将来お世話になるかもしれない孤独死処理業者さん。沖田×華(おきたばっか)「不浄を拭うひと」 [名作紹介]
「不浄を拭うひと」というエッセイ風マンガを買ってみた。
事故物件のハウスクリーニング業を描いたエッセイ風の漫画だ。
書いているのは沖田×華。
よく見かける名前だが、沖田さんと華さんのコンビではなく、通して「おきたばっか」と読むらしい。なるほどなあ。
漫画や映画で、殺し屋が仕事した後になんの痕跡も残らないようにする死体処理業者が出てきますけど、アレに説得力を加えるモノだったら面白いなーというのが買ってみた理由。あと将来の孤独死にある程度備えたいというのもある(切実)。
もちろん、あくまでもハウスクリーニングなので、死体の処理はなされた後。
それでも髪の毛やら、手の皮やら、目玉やら、残されていて処理しないといけないのでエグい。
1巻と表記されていたけども、正直お腹いっぱいだ。続刊の購入は遠慮したい。
事故物件に住んだことも内見したこともないけども、そういうサイトで検索したら以前住んでいたレオパレスの正面にあったでかいマンションから飛び降りがあったことが分かってしまって、正直調べたことにちょっと後悔したのであった。ちなみに事故後に一度でも誰か住んでしまえば、不動産業者は顧客にそれを知らせる義務はないのだという。
あと、入浴中に亡くなって、追い焚き機能で骨以外溶けてしまった話が出てくるんですけど、子供の頃に読んだケイブンシャかなんかの怪談特集本なんかにもっとホラーっぽく脚色したであろう話が載っていた。すごい怖くて印象的だったんだけど、大人になって「風呂のお湯の温度ぐらいで溶けるとかないwww」とか笑えるようになった。だけど…溶けるんだねええええ。。。
タグ:ホラー漫画
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