次に見るアニメは「どろろ」にしようと思う。原作未完のどろろはなぜリメイクされ続けるのか。 [注目作品]
去年の冬はアニメをいっぱい見てしまった。
グリッドマンにゾンビランドサガ。転生したらスライムにゴブスレ。ジョジョもあるか。このまままたアニメ熱が復活してしまうのかなあと思う勢いだ。職場の若い女の子がアニメの話振ってくることも多いので、それも悪く無いかなあと思う。
とりあえず「どろろ」が気になっている。
たまたまYouTubeにて、外人がカタログスペック的に「どろろ」が気になると語ってた動画を見た。まとめサイトでも絶賛するスレッドを見た。
「どろろ」と言えば、小学生ぐらいの頃に読んだ、アニメのカタログ的な本で白黒アニメ版を知ってインパクトを受けた。手塚治虫原作で、妖怪を倒して自分の体を取り戻していく話とかあらすじが書いてあって面白そうだなと思った。ただ当時は、そんな過去の白黒アニメを見る手段が無かった。
高校生ぐらいになって、大塚英志&田島昭宇の「魍魎戦記MADARA」が世間的にヒットした。自分的には1巻だけ読んで「どろろ」じゃん?と原作漫画を読んで無いにも関わらずそう思い、なんか合わなかったのもあって1巻で切ってしまった。
高校卒業して親元を離れ、一人暮らしを始めるようになる頃になると、出版社は過去の名作を文庫本サイズにして売ることを思いつく。これは現在まで続いている。その中でついに「どろろ」を読んだのが、はっきり言って大して印象に残っていない。途中で終わってるんだっけ?
やっぱり「どろろ」に関しては、設定が大きなインパクトを与えているのは間違いない。それを手塚ブランドが後押ししているのだろう。原作が未完だから、脚色も許される。だから企画が上がりやすいのだろう。
2004年、プレステ2でも大作ゲームとして発売されている。元レッドカンパニー、沙村広明、雨宮慶太が制作に関わっている。
2007年には妻夫木聡&柴咲コウで映画化。どちらもあまり飛び抜けてどうとかいう評判は伝わってこないけども。ちなみに映画版はウィキによると34億円の大ヒットで、三部作化も発表、脚本も完成しているそうだ。2019年になっても実現されていないのは何があったのだろうか。
手塚治虫の偉業を、俺にもできるとひたすら真似しようとする作家を創作することで、その追跡できない手塚治虫のすごさを表現するという画期的な漫画、コージィ城倉の「チェイサー」4巻にも「どろろ」が出てくる。
この漫画は手塚治虫マンセーではなく、当時の批評家目線でシビアに手塚作品を語っているところがいいのだ。
手塚を追跡する主人公は、いまいち「どろろ」が理解できずにいるが、架空の少年ジャンプ編集者は白土三平と水木しげるに対抗して作ったと分析し、「コケる」「手塚さんは終わりが始まっている」とまで言わせている。「子供まんが家としては」と、若干歯切れが悪いけども。
そんな「チェイサー」の新刊(最終巻?)の予約が始まった。
楽しみだ。
グリッドマンにゾンビランドサガ。転生したらスライムにゴブスレ。ジョジョもあるか。このまままたアニメ熱が復活してしまうのかなあと思う勢いだ。職場の若い女の子がアニメの話振ってくることも多いので、それも悪く無いかなあと思う。
とりあえず「どろろ」が気になっている。
たまたまYouTubeにて、外人がカタログスペック的に「どろろ」が気になると語ってた動画を見た。まとめサイトでも絶賛するスレッドを見た。
「どろろ」と言えば、小学生ぐらいの頃に読んだ、アニメのカタログ的な本で白黒アニメ版を知ってインパクトを受けた。手塚治虫原作で、妖怪を倒して自分の体を取り戻していく話とかあらすじが書いてあって面白そうだなと思った。ただ当時は、そんな過去の白黒アニメを見る手段が無かった。
高校生ぐらいになって、大塚英志&田島昭宇の「魍魎戦記MADARA」が世間的にヒットした。自分的には1巻だけ読んで「どろろ」じゃん?と原作漫画を読んで無いにも関わらずそう思い、なんか合わなかったのもあって1巻で切ってしまった。
高校卒業して親元を離れ、一人暮らしを始めるようになる頃になると、出版社は過去の名作を文庫本サイズにして売ることを思いつく。これは現在まで続いている。その中でついに「どろろ」を読んだのが、はっきり言って大して印象に残っていない。途中で終わってるんだっけ?
やっぱり「どろろ」に関しては、設定が大きなインパクトを与えているのは間違いない。それを手塚ブランドが後押ししているのだろう。原作が未完だから、脚色も許される。だから企画が上がりやすいのだろう。
2004年、プレステ2でも大作ゲームとして発売されている。元レッドカンパニー、沙村広明、雨宮慶太が制作に関わっている。
2007年には妻夫木聡&柴咲コウで映画化。どちらもあまり飛び抜けてどうとかいう評判は伝わってこないけども。ちなみに映画版はウィキによると34億円の大ヒットで、三部作化も発表、脚本も完成しているそうだ。2019年になっても実現されていないのは何があったのだろうか。
手塚治虫の偉業を、俺にもできるとひたすら真似しようとする作家を創作することで、その追跡できない手塚治虫のすごさを表現するという画期的な漫画、コージィ城倉の「チェイサー」4巻にも「どろろ」が出てくる。
この漫画は手塚治虫マンセーではなく、当時の批評家目線でシビアに手塚作品を語っているところがいいのだ。
手塚を追跡する主人公は、いまいち「どろろ」が理解できずにいるが、架空の少年ジャンプ編集者は白土三平と水木しげるに対抗して作ったと分析し、「コケる」「手塚さんは終わりが始まっている」とまで言わせている。「子供まんが家としては」と、若干歯切れが悪いけども。
そんな「チェイサー」の新刊(最終巻?)の予約が始まった。
楽しみだ。
2019-02-03 08:33
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