サブスクで佐藤まさあき「実録昭和猟奇事件」を読む [無料/セール]
Kindle Unlimitedで佐藤まさあき先生の「実録昭和猟奇事件」1〜3巻を読んだ。
大久保清の事件のコミカライズである。
1983年に出版された「劇画・大久保清 姦殺」の復刻版だという。
この漫画に惹かれた理由は大久保清への興味である。
小学校時代に読んだビートたけしの小話本「恐怖びっくり毒本」に、やたらと大久保清がオチとして使われていたが、これは誰かと親に尋ねても何だかハッキリしないままだったので印象に残っていた。
大人になって、ボンヤリとした輪郭は伝わっていたのだけど、漫画で読んでその印象がハッキリできるのなら、というのが購読(サブスクだけど)の理由。
佐藤まさあき先生といえばダビデの星の人である。
今でいうデスノートのキラのような高い知能をもった男が、次々と女性に乱暴を働くという内容で、これまたKindle Unlimited入りたての何年か前に読んだのだが、描く女性の目が少女漫画以上に異様にキラキラしていたりで、ちょっと趣味に合わなかった。今作ではちょっと抑えられた絵になっている。(女性キャラをアシスタントに描かせることもあったらしい。松森正とか。)
それにしても劇画という分野を切り拓いた偉大な作家であるが、エロ方面でも知られた人である。そういった人が被害者が乱暴されるシーンまで描くのはどうなのと思ってしまう。
それから、女性への異常な執着からハードスケジュールでナンパを繰り返す大久保犯の姿が、以前読んだ佐藤先生の著作、「『堕靡泥の星』の遺書―さらば愛しき女たち」で読んだ佐藤先生自身の女性への執着と重なってしまった。
関連記事:1998年のリベンジポルノ?セフレの実名写真を出版公開!佐藤まさあきの「『堕靡泥の星』の遺書」
ですが、犯人と刑事の駆け引き、身勝手な殺人犯の生い立ち、興味深い内容でした。
大久保清の事件のコミカライズである。
1983年に出版された「劇画・大久保清 姦殺」の復刻版だという。
この漫画に惹かれた理由は大久保清への興味である。
小学校時代に読んだビートたけしの小話本「恐怖びっくり毒本」に、やたらと大久保清がオチとして使われていたが、これは誰かと親に尋ねても何だかハッキリしないままだったので印象に残っていた。
大人になって、ボンヤリとした輪郭は伝わっていたのだけど、漫画で読んでその印象がハッキリできるのなら、というのが購読(サブスクだけど)の理由。
佐藤まさあき先生といえばダビデの星の人である。
今でいうデスノートのキラのような高い知能をもった男が、次々と女性に乱暴を働くという内容で、これまたKindle Unlimited入りたての何年か前に読んだのだが、描く女性の目が少女漫画以上に異様にキラキラしていたりで、ちょっと趣味に合わなかった。今作ではちょっと抑えられた絵になっている。(女性キャラをアシスタントに描かせることもあったらしい。松森正とか。)
それにしても劇画という分野を切り拓いた偉大な作家であるが、エロ方面でも知られた人である。そういった人が被害者が乱暴されるシーンまで描くのはどうなのと思ってしまう。
それから、女性への異常な執着からハードスケジュールでナンパを繰り返す大久保犯の姿が、以前読んだ佐藤先生の著作、「『堕靡泥の星』の遺書―さらば愛しき女たち」で読んだ佐藤先生自身の女性への執着と重なってしまった。
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ですが、犯人と刑事の駆け引き、身勝手な殺人犯の生い立ち、興味深い内容でした。
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