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伝説のクソゲー返品制度は事実なのか? [ゲーム]

鈴木みそが99年に連載していたゲーム業界ルポ漫画、「おとなのしくみ」2巻で、アメリカではクソゲーが返品できるというコマがあった。
返品.png
かなり衝撃的で信じがたい情報だ。
しかし、この先、このネタが触れられたのを見たことがない。
本当だったのだろうか?

ネットで調べてみると、正しくはこういうことらしい。
×「アメリカはクソゲーが返品できる」

○「アメリカには返品文化がある。」

つまりゲームに限らないのだ。

知っての通り、アメリカは移民によって成り立った国家である。
いろんな言語、文化を持つ人間が共存すればトラブルが起こりやすい。
なので、相手の言い分、考え方の違いを尊重する気持ちが強い。
なので訴訟社会になる。

返品を素直に受け入れた方が社会の歯車がよく回るのだろう。
大きいお店には必ず返品受付コーナーがあるらしい。
クリスマスなどの時期には行列ができるそうだ。

サービスが伝説になる時」という本を読んだことがある。
それによると、アメリカの伝説のサービスは、アパレルがタイヤの返品を受け入れたことだという。そこまで行くとバカなんじゃなかろうかと思ってしまう。どちらかというと「お客様は神様です」的な日本人っぽいやり方である。これがアメリカでは美談になってしまうのだ。
返品2.png

日本もクソゲーを返品できるようにすべし!
「おとなのしくみ」から15年経ったが、そのような声がまるで起こらないのは、アメリカの返品文化がさすがにクレーマーでも受け入れられない想像を絶する思想であるからなのだろうか。ある意味、サービスが伝説になっている。


おとなのしくみ (2) (アスペクトコミックス)

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  • 発売日: 1999/04
  • メディア: コミック



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タグ:鈴木みそ
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