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女優の正体は?そんなこと考えるのも楽しい「大物女優の付き人は、ほぼ奴隷の日々でした。」 [名作紹介]

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「大物女優の付き人は、ほぼ奴隷の日々でした。」が面白かった。
タイトルから期待することに100%応えており、絵柄もポップな感じで読みやすい。

10年以上前の回想記なのだが、
当時月給10万前後というのが付き人の相場らしく、
その中から東京の高い家賃も払わないといけないのだからキツい仕事だ。

主人公が付き人をするツンデレな女優も、
パワハラセクハラが蔓延する芸能界で、
真っ当な陰の努力をしながら日々仕事をこなしていて人間力を感じる。
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やがて主人公は女優に才能を見出されるのだが、、、
後書きまで読むとそれでも芸能界では上手くいかないらしいので厳しい世界だ。
 

これを書いている現在、
ダヴィンチのサイトで途中まで無料公開されている。
https://ddnavi.com/serial/oomonojoyunotukibito/
私は単行本を買って読みましたけど、興味のある方はお早めにどうぞ。
Kindle Unlimitedでも読めるそうです。
 
さて、野暮な読み方だけれども、
この漫画に出てくる主人公が付き人となる女優は誰なのか?
それを推理する楽しみもこの漫画の醍醐味だと思う。

漫画では名前が白鳥君子となっており、年齢は38歳。
朝ドラのヒロインを演じたこともあるらしい。

俺は白鳥君子の正体は余貴美子(66)ではないかと思った。
朝ドラのヒロインの経歴はないのだが(もちろん出演はある)、
漫画の後半に「筒井監督の映画の仕事」「不良の青春もので白鳥さんは主人公の不良の母親を演じる」とあるのだ。
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この映画はもう井筒和幸監督の「パッチギ!」しかないのではないか。

パッチギの映画公開は2006年。
当時50歳で漫画とは年齢が合わないものの、余貴美子はパッチギで主人公の母親役を演じている。

 
じゃあ朝ドラのヒロインはどうなるのか?
特定されないようにするための偽の情報か、
あるいは二人の女優の付き人をやった経験を合成して、
白鳥君子のキャラクターが出来上がったのではないだろうか。

そうなると、もう一人の女優がいるのなら、
考えられるのは余貴美子と同じ事務所。
アルファエージェンシーにいる可能性が高い。
探してみたら朝ドラの主演をはった女優がいた。

原日出子(62)だ。
1981年に「本日も晴天なり」に出ている。
あまり知らないけれど、こないだ亡くなった渡辺裕之の奥さんらしい。
「Shall we ダンス?」で役所広司の奥さん役だったとか。あの二人のダンスシーンは印象的だ。

 
<追記>
その後、ネットで秋野暢子説を見ました。

1975年NHK連続テレビ小説『おはようさん』のヒロイン
1996年井筒和幸監督「岸和田少年愚連隊」おかん 役
クラシックなベンツ乗り。。。

こっちの方が正解っぽい。(´・ω・`)

 

大物女優の付き人は、ほぼ奴隷の日々でした。 (本当にあった笑える話)

大物女優の付き人は、ほぼ奴隷の日々でした。 (本当にあった笑える話)

  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2021/10/29
  • メディア: Kindle版



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