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炎上漫画を見て思い出した、男の身体機能におけるバグの話 [時事ネタ]

興味深いまとめがあった。

【炎上】女さん「この漫画、実の娘を酔った勢いで襲いそうって言っててマジキモイ」作者「ぜんぜん違うんだが」
https://matomedane.jp/page/91139

とある漫画を引用して、
こんな「漫画は許したくない」とツイートする女性。
それが注目を集め拡散されて、作者が反応という流れ。

作者によると、件のツイートは
「恣意的にある部分だけを切り取って、この親父が実の娘を犯そうとした」というふうに受け取られかねない反応をされておりますが、前後を読んでいただければぜんぜん違うことがおわかりかと。」とのこと。

超好意的かつ簡単に漫画の内容を要約すると、
大変仲の良い親子がいるのだが、
お父さんは酔うとどうなるか分からないので娘と酒を飲むのだけは自制しているという話。

 
よく考えると攻めた漫画なのかもしれない。
ちょっと話はズレるのだが、前からどこかで語ろうとしていたことを思い出した。

 
それは男の日常に、
「欲情してはいけない相手をシャットダウンする戦い」があるということだ。
問題とされた漫画はそういう部分を描いている、と思わなくもない。

基本的に男はいやらしいものに無条件で興奮してしまうものだと思う。
これを弱点だと感じる男も多いだろう。
うっかり興奮すべきでない対象に興奮してしまったということが頻繁に起こりうるからである。

例えば血縁関係にある女性の裸だったり。
あえてヒドイ表現にすると、ブスだったりババアだったりオカマだったり。

例えばネットで、あるセクシーな写真が貼られているのを見て興奮したとする。
「実はこれ男なんだぜ」という注釈が入る。
すると同じものを見ているのに、そのひとことで一転、気分が悪くなってしまう。

欲情してはいけない女性に一瞬でも欲情することは、男性にとってのダメージになりうるのである。
吐き気をもよおし、体の深刻な機能不全に陥る可能性もある。

だから男性は基本、そういったものは避ける。
視界に入らないようにするし、考えないようにする。
だが、どうしても一瞬脳裏を掠めるようなことは起きるし、完璧には防げない。

 
問題とされた漫画は、そういった男性の生まれ持った業を描いていると思う。
クレーム者の「読んで不快に思う」と言うのは分からなくもないが、許せないと言う反応は少しズレてると思う。お子様向けの漫画では無いし、クレーム者もアラフォーであるという。いい大人だ。理解するべきだと思う。

 
こういった男性の業を描いた漫画に、「八神くんの家庭の事情」という名作があった。もしも思春期の少年の母親が橋本環奈だったら?みたいな分かりやすい話だ。「八神くん」もクレームをつけられた漫画家も、どちらも女性が描いている。クレーム者も女性であることが興味深い。

バグ.png
(画像は土田世紀「編集王」5巻

 

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