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見てはいけない!浦島太郎、鶴の恩返し、パンドラの箱…見るなのタブーの漫画を集めてみた [心に残る1コマ]

前回はパンドラの箱伝説について語りました。
開けてはいけないと言われて、ついつい開けて見てしまう心理。
今回はそんな類似物語を集めて紹介してみたいと思います。

ちなみにウィキペディアには「見るなのタブー」という項目があります。

開けて見てはいけないといえば浦島太郎の玉手箱。
鶴の恩返しの機織り部屋。

パンドラと同じギリシア神話には、
振り向いてはいけないオルフェウスのエピソードがあります。
ゴール寸前でついつい振り向いちゃって、生き返る約束がご破算になるお話。

これは車田正美が聖闘士星矢24巻で引用しています。

「オルフェよ。おまえの琴の美しさに免じてユリティースを返してやろう…」
「ただし…地上へ出るまでただの一度も後ろを振り返ってはならん
「もし一度でも振り返ればおまえの願いはもう二度とかなわぬことになろう…」
見るなのタブー7.png
 
ジョジョ第四部、36巻では振り向くとあの世に連れていかれる小道が登場します。

「あのポストを越えて曲がったあと20メートルぐらい先に出口が見えるわ…。」
「そこまで何が起ころーと『決して後ろをふり向かない』って約束して…」
見るなのタブー6.png

遡ってジョジョ第三部21巻では磁力のスタンド使いマライアのセリフで、
「触れてはいけないものというのは触れてしまいたくなるものね。」というのがあります。見るなのタブーとはちょっと違いますけど。ニュアンスは一緒。
見るなのタブー2.png
触れてはいけないコンセントに触ったジョセフアブドゥルは術中に陥ります。

 
横山光輝の水滸伝では開けてはいけない御堂を開けてしまい、
仙人が封じ込めた悪魔が飛び出してしまいます。
見るなのタブー3.png
その悪魔は主人公になる梁山泊の英雄たちの出現を暗示しているというから、よくわからない構成です。
原作は長い年月をかけて脚色されていった話なので変なとこが多い。
でも横山水滸伝は必読の傑作ですけどね。

 
またまた車田正美のエピソードですが、
ボクシング漫画「リングにかけろ」で、まんまパンドラという少女が登場します。
世界選抜の中学生ボクシング大会にてギリシアと決勝を戦う日本代表の前に現れるのですが、
箱を渡して「この箱はあけてはいけません」とのたまう。(無表情と意味不明なポーズがいい)
見るなのタブー1.png
プレゼントだと思って開けてしまうと、中身は空。
からかわれたと思って夜になると、
ギリシアの補欠たちから箱を開けたと因縁をつけられ闇討ちされてしまうという展開。
見るなのタブー5.png

これには日本チームも怒り浸透。
香取石松の
「あけちゃいけねえもんならなァ〜っ」
「最初っからくれるんじゃねえやあ〜っ!!イモ野郎ーっ!!」
ってツッコミがスカッとします。
見るなのタブー4.png

 

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