはTV版リスペクト。
本郷が死んで一文字が後を継ぐのは原作漫画リスペクト。
そんな感じで騙されそうになるのだけれども、
過去二作と違いシン・仮面ライダーは原作をかなり大胆にアレンジ、
しかもそのアレンジが安っぽいという印象を持った。
フィルムで見れば違うのかなという予告の違和感も、結局拭えなかったものが多かった。
THE FIRSTを超えてないライダーのデザイン。
身長の違うWライダー。
いい役者だとは思うけど池松壮亮と柄本佑でなくてはならなかったのか?
シリーズに続けて出演している竹野内豊が今回も登場。
シン・ウルトラマンを演じた斎藤工も従えて。
この斎藤工はウルトラマンなのか?と必死に観察する。
所作からどうも違うっぽい。
そしたらオチが。。。これはちょっとやられた。
上手くミスリードを誘っている。
S.H.フィギュアーツ 仮面ライダー(シン・仮面ライダー) 約145mm PVC&ABS&布製 塗装済み可動フィギュア
- 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
- 発売日: 2023/03/18
- メディア: おもちゃ&ホビー
シン・仮面ライダーがライダー初体験の私に批評する資格が無いことはわかってますが、全体的に厳しいとなーと感じながら観てました。敵の呼称(〜オーグ)は、〜男とか方がむしろよかったような。
個人的にはシン・ゴジラ>>>>>シン・ウルトラマン>>シン・仮面ライダーですね。シン・ゴジラは日本映画の傑作に入れていいと思ってます。相対的に庵野氏の愛が深いほど、空回ってるような気が。
by 智 (2023-06-09 00:37)
いや、初体験なら初体験なりの得難い感想があると思います。庵野監督も若い視聴者の意見で演出を変えたというし。愛が深いほど空回るというのは本当にそうなのでしょうね。続編があるとしたら何をやるのか。ウルトラセブンが見たいと思いましたけど、ライダーの方がやりたそう。
by hondanamotiaruki (2023-06-11 08:44)