7人の最強死刑囚と会ってきた片岡健の『マンガ 「獄中面会物語」』 [名作紹介]
Kindle Unlimitedで『マンガ 「獄中面会物語」』を読んだ。
ノンフィクションライター片岡健の「平成監獄面会記」を、
「野原ひろし 昼メシの流儀」の塚原洋一がコミカライズ。
原作者が面会後に死刑が確定した犯罪者の中から、
愛犬の仇討ちで元厚生事務次官三名の自宅を襲撃し殺傷した小泉毅、
相模原知的障害者施設で19名を殺害した植松聖、
木嶋佳苗と並び東西の毒婦と話題になった上田美由紀など、
印象的だった七名のエピソードを紹介している。
タイトルに「面会」とつくだけあって、
実際に会って話したり、手紙でやりとりしたり、
という事実から得られる説得力はものすごいものがある。
死刑判決が妥当だとは思うけども、
刑罰が確定するまでの事実確認が捻じ曲がっていたり、
報道の間違いを訂正されないまま社会に誤認され続けているという結末が明らかになったり、
ちょっと変わった推理小説を読んでいるようでもある。
また、死刑囚の凶悪さの本質を、改めて暴くようなエピソードもある。
凶悪犯罪というと、
弁護士が精神鑑定で悪い奴を無理やり無罪にしてしまうようなイメージがあるが、
認知障害を無視して実刑を喰らわせたり、
この漫画を読むと悪い意味で結構逆なのかもと思ってしまう。
というか、どちらもよくあることなのだろう。
法で裁けぬ悪党を…ではないが、意外と民意は反映されてなくもないと思える。
巻末には獄中面会する方法を漫画で紹介。
やってみようとは一切思わないが、意外と簡単。
前提として相手が会っても良いと思わせられなければならないのだが。
非常に面白かったので紙の本でも購入した。
人間の心の暗部を見つめるような内容なので読む人を選ぶと思うが、
Kindle Unlimitedに入会しているなら無料で読めるので、かなりお得だと思う。
ノンフィクションライター片岡健の「平成監獄面会記」を、
「野原ひろし 昼メシの流儀」の塚原洋一がコミカライズ。
原作者が面会後に死刑が確定した犯罪者の中から、
愛犬の仇討ちで元厚生事務次官三名の自宅を襲撃し殺傷した小泉毅、
相模原知的障害者施設で19名を殺害した植松聖、
木嶋佳苗と並び東西の毒婦と話題になった上田美由紀など、
印象的だった七名のエピソードを紹介している。
タイトルに「面会」とつくだけあって、
実際に会って話したり、手紙でやりとりしたり、
という事実から得られる説得力はものすごいものがある。
死刑判決が妥当だとは思うけども、
刑罰が確定するまでの事実確認が捻じ曲がっていたり、
報道の間違いを訂正されないまま社会に誤認され続けているという結末が明らかになったり、
ちょっと変わった推理小説を読んでいるようでもある。
また、死刑囚の凶悪さの本質を、改めて暴くようなエピソードもある。
凶悪犯罪というと、
弁護士が精神鑑定で悪い奴を無理やり無罪にしてしまうようなイメージがあるが、
認知障害を無視して実刑を喰らわせたり、
この漫画を読むと悪い意味で結構逆なのかもと思ってしまう。
というか、どちらもよくあることなのだろう。
法で裁けぬ悪党を…ではないが、意外と民意は反映されてなくもないと思える。
巻末には獄中面会する方法を漫画で紹介。
やってみようとは一切思わないが、意外と簡単。
前提として相手が会っても良いと思わせられなければならないのだが。
非常に面白かったので紙の本でも購入した。
人間の心の暗部を見つめるような内容なので読む人を選ぶと思うが、
Kindle Unlimitedに入会しているなら無料で読めるので、かなりお得だと思う。
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