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プラモ狂四郎シンドロームが突然の終了宣言! [注目作品]

前回書いたプラモ狂四郎の生原稿が新聞紙にすり替わっていたという記事。

フィクションだったらしい。。。

まんまと引っ掛かっちまったよ。
批判的な意見を作者が多く目にしたらしく、特別編の漫画は削除。シンドロームも終了となってしまった。作者は謝罪しつつも、ちょっと不満げに見える。

「原稿紛失であれば大事件で、呑気に漫画なんぞ描いてる神経は持ち合わせていない」んだそうだ。要するに「フィクションだって見りゃ分かるでしょ」ということだ。いやいやいや先生、生々しすぎるよ!解決したからこそのコミカライズだと思うし!

俺がフィクションだと知って、どれだけショックだったかというと、特別編第二話を保存し忘れてしまったぐらいだよ!しまったなあ。正直あまり面白くなかったけど、第二話は。

 
「君のためなら死ねる!」のフレーズで有名な、「愛と誠」
その原稿を出版社が紛失した結果、オークションにかけられていたという事件が最近あったばかり。ほら生々しい!今年の5月の話なので、これをモチーフにしたのだろうか。出版社はオークションの中止と、原稿の返却を求めたが、善意の第三者であり原稿を保管しているまんだらけは「買えばいいじゃん」と拒否。でも講談社もそれを拒否。原画は400万円で落札されたそうだが、それは講談社にとって払う価値の無い金額だったようだ。作者から賠償金取られちゃえばいいのに。

原画を売るといえば「55歳の地図」
漫画家の黒咲一人がホームレスになる記念に原画をまんだらけに持って行ったが値段がつかなかったらしい。今回これを貼ろうと思ったが、まだ電子化してなかったことに気づく。前回紹介した時は、キンドル読み放題に入っていた。

こないだ、復活したゲームラボを買ったのだが、その中でピョコタンというネットでよく聞く人物が、自分の原画を売りに行くという話を書いていたが、19年続いた連載の最終回の原稿が千円の値段しかつかなかったそうだ。。。
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昔アメコミにハマっていた時期によく聞いた話なのだが、あちらはよく原画を売りに出したりしているらしい。今はどうか知らないが。プラモ狂四郎シンドロームでも語られていたが、出版にはネガさえあればいいらしい?貴重には違いないが、漫画家の数を考えるとやはり腐る程ある原画。誰も知らないうちに処分されたものが山ほどあるのだろう。諸行無常だ。

作者の死後、プラモ狂四郎の原画はどこへ行くのだろうか。
ガンダム博物館みたいなものが出来たら寄贈されるのだろうか。
ガンダム漫画も腐る程ありますけど。

これまでのブログやシンドローム最終回を読んでも思うのだが、やまと先生ってナイーブな作家に分類されるんじゃなかろうか。周囲に特別気を遣わせてそう。
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ぜひ、南郷快山のような謎の開き直りを見せて欲しいところなのだが。。。
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愛と誠―梶原一騎直筆原稿集

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  • 作者: 梶原 一騎
  • 出版社/メーカー: 風塵社
  • 発売日: 1997/09/01
  • メディア: 大型本



愛と誠1~最新巻(文庫版)(講談社漫画文庫) [マーケットプレイス コミックセット]

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  • 作者: ながやす 巧 梶原 一騎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • メディア: コミック

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