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村枝賢一は描き分けたのか?特撮でも起こる作画崩壊! [心に残る1コマ]

YouTubeの東映公式で定期的に配信されている仮面ライダーを見ている。
これで見るようになったのは2号ライダー編になってからなのだが、
自分がこれまでいかに本編映像を見ていなかったのか思い知らされる。
発見ばかりだ。

一番熱中していた時期は再放送もなく、
ビデオレンタルは高価で傑作選しかない。
小学生なのに2800円もする怪人図鑑を購入して穴が開くほど見返していたが、
そこには滝和也のことも山本リンダのことも書かれていない。
(山本リンダがショッカー戦闘員よりも強いのでびっくりした)

 
赤いはずの2号ライダーの複眼が
バイクスタントや殺陣のシーンなどで時々ピンクになっていることにも気づく。

ピンクマスク7.png

1号役の藤岡弘が怪我をして、急遽2号ライダーが誕生したのは有名な話。
のちの旧1号と呼ばれるそのマスクの複眼の色がピンクだ。
時々2号の複眼の色が変わるのは、1号のマスクを中途半端に改造したものを使用してるからなのだと察した。

ピンクマスク6.jpg

ちょっと貧乏くさい。
レギュラーの女優は三人も増やすのに。

 
水の中で戦うシーンでアクション用のマスクがドアップになっていてびっくりした。
中の人の目と口が露出していて、まるで覆面プロレスラーのようである。

ピンクマスク1.png

そんなピンクの複眼も、
今週配信された26話でついに赤くなった。
2号の初登場が14話なので、12週かかった計算になる。

ピンクマスク3.png
 
こうして見ると、かなり軟質で面長なマスクである。
視界を良くするために隈取りの部分のクリアパーツを外して、
向こうの景色が透けて見える場面もあった。

くちの部分、いわゆるクラッシャーもちょっと出っ歯気味でカッコ悪い。
なんかククルスドアンの島で有名な作画崩壊ガンダムのようでもある。

ピンクマスク8.jpg

ウルトラマンのマスクはAからCと3種類あるが、ライダーにもそういった呼称はあるのだろうか。
桜島1号とかあるよな)

 
仮面ライダー漫画といえば村枝賢一の 「仮面ライダーを作った男たち」
そのマスク描写の描き込まれ具合は、仮面ライダーコミカライズの革命だった。
そんな村枝漫画で、アクション用のマスクをかき分けているコマはあったのだろうか?と思い、改めて読み返して探してみた。
 
第二話の冒頭のコマが隈取りの面積が広くて一番それっぽい。

ピンクマスク5.png

ちなみに最近、宇宙刑事シャイダーのメイキング映像をネットで見た。
なぜかリアルタイムで本編を見た時以上の迫力を感じた。

「仮面ライダーを作った男たち」では主役のマスクを地べたに置くなと、
演者がスタッフをたしなめるシーンがあるが、
シャイダーのメイキングでは思いっきりマスクを地面に置いていた。

宇宙刑事のJACとライダーの大野剣友会ではしきたりが違うということなのだろうか。

 




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