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未ソフト化のまま10周年、「花の詩女ゴティックメード」再上映を見に行く [名作紹介]

前回、天間荘の三姉妹を見るために上映スケジュールを調べたら、
ロボットアニメ映画「花の詩女(うため)ゴティックメード」もリバイバル上映されていたんですよ。

上映から10年、ソフト化もされてなくて、10日限定の上映。
せっかくだからついでに見に行ってきました。

5時前上映の天間荘はお客さん三人だったけど、
ゴティックメードはレイトショーでお客さん30人ぐらい。
年齢層高め。

若干不安だったのが、
複雑な設定で知られる原作を、
自分はほとんど読んだこと無かったんだよねえ。

周りに原作が好きな人が多かったので、
何度かチャレンジはしてみたのだけれども、
どうにも同性愛っぽい描写が苦手で1巻で挫折してました。

で、見てみたのだけれども素直に面白かった。
暴力を嫌う美少女ヒロインと、
暴力を使ってそれを護衛しないといけない王子様という、
相反する二人(と従者たちの)シンプルなロードムービー。

「予算ありません」(DVDで回収も出来ません)
という雰囲気が見る前から伝わってくる作品なのだけど、
たしかにそんなに動かないし、背景も何もないし、ほとんど事件らしい事件も起こらない。

肝心のメカ戦までが長い。
そろそろ来るかな?来るかな?と待ち構えていても全然始まらず、
始まったと思ったらあっという間に終わってしまい、そのままエンドロールへ。
意味ありげに出てきた味方キャラも出番なく終わってしまってなんだったんだと。

ですが普通に見れるという不思議なロボアニメでした。
そういう間を保たせることができる原作者で監督の永野護ってすごいんだなあと思った。
ファンの人が聞いたら鼻で笑われるかもしれないけども、なんかジブリ映画っぽかった。
 

一番良かったなと思ったのが挿入歌。
ヒロインが種を撒きながら歌う
「ふたつ、みつよつ、たっくさーん」という歌「ベリンの数え歌」が良かった。
綺麗な歌声で、音源買おうかなと思ってるぐらいだ。(追記:結局二曲購入)

エンドクレジットでヒロインの声優が川村万梨阿だとあった。
声優に疎いが、名前だけは知っている。
クエス・パラヤだな。

駐車場代をケチって歩いて帰る帰り道、ふと気がついた。
「川村万梨阿って、永野護と結婚してなかったか?」

家に辿り着いて検索すると当たっていた。
奥さんをヒロインにするってなんかすげえな。
しかも現在60歳。
10年ぶりの上映だというから、50歳前後であの声を出していたのかとビックリする。

jojo11.png
 
続き見たいなあ。
でも無理なんだろうなあ。
原作読むの再チャレンジしようかな。

 

花の詩女 ゴティックメード ワールドガイド

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  • 作者: 永野 護
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2013/03/07
  • メディア: 単行本






ファイブスター物語 1(1998 edition) (ニュータイプ100%コミックス)

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