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正常位は童貞が許可した体位「ゆげ塾の構造がわかる世界史」 [歴史漫画]

YouTubeで「シン・ウルトラマン」の批評動画を聴いて知ったのだが、
長澤まさみに対するセクハラシーンがあるなどと文句を言っている人がいるらしい。
どれぐらいの温度で、何人ぐらいいるのか知らんけど。
なんともつまらん感性だなあと思う。

スカート姿の女優をローアングルから撮っているシーンがあるのだが、
下着とか絶対見せるわけないって分かりきってるし。
カメラの角度をいじりまくっても絶対見れないTVゲームを見てるような感覚だったよ、あれ。

お尻叩くシーンだって全然セクシーじゃないし。
まあ、なんかちょっと作り手の顔が浮かぶ、滑ってるシーンだなとは思ったけど。

映画というのはある程度、官能的であるべきものだろうと思う。
巨大フジ隊員で性に目覚めた人もいるというし、
それに比べりゃスカート姿の長澤まさみなんて若干レベルを落とした表現だよ。

 
こっち関係、最近なんとも過敏な世の中である。
思い出すのは「ゆげ塾の構造がわかる世界史」だ。

その漫画によると、
正常位というのは英語で
「Missionary position(宣教師が指導する体位)」なんだそう。
カトリック1.png

ローマ=カトリック教会はセックスのやり方までルールを作っており、

正常位以外の体位はダメ。
子作り以外の目的ではダメ。
昼間にしてはダメ。
生理中、妊娠中、授乳中はダメ。
日水金土曜日はダメ。
裸でしてはダメ。

これらは刑法上の罪であるGuiltとは別の宗教上の罪、Sinと呼ばれているらしい。
ラーメン二郎のギルティは刑法上の罪だったんですな!
カトリック2.png
(画像は「エリア88」10巻

女性とお風呂に入るのもイッツァーシンなんだそうです。


江戸時代に日本に来た外国人が混浴に驚いたりする記録が残っていますが、とんでもないことですな。
パンチライン1.png
(画像は「おかしな猫がご案内ニャンと明治時代はこうだった」)

ゆげ塾の漫画は言います。
このようなルールブックを作ったのはローマ教会。そして、彼らはボーサン。妻帯を禁じられた清い身、そう…童貞だったのです。贖罪規定署に無理が多いのは、中学2年生の妄想で作ったルールブックだったからでした。

さらに、こんな童貞ルールを中世ヨーロッパが受け入れた理由として、
中世ヨーロッパがとても貧しかったからだと説明しています。
食糧不足から参事制限をしないといけない。
貧しさに耐えるために神への強い信仰を必要としたのだと。

 
最近の日本における過剰なエロ規制キャンペーンをしたがる人々。
彼、彼女らがどこまで受け入れられるのかよく分かりませんが、受け入れられるかどうかは日本が貧しくなっていっているリトマス試験紙なのかもしれないなあと思ったりします。

 
さてこの「マンガゆげ塾の構造がわかる世界史」という作品。
国を擬人化してなんとなく歴史が学べる今時の作品で、
Kindle Unlimitedでも読めるので入会されてる方はすぐ読まれたし。

自分が最初に読んだのはたぶん2年前ぐらい。
大変面白いと思うのだけど、続刊があまり出てないようでさみしい。
ちょっと作画につたないとこがあるのが弱点かな。
 


ゆげ塾の構造がわかる世界史【増補改訂版】

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  • 出版社/メーカー: ゆげ塾出版
  • 発売日: 2019/01/28
  • メディア: Kindle版




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