機動隊に「土人」と言わせる方法がわかる、元東京都知事原作の漫画「ラストニュース」 [時事ネタ]
米軍北部訓練場(沖縄県)のヘリ離着陸帯移設工事現場に派遣された大阪府警の機動隊員が抗議の市民らに「土人」などの差別的な発言をした問題で、大阪府の松井一郎知事は20日、「発言は不適切だが、個人を徹底的にたたくのは違うのではないか。相手もむちゃくちゃ言っているのに、すべて許されるのか」と述べた。府庁で記者団の質問に答えた。(毎日新聞)
このニュースを見て、弘兼憲史の「ラストニュース」を思い出した。原作は元東京都知事の猪瀬直樹。弘兼が「課長島耕作」終了後に送り出した、「加治隆介の議」と並ぶ傑作である。
主人公であるニュース番組のプロデューサーは、警察の誤認逮捕を取材。警察署長を夜討ち朝駆けで四六時中つきまとい、インタビューをする様にスタッフに命令する。精神的に追い詰められた署長はブチ切れてカメラを蹴り飛ばしてしまう。どんな事情があろうと大失態であり、大スクープ映像である。スタッフは映像を確認して喜ぶが、プロデューサーは取材テープを切り刻み、没にしてしまった。
相手をわざと怒らせてニュースにしてしまうのはラストニュース以前からのマスコミの常套手段である。そんな使い古された手段(ちなみにこの漫画は1992年ごろ)で国家権力への不審を高めようとするから、いわゆるプロ市民としてこういった運動が軽蔑される一方なのだと思う。まあ、多分本人らには一生理解でき無いと思うが。
このニュースを見て、弘兼憲史の「ラストニュース」を思い出した。原作は元東京都知事の猪瀬直樹。弘兼が「課長島耕作」終了後に送り出した、「加治隆介の議」と並ぶ傑作である。
主人公であるニュース番組のプロデューサーは、警察の誤認逮捕を取材。警察署長を夜討ち朝駆けで四六時中つきまとい、インタビューをする様にスタッフに命令する。精神的に追い詰められた署長はブチ切れてカメラを蹴り飛ばしてしまう。どんな事情があろうと大失態であり、大スクープ映像である。スタッフは映像を確認して喜ぶが、プロデューサーは取材テープを切り刻み、没にしてしまった。
相手をわざと怒らせてニュースにしてしまうのはラストニュース以前からのマスコミの常套手段である。そんな使い古された手段(ちなみにこの漫画は1992年ごろ)で国家権力への不審を高めようとするから、いわゆるプロ市民としてこういった運動が軽蔑される一方なのだと思う。まあ、多分本人らには一生理解でき無いと思うが。
ラストニュース 全10巻完結(ビッグコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]
- 作者:
- 出版社/メーカー:
- メディア: -
2016-10-20 15:49
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0