あまり知られない凄腕原作者、中大輔が描く「ジャッキー・チェン物語」 [名作紹介]
「君は強くなりたいと思ったことはないか?」
「ブルース・リーやジャッキー・チェンのように、体ひとつで敵を倒したいと思ったことはないか?」
「男ならー、誰でも一度はそう思うはずだ。」
子供の頃に読んだ「ドラゴン拳」の冒頭ナレーションは強烈だった。
年取ってから体を鍛え始めたのも、あのナレーションがどこか頭にあったからだ。
自分は完全にジャッキー世代。
マニアというほど詳しくもないが、好きな映画はポリスストーリー。
今回は「ジャッキー・チェン物語」を紹介。
コンビニでたまたま見かけて衝動買いしたいわゆる廉価本というタイプのコミック。
書き下ろしのようだが、これがなかなかよく出来ているのだ。
ジャッキー・チェン物語は、ジャッキーがまだ幼い頃から始まる。
(石丸博也の声で脳内再生されるコマ)
ジャッキーの複雑な家庭環境と母の愛。
厳しい子役時代と、サモハン&ユンピョウとの出会い。
仕事の挫折や、ジャッキーの若き日の悲恋も描かれる。
彼女とは家柄の違いからお別れとなるが、
ジャッキーは無学故に彼女からの手紙を読むことすらできず、住む世界が違うことを痛感するコマが切ない。
伝説となっているプロジェクトAの落下シーン。
リハーサルで粉々になったダミーを見下ろすジャッキーの顔がなんか面白い。
他にも、悪徳プロモーターや反社会勢力との戦いも描かれている。
作画は水木繁。
おそらくゲゲゲの人とは別人。
松田優作物語のような、かけアミを多用したタッチが特徴的。
原作の中大輔は他にもスタローンや、ブルース・リーなど、肉体派の偉人コミックを同フォーマットで何作か出しているようだ。俺は全く気付かず、作画の違う「マイクタイソン物語」も購入していて、こちらもお気に入りなので、中大輔という原作者は出来る人に違いないと思う。
「ブルース・リーやジャッキー・チェンのように、体ひとつで敵を倒したいと思ったことはないか?」
「男ならー、誰でも一度はそう思うはずだ。」
子供の頃に読んだ「ドラゴン拳」の冒頭ナレーションは強烈だった。
年取ってから体を鍛え始めたのも、あのナレーションがどこか頭にあったからだ。
自分は完全にジャッキー世代。
マニアというほど詳しくもないが、好きな映画はポリスストーリー。
今回は「ジャッキー・チェン物語」を紹介。
コンビニでたまたま見かけて衝動買いしたいわゆる廉価本というタイプのコミック。
書き下ろしのようだが、これがなかなかよく出来ているのだ。
ジャッキー・チェン物語は、ジャッキーがまだ幼い頃から始まる。
(石丸博也の声で脳内再生されるコマ)
ジャッキーの複雑な家庭環境と母の愛。
厳しい子役時代と、サモハン&ユンピョウとの出会い。
仕事の挫折や、ジャッキーの若き日の悲恋も描かれる。
彼女とは家柄の違いからお別れとなるが、
ジャッキーは無学故に彼女からの手紙を読むことすらできず、住む世界が違うことを痛感するコマが切ない。
伝説となっているプロジェクトAの落下シーン。
リハーサルで粉々になったダミーを見下ろすジャッキーの顔がなんか面白い。
他にも、悪徳プロモーターや反社会勢力との戦いも描かれている。
作画は水木繁。
おそらくゲゲゲの人とは別人。
松田優作物語のような、かけアミを多用したタッチが特徴的。
原作の中大輔は他にもスタローンや、ブルース・リーなど、肉体派の偉人コミックを同フォーマットで何作か出しているようだ。俺は全く気付かず、作画の違う「マイクタイソン物語」も購入していて、こちらもお気に入りなので、中大輔という原作者は出来る人に違いないと思う。
上海のジャッキー・チェンミュージアムにあった鳥山明先生の絵。
— YAN (@yanazzurri) March 8, 2024
一路好走〓 pic.twitter.com/335yTkgrjB
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