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キモオタと結婚する蒼井優よりも美人が引きこもりと結婚するドキュメンタリー番組、「このマンガがすごい!」がすごい! [モテる漫画]

南海キャンディーズの山ちゃんと、女優の蒼井優の結婚は衝撃的だった。

見出しが躍った時、フェイクニュースなのではないかと疑ぐりまくったものだ。
交際二ヶ月。絶対すぐ破局するに違いないと思った。
「生理的に無理」、そんなことを言い出す気がする。

記者会見を見ると本当に意外にいいカップルで、絶対に破局しなさそうに見えた。
蒼井優の両親に許しを得に行くエピソードも心が和んだ。
後で聞いた二人のプロポーズのエピソード、「合鍵渡しておきます?深い意味はないんですけど」「深い意味があってもいいですよ」には羨ましくて萌え死にしそうだった。

いや、それでも絶対「生理的に無理」で破局するに決まってるのだが。
と、女性の手のひら返ししか喰らったことのない、イケメンのアラフォーおっさんは思うのである。

 
そんな蒼井優が出ているドキュメンタリー番組、「このマンガがすごい!」がアマゾンプライムにあったので見てみた。こんな番組は全然知らなかったが、タイトルは同名のマンガ大賞からとられているそうだ。毎回ゲスト俳優がリスペクトする漫画を映像化。そのメイキングが主な内容になっている。

第一回の森山未來の「うしおととら」が衝撃的で、獣のやりに支配されたうしおのメイクでオーディション会場に登場する。まるで年末恒例のTV番組「笑ってはいけない」のようだが、参加者は誰一人笑わない。真剣そのもので、ある種のショックを受けた。
森山4.JPG

なかなか面白い番組なのだが、あまりテーマと関係ないところで衝撃を受けた。
第三回の「NHKにようこそ!」では原作者の滝本竜彦がインタビューに答えている。
「NHKにようこそ!」は引きこもりをテーマにしているが、それは自身の体験であるらしい。

引きこもりから脱するために、街ゆく女性に声をかけ続けるという荒業に挑み、若干の改善に至ったという。ちなみに女性限定というのは、やはりモチベーションになるからという正直な理由で、なるほどな、がんばって!と応援したくなる。

やはり散々無視され、つまらないプライドが打ち砕かれ、良い意味で自分と世間の関係の認識を改められたみたいにまとめるのだが、その中でしっかり現在の奥さんを捕まえたのだという。

それがもうめちゃくちゃ美人で、まるで女優じゃん!と衝撃を受けた。
森山2.JPG
対談をする女優二人、蒼井優と森川葵をも超える美人さんなのである。

感動に手のひら返しして、なんでこんな引きこもりに…、だったら俺に…とか、散々世の無理解を嘆いたりしたのだった。

よく見ると、原作者もイケメンなのである。
鼻が高く、ハゲも綺麗に剃り上げてイタリア人みたいだ。
森山3.JPG
キモメンだった時代もあるのだろうが、キモメンもファッションを適切にキャラ設定を行えば、パラダイムシフトが起こる可能性は高いと思う。平井堅も学生時代はキモメンとして女子に雑巾を投げつけられていたという。

才能に感じ入ったのもあるのだろう。
たまに周囲にこういうカップルを見かける。
糟糠の妻なのに美人という。
俺ってよっぽど才能ないんだなーと絶望してしまう。

 
まあ人それぞれ。
地道に今度のデート頑張るしかない。

そしてそっと「NHKにようこそ!」をカートに入れる。
全9巻。
これで今月買った漫画は70冊を超えた。。。
休日返上みたいに電子化に打ち込んでいるが、本は全然減らないのである。
 





NHKにようこそ! 1-8巻セット

NHKにようこそ! 1-8巻セット

  • 作者: 大岩 ケンヂ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • メディア: コミック

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