腐女子の系譜、アニパロコミックスは発売できなくなりました6 [シリーズ]
アニパロコミックス27号から遂に「サムライトルーパー」ネタが登場する。「鎧伝サムライトルーパー」、聖闘士星矢の二番煎じ的なアニメである。放送からは半年近くが経過していた。ちなみにこの翌年が平成元年である。玩具は振るわなかったが、当時のサンライズにガンダムに次ぐ版権収益をもたらしたという。
身近に腐女子がいて、同人誌にも手を出していたものだから、ものすごいトルーパー人気を体感していた。鈴木みその漫画でも「ファンイベントで失神者が出た」と描かれている(OUTに投稿してた経験を持ちつつ、業界ベテランの塩山紀生デザインにわざわざケチをつけてるあたり、鈴木みそはよくわからない)。
…ところが、今回改めて調べてみると、アニパロコミックスでのトルーパーネタは驚くほど少ない。最初に手を出したのは巣田祐里子だが、彼女オリジナルの漫画連載も始まっていた関係もあってか、レギュラーネタとして定着した印象は無い。看板作家の一人、藤田わかがトルーパーネタに手を出したのはなんと平成3年3月発売の42号。そこまで人気が続いていたという事でもあるが、何か釈然としないものがある。(追記:投稿作品をまとめた別冊でトルーパーネタをやっていたことが判明)
人気のバロメーターである投稿作品ではトルーパーネタの比重はやはり高い。あくまでも誌面で内容がわかる作品数ではあるが、表最下段にまとめてみた。トルーパーの翌年、やはり聖闘士星矢の二番煎じ的アニメ、「天空戦記シュラト」が始まっている。ちなみに、身近の腐女子がアニパロコミックスを買わなくなったのもこの頃である。。。
鎧伝サムライトルーパー アーマープラス 輝煌帝烈火(守護者発動版カラー)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- メディア: おもちゃ&ホビー
タグ:アニパロコミックス
2016-10-21 05:45
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