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知られざる工口ファミコンゲームの世界「ファミコン非公認ゲームガイド 」 [ゲーム]

最近、ファミコン世代を狙い撃ちにしたムックがいろいろ出版されている。
その中で一際目を引いたのは「ファミコン非公認ゲームガイド」

ファミコン非公認ゲームガイド (myway mook)

ファミコン非公認ゲームガイド (myway mook)

  • 出版社/メーカー: マイウェイ出版
  • 発売日: 2019/02/05
  • メディア: Kindle版

任天堂に無許可で発売された、ポルノゲームをまとめた本だ。
ちなみにKindle読み放題対象本である。

当時、死ぬほどファミコンもやったし、ゲーム雑誌も読み漁った。
しかしこの手のエロゲーの情報はほとんど入ってこなかった。
「ファミコン非公認ゲームガイド」を読むと、こんなにあるのか?と驚いた。
もちろん任天堂が流通にもメディアにも圧力をかけて情報規制していたのだと思う。

一つや二つぐらいは知っているゲームもあるが、そのほとんどが未知の領域で新鮮だ。
それにしても肝心のエロ部分がひどい。
なにもファミコンでこんな思いをしてまでエロを求めなくても。。。と思う。
百科事典でエロい単語を探して興奮してるみたいな感じだ。
これを当時5000円ぐらいか幾らかのお金を出して買っていた人がいるのかと思うと。。。
ハッカー4.png
ちなみに写真のゲームソフト、「スーパーマルオ」は現在50万円ぐらいで取引されているそうだ。

一方、当時のパソコンはエロゲーが花盛り。
お値段的に手は出なかったが(パソコン自体買えない)。
エロパソコンゲーム専門誌もあったものの、とても本屋でこれくださいというわけにはいかない。
健全なパソコン雑誌にも、広告だけはたくさん掲載されている。
掲載された広告から、その内容を垣間見てドキドキしていた少年時代だった。

 
任天堂の圧力がかかって情報規制されていたのもあるけども、家庭用機でエロゲーが流行らなかったのは、やはり描画能力の乏しさが原因だったのではなかろうか。
「ファミコン非公認ゲームガイド」には何本かパソコンゲームから移植されたエロファミコンゲームが紹介されているが、解像度の違いが明らかである。
ハッカー3.png
 
ファミコンのエロゲー会社の代名詞といえば「ハッカーインターナショナル」
鈴木みその「あんたっちゃぶる」で取材漫画があったのが強く印象的。

最終回の3話前から二回に分けて掲載している。
これを掲載してしまうファミ通もすごい。
当然、任天堂は快く思わなかったはずである。
ハッカー2.png
 
しかし思えばファミマガの漫画でも「ハッカー」を象徴する「ブラック」というキャラクターが敵役として登場し、その後、アンパンマンにおけるバイキンマン的な立ち位置でレギュラー化してしまった。そういう意味で、結構愛されていた会社と言えるのかもしれない。
ハッカー1.png

 

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ファミコン非公認ゲームガイド (マイウェイムック)

ファミコン非公認ゲームガイド (マイウェイムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マイウェイ出版
  • 発売日: 2018/09/19
  • メディア: ムック


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