桂正和がウルトラマンを描くとこうなる!桂正和コレクション2収録「ヴォーグマン」 [名作紹介]
桂正和といえば、世間的には電影少女やタイガー&バニーの人なのだろうか。
俺にとっては「ウイングマン」や「ヴァンダー」などの東映特撮リスペクトの漫画家なんだけども、円谷風のウルトラマン的な巨大ヒーローも描いていたと知って、本を取り寄せてみた。
タイトルは「ヴォーグマン」。
桂正和コレクション2に収録されている。
描かれたのはウイングマンの頃の1985年。
ジャンプ増刊のスプリングスペシャルに掲載されたという。
コンセプトはウルトラマンのパロディなんだそうだ。
怪獣をやっつけるたびにビルなどが破壊されるが、それを無かったことにするのが怪獣特撮のお約束。その辺を、なかったことにしなかったらどうなるか、、、という、アメコミが時々やらかす問題作みたいなコンセプト。
ヴォーグマンに変身し、能力を全開にするためには「愛」が必要。
たまたまヴォーグマンになってしまった主人公は、ヴォーグマン嫌いの彼女に配慮し、街を壊さないように戦うというお話。
街並みの書き込みや破壊描写などがすごいが、ヴォーグマンの所作がウルトラマンから大きく逸脱してないのは惜しいと思う。街を壊さないように苦心して戦うというコンセプトだが、かっこいいヒーローを求める自分には少しストレスが溜まる展開である。多忙な中で描いたであろう読み切りなので、作者的にはウルトラマン的なものが描ければ満足なのだと思うが。
ヴォーグマンの顔デザインは意欲的な試みが色々と感じられる。ちょっとウルトラマンダイナを先取りした風でもある。体はちょっとシンプルすぎるか。もう少しボコボコが欲しい。
俺にとっては「ウイングマン」や「ヴァンダー」などの東映特撮リスペクトの漫画家なんだけども、円谷風のウルトラマン的な巨大ヒーローも描いていたと知って、本を取り寄せてみた。
タイトルは「ヴォーグマン」。
桂正和コレクション2に収録されている。
描かれたのはウイングマンの頃の1985年。
ジャンプ増刊のスプリングスペシャルに掲載されたという。
コンセプトはウルトラマンのパロディなんだそうだ。
怪獣をやっつけるたびにビルなどが破壊されるが、それを無かったことにするのが怪獣特撮のお約束。その辺を、なかったことにしなかったらどうなるか、、、という、アメコミが時々やらかす問題作みたいなコンセプト。
ヴォーグマンに変身し、能力を全開にするためには「愛」が必要。
たまたまヴォーグマンになってしまった主人公は、ヴォーグマン嫌いの彼女に配慮し、街を壊さないように戦うというお話。
街並みの書き込みや破壊描写などがすごいが、ヴォーグマンの所作がウルトラマンから大きく逸脱してないのは惜しいと思う。街を壊さないように苦心して戦うというコンセプトだが、かっこいいヒーローを求める自分には少しストレスが溜まる展開である。多忙な中で描いたであろう読み切りなので、作者的にはウルトラマン的なものが描ければ満足なのだと思うが。
ヴォーグマンの顔デザインは意欲的な試みが色々と感じられる。ちょっとウルトラマンダイナを先取りした風でもある。体はちょっとシンプルすぎるか。もう少しボコボコが欲しい。
桂正和コレクション 1~最新巻(ジャンプスーパーコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
- 作者: 桂 正和
- 出版社/メーカー: 集英社
- メディア: コミック
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