るろうに剣心、ゴールデンカムイに続く明治北海道漫画は実話が元!佐々大河「ふしぎの国のバード」 [歴史漫画]
佐々大河の「ふしぎの国のバード」を既刊6巻を大人買い。
明治時代の東北、北海道を旅行して記録に残した女性、イザベラ・バードが書いた「日本奥地紀行」をコミカライズしたもの。
購入の動機になったのは、ゴーマニズム宣言でのイザベラ・バードの引用。
バードは韓国も旅行しており、ゴーマニズムによると親韓・嫌日であるという。
そんな親韓・嫌日の彼女が日韓併合は時世的にやむ得ないとコメントを残しているそうで、日韓併合に理解を求める論法になっている。
日韓併合はやむ得ないといいながら親韓・嫌日?
嫌日の根拠が気になって、いろいろネットを検索したのだが見つからない。
原著をあたるしかないのかなと考えていると、漫画版があることを知ったという成り行き。
嫌日の外国人が日本旅行するってどんな漫画だ?興味を惹かれるでしょ。
漫画版はイザベラ・バードをずいぶん若く描写している。
イザベラは1831年生まれのイギリス人。
日本に来たのは1878年だから47歳のとき。
スプーンおばさんみたいな漫画ではダメなのか。厳しい現実だ。
通訳として旅に同行する伊藤鶴吉こと、「イト」は1858年生まれ。
こちらは当時20歳ということになるから年齢設定に嘘はない。
リヴァイ兵長のフォロワー的な顔に描かれているが、残されている写真に面影はない。。。
上の画像はイトではないが、こっちの方がイトっぽい。
通訳オーディションで落とされる単なるエキストラだ。
バードが朝鮮を旅したのは1894年。63歳だからずいぶんおばあちゃんだ。
これも漫画にするのだろうか。
(虫刺されと悪戦苦闘する描写が多い。俺、こういうの絶対無理。)
漫画からはあまり嫌日に繋がりそうな描写は見られない。
普通に腰が低くて頭が柔軟で差別心のない心優しい女性としてバードを描写している。
ウィキペディアを見ると、ちょっと辛辣な部分もある。
>「日本人は、西洋の服装をすると、とても小さく見える。どの服も合わない。日本人のみじめな体格、凹んだ胸部、がにまた足という国民的欠陥をいっそうひどくさせるだけである」、また「日本人の黄色い皮膚、馬のような固い髪、弱弱しい瞼、細長い眼、尻下がりの眉毛、平べったい鼻、凹んだ胸、蒙古系の頬が出た顔形、ちっぽけな体格、男たちのよろよろした歩きつき、女たちのよちよちした歩きぶりなど、一般に日本人の姿を見て感じるのは堕落しているという印象である。」と日本人の人種的外観について記している。なおアイヌ人については「未開人のなかで最も獰猛」そうであるが、話すと明るい微笑にあふれると書いている。ほかにもホザワ(宝坂?)と栄山の集落について「不潔さの極み」と表し、「彼らは礼儀正しく、やさしくて勤勉で、ひどい罪悪を犯すようなことは全くない。しかし、私が日本人と話をかわしたり、いろいろ多くのものを見た結果として、彼らの基本道徳の水準は非常に低いものであり、生活は誠実でもなければ清純でもない、と判断せざるをえない
なんとなく嫌日というかアジア人蔑視という感じがする。
堕落とか、誠実・清純でないという言い方も、キリスト教圏の国がそうでない国の人を断罪するのに似ている。これなら朝鮮に行ってもあまり変わらないと思うけど。。。『朝鮮紀行』のウィキを読んでも大差ない。バードが親韓・嫌日だったとして、その差がどこから出てくるのか、非常に気になる。
(貧しい片田舎の描写が凄まじい。こういうの、昔は多かったろうなあ。)
やはり原著を読むしかないか?
YouTubeの動画でも「日本奥地紀行」を朗読するものがあるが、かったるくてあまり聞いていられない。「ふしぎの国のバード」は本来、売れ線漫画になりそうもない内容を頑張って脚色してる感があるので、どういうアレンジをしているのかはとても気になる。
実写化すればいいのに。
演じるのは当然シャーロット・ケイト・フォックスだ。
明治時代の東北、北海道を旅行して記録に残した女性、イザベラ・バードが書いた「日本奥地紀行」をコミカライズしたもの。
購入の動機になったのは、ゴーマニズム宣言でのイザベラ・バードの引用。
バードは韓国も旅行しており、ゴーマニズムによると親韓・嫌日であるという。
そんな親韓・嫌日の彼女が日韓併合は時世的にやむ得ないとコメントを残しているそうで、日韓併合に理解を求める論法になっている。
日韓併合はやむ得ないといいながら親韓・嫌日?
嫌日の根拠が気になって、いろいろネットを検索したのだが見つからない。
原著をあたるしかないのかなと考えていると、漫画版があることを知ったという成り行き。
嫌日の外国人が日本旅行するってどんな漫画だ?興味を惹かれるでしょ。
漫画版はイザベラ・バードをずいぶん若く描写している。
イザベラは1831年生まれのイギリス人。
日本に来たのは1878年だから47歳のとき。
スプーンおばさんみたいな漫画ではダメなのか。厳しい現実だ。
通訳として旅に同行する伊藤鶴吉こと、「イト」は1858年生まれ。
こちらは当時20歳ということになるから年齢設定に嘘はない。
リヴァイ兵長のフォロワー的な顔に描かれているが、残されている写真に面影はない。。。
上の画像はイトではないが、こっちの方がイトっぽい。
通訳オーディションで落とされる単なるエキストラだ。
バードが朝鮮を旅したのは1894年。63歳だからずいぶんおばあちゃんだ。
これも漫画にするのだろうか。
(虫刺されと悪戦苦闘する描写が多い。俺、こういうの絶対無理。)
漫画からはあまり嫌日に繋がりそうな描写は見られない。
普通に腰が低くて頭が柔軟で差別心のない心優しい女性としてバードを描写している。
ウィキペディアを見ると、ちょっと辛辣な部分もある。
>「日本人は、西洋の服装をすると、とても小さく見える。どの服も合わない。日本人のみじめな体格、凹んだ胸部、がにまた足という国民的欠陥をいっそうひどくさせるだけである」、また「日本人の黄色い皮膚、馬のような固い髪、弱弱しい瞼、細長い眼、尻下がりの眉毛、平べったい鼻、凹んだ胸、蒙古系の頬が出た顔形、ちっぽけな体格、男たちのよろよろした歩きつき、女たちのよちよちした歩きぶりなど、一般に日本人の姿を見て感じるのは堕落しているという印象である。」と日本人の人種的外観について記している。なおアイヌ人については「未開人のなかで最も獰猛」そうであるが、話すと明るい微笑にあふれると書いている。ほかにもホザワ(宝坂?)と栄山の集落について「不潔さの極み」と表し、「彼らは礼儀正しく、やさしくて勤勉で、ひどい罪悪を犯すようなことは全くない。しかし、私が日本人と話をかわしたり、いろいろ多くのものを見た結果として、彼らの基本道徳の水準は非常に低いものであり、生活は誠実でもなければ清純でもない、と判断せざるをえない
なんとなく嫌日というかアジア人蔑視という感じがする。
堕落とか、誠実・清純でないという言い方も、キリスト教圏の国がそうでない国の人を断罪するのに似ている。これなら朝鮮に行ってもあまり変わらないと思うけど。。。『朝鮮紀行』のウィキを読んでも大差ない。バードが親韓・嫌日だったとして、その差がどこから出てくるのか、非常に気になる。
(貧しい片田舎の描写が凄まじい。こういうの、昔は多かったろうなあ。)
やはり原著を読むしかないか?
YouTubeの動画でも「日本奥地紀行」を朗読するものがあるが、かったるくてあまり聞いていられない。「ふしぎの国のバード」は本来、売れ線漫画になりそうもない内容を頑張って脚色してる感があるので、どういうアレンジをしているのかはとても気になる。
実写化すればいいのに。
演じるのは当然シャーロット・ケイト・フォックスだ。
バイリンガル版 ふしぎの国のバード 1巻 UNBEATEN TRACKS in JAPAN
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/01/20
- メディア: 単行本
タグ:偉人伝
コメント 0