典型的な言葉狩り記者、討ち取られる。 [時事ネタ]
「ブラック企業」は、人種差別用語である
言葉の使い方に鈍感すぎる国内メディア
https://toyokeizai.net/articles/-/46755
という記事があるのをまとめサイトで知った。
書いているのは高橋浩祐という国際ジャーナリスト。
悪い会社をブラックと呼ぶのは黒人を連想させて失礼だろ、と言いたいらしい。
それに対しイチャモンだろ!という声がまとめサイトに掲載されている。
問題の記事とは別に、同じ人が書いた以下のような見出しの記事があった。
集団的自衛権、黒幕の米国が考えていること
https://toyokeizai.net/articles/-/41323
問題とされた記事の三ヶ月前に書いたもので
黒幕という言葉を使っていて、お前が鈍感じゃ!というオチ。
「私は差別と黒人がキライだ」みたいな話だな。
こういうしょうもないオチになってしまうようなレベルの指摘活動を言葉狩りという。
「白黒つける」「腹黒い」「汚れて黒ずむ、真っ黒」「黒歴史」「夜のハイウェイ 犯人(ホシ)はクロ」、
そういった言葉も日本に住む黒人が増えているという理由で、
そろそろ禁句 にしろというのか。それはちょっとできない 相談だ。
そもそも「黒人」というのは時代に適した言葉なのだろうか。
そもそもそっちが差別的な意図を持って与えられた名称と考えるのが自然なのではなかろうか。
黒人はその名称に誇りをもっていて、変えるのは許さんと思っていたりするのだろうか。
俺は別に黄色人種という分類は禁止とか言われても困らんけど。
まあどっちにしろ主語のデカい話だ。
黒人も言うほど肌の色が黒くないし、
白人だって白かない。
私ら黄色か?
そもそも名付けた人の色彩センスが皆無なんよ。
それをいつまでも続けてるから、
こじらせてブラック企業が人種差別でメディアが黒幕だとか言い出す人が出てくる。
インディアンがネイティブアメリカン、
エスキモーがイヌイットと変えられたみたいに、
そろそろ人種を色別に分けるのはやめるべきだと唱える方が建設的ではなかろうか。
あとボクシングの軽い階級の、
フェザー(羽)、バンタム(鶏)、フライ(蝿)、ストロー(藁)もたまに気になるけど慣れちゃったからあまり考えないようにしてる。タイムマシンがあったら名前つけたやつをドツきたい。
あと小説の「小」も差別的なニュアンスがあるとかなんとか。
でえ、
今回の記事を書くにあたって、東洋経済のバックナンバーを漁ったり、元記事を読み直したりしたんですけど、
>米国では既に
>Afro-American(アフリカ系アメリカ人)
>という表現のほうが公の場では、より一般的になっている。
と、元記事にしっかり書いてあるじゃないですか!
つまりアメリカ様では「ブラック企業」といった言葉より、
「黒人」という名称の方が差別的だという流れになっている(らしい)。
この記者も基本的に「黒人」という表記を使っていない。
本来ならここで終わってる記事である。
しかし記事を書いた高橋浩祐氏はその後もマルコムXガーとか権威がありそうな名前を持ち出して、強引に話をもとに戻す。要するに見出し詐欺なのである。ちょっとカンに触る程度のことを膨らませて因縁をつける。煽る。物書きとして食っていくためだ。典型的なメディアの悪い記事だ。
「アフリカ系アメリカ人という言葉を使おう!」と言えば済む話をミュートして、
「ブラック企業という呼称は人種差別的!」という見出しをフルボリュームにしたのは、
アフリカ系アメリカ人という呼称が定着したら、記事が一本やっつけられないからだと思われても仕方がない。
黒字、黒帯、玄人、黒い三連星、ブラックタイガー、仮面ライダーブラック、ブラックジャック、キタサンブラック、バーバリーブラックレーベル、ジョーブラックによろしくなど、いい連想もいっぱいあるだろうに。
高橋氏の記事の後、記事を載せた東洋経済オンラインでは「ブラック企業」という名称の使用を禁止しているのか調べてみた。検索結果は491件。高橋氏が記事を書いた8年前以降も普通に使われ続けているようである。
つまり東洋経済オンラインは高橋氏が言う「鈍感なメディア」と言うことになるが、高橋氏も変わらず東洋経済オンラインに寄稿し続けているのだ。
高橋浩祐氏の最近の記事をざっと調べてみた(command+f)が、
「黒焦げ」というのがあったことは一応付け加えておく。
https://toyokeizai.net/articles/-/578952
言葉の使い方に鈍感すぎる国内メディア
https://toyokeizai.net/articles/-/46755
という記事があるのをまとめサイトで知った。
書いているのは高橋浩祐という国際ジャーナリスト。
悪い会社をブラックと呼ぶのは黒人を連想させて失礼だろ、と言いたいらしい。
それに対しイチャモンだろ!という声がまとめサイトに掲載されている。
問題の記事とは別に、同じ人が書いた以下のような見出しの記事があった。
集団的自衛権、黒幕の米国が考えていること
https://toyokeizai.net/articles/-/41323
問題とされた記事の三ヶ月前に書いたもので
黒幕という言葉を使っていて、お前が鈍感じゃ!というオチ。
「私は差別と黒人がキライだ」みたいな話だな。
こういうしょうもないオチになってしまうようなレベルの指摘活動を言葉狩りという。
「白黒つける」「腹黒い」「汚れて黒ずむ、真っ黒」「黒歴史」「夜のハイウェイ 犯人(ホシ)はクロ」、
そういった言葉も日本に住む黒人が増えているという理由で、
そろそろ禁句 にしろというのか。それはちょっとできない 相談だ。
そもそも「黒人」というのは時代に適した言葉なのだろうか。
そもそもそっちが差別的な意図を持って与えられた名称と考えるのが自然なのではなかろうか。
黒人はその名称に誇りをもっていて、変えるのは許さんと思っていたりするのだろうか。
俺は別に黄色人種という分類は禁止とか言われても困らんけど。
まあどっちにしろ主語のデカい話だ。
黒人も言うほど肌の色が黒くないし、
白人だって白かない。
私ら黄色か?
そもそも名付けた人の色彩センスが皆無なんよ。
それをいつまでも続けてるから、
こじらせてブラック企業が人種差別でメディアが黒幕だとか言い出す人が出てくる。
インディアンがネイティブアメリカン、
エスキモーがイヌイットと変えられたみたいに、
そろそろ人種を色別に分けるのはやめるべきだと唱える方が建設的ではなかろうか。
あとボクシングの軽い階級の、
フェザー(羽)、バンタム(鶏)、フライ(蝿)、ストロー(藁)もたまに気になるけど慣れちゃったからあまり考えないようにしてる。タイムマシンがあったら名前つけたやつをドツきたい。
あと小説の「小」も差別的なニュアンスがあるとかなんとか。
でえ、
今回の記事を書くにあたって、東洋経済のバックナンバーを漁ったり、元記事を読み直したりしたんですけど、
>米国では既に
>Afro-American(アフリカ系アメリカ人)
>という表現のほうが公の場では、より一般的になっている。
と、元記事にしっかり書いてあるじゃないですか!
つまりアメリカ様では「ブラック企業」といった言葉より、
「黒人」という名称の方が差別的だという流れになっている(らしい)。
この記者も基本的に「黒人」という表記を使っていない。
本来ならここで終わってる記事である。
しかし記事を書いた高橋浩祐氏はその後もマルコムXガーとか権威がありそうな名前を持ち出して、強引に話をもとに戻す。要するに見出し詐欺なのである。ちょっとカンに触る程度のことを膨らませて因縁をつける。煽る。物書きとして食っていくためだ。典型的なメディアの悪い記事だ。
「アフリカ系アメリカ人という言葉を使おう!」と言えば済む話をミュートして、
「ブラック企業という呼称は人種差別的!」という見出しをフルボリュームにしたのは、
アフリカ系アメリカ人という呼称が定着したら、記事が一本やっつけられないからだと思われても仕方がない。
黒字、黒帯、玄人、黒い三連星、ブラックタイガー、仮面ライダーブラック、ブラックジャック、キタサンブラック、バーバリーブラックレーベル、ジョーブラックによろしくなど、いい連想もいっぱいあるだろうに。
高橋氏の記事の後、記事を載せた東洋経済オンラインでは「ブラック企業」という名称の使用を禁止しているのか調べてみた。検索結果は491件。高橋氏が記事を書いた8年前以降も普通に使われ続けているようである。
つまり東洋経済オンラインは高橋氏が言う「鈍感なメディア」と言うことになるが、高橋氏も変わらず東洋経済オンラインに寄稿し続けているのだ。
高橋浩祐氏の最近の記事をざっと調べてみた(command+f)が、
「黒焦げ」というのがあったことは一応付け加えておく。
https://toyokeizai.net/articles/-/578952
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