アーティストみたいなラーメン屋の見方も変わる?1巻に魂込めた本庄敬の「一杯の魂」 [名作紹介]
3巻だけ買っていた「一杯の魂」の1巻を購入したので読む。
数ページめくって気がついたんだけど作画が違う!
1巻だけ本庄敬なのね。読んだことないけど、作品はコンビニなんかでよく見かける気がする。
作画の違いに最初ちょっとガッカリしたのだが、読んでみたらこの漫画はなかなかすごい!流して量産するタイプという印象の金平守人とは真逆。鬼のような情報量だ。気迫を感じる。
1巻では6人のラーメン職人を紹介している。
(麺屋武蔵/山田雄・佐藤吉治)
ラーメンといえば気軽に食べられるイメージだが、ある意味外食産業の最激戦区である。こないだ記事を書いたが、一時期40億円も稼いだ人が数年後には破産するほど競争が激しいのだ。この漫画は2002年ごろに描かれたものだが、作中に登場する森住康二は10年後の2012年、自己破産している。
(中村屋/中村栄利)
当然、各人の苦労は半端ない。
美味しいものを作るだけではない。その味を維持するのにもまた違った苦労がある。ほとんどのお客さんはいつ来ても、どこに行ってもすぐに同じ味が出て来て当然だと思っているだろうけども。
(なんつっ亭/古谷一郎)
漫画にも登場する佐野実などはそのギャップから客との軋轢を生むが、それもまあ致し方ないかなという風にも思わされる。
(支那そばや/佐野実)
一読すれば、木多康昭や弘兼憲史のコピペも見方が変わってくる。
2巻から本庄敬が降りているのも納得する。全力で描ききった魂の一巻だ。
数ページめくって気がついたんだけど作画が違う!
1巻だけ本庄敬なのね。読んだことないけど、作品はコンビニなんかでよく見かける気がする。
蒼太の包丁 Deluxe Vol.1 板前修業スタート、夏を呼ぶ初鰹編 (マンサンQコミックス)
- 作者:
- 出版社/メーカー: 実業之日本社
- 発売日: 2017/04/22
- メディア: コミック
作画の違いに最初ちょっとガッカリしたのだが、読んでみたらこの漫画はなかなかすごい!流して量産するタイプという印象の金平守人とは真逆。鬼のような情報量だ。気迫を感じる。
1巻では6人のラーメン職人を紹介している。
(麺屋武蔵/山田雄・佐藤吉治)
ラーメンといえば気軽に食べられるイメージだが、ある意味外食産業の最激戦区である。こないだ記事を書いたが、一時期40億円も稼いだ人が数年後には破産するほど競争が激しいのだ。この漫画は2002年ごろに描かれたものだが、作中に登場する森住康二は10年後の2012年、自己破産している。
(中村屋/中村栄利)
当然、各人の苦労は半端ない。
美味しいものを作るだけではない。その味を維持するのにもまた違った苦労がある。ほとんどのお客さんはいつ来ても、どこに行ってもすぐに同じ味が出て来て当然だと思っているだろうけども。
(なんつっ亭/古谷一郎)
漫画にも登場する佐野実などはそのギャップから客との軋轢を生むが、それもまあ致し方ないかなという風にも思わされる。
(支那そばや/佐野実)
一読すれば、木多康昭や弘兼憲史のコピペも見方が変わってくる。
2巻から本庄敬が降りているのも納得する。全力で描ききった魂の一巻だ。
ラーメン人物伝 一杯の魂 全3巻完結 [マーケットプレイスセット]
- 作者: 本庄敬・大泉孝之助
- 出版社/メーカー: 集英社
- メディア: コミック
2017-10-25 10:18
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