ワンピ、幽白、かしこい消費者が年末年始に見たネットフリックス [実写映画化希望!]
年始にまとめて見たネットフリックスの配信作を紹介するよ。
ひと月契約で790円でこれだけ見られるのは、ビデオレンタルすること考えたら安すぎるね。
広告付きプランだけど、ほとんど広告見てない気がする。
見たいの見たら解約。これが賢い利用方法だと思う。
「聖域サンクチュアリ」
CGでも映像化不可能気味な相撲の世界を、
協会への忖度なしにマネーパワーで描き切った連続ドラマ。
空気読まないクソガキが、チミモウリョウうごめく聖域に足を踏み入れる。
「こちらも薄謝でお願いしてる身ですし、役者さんに無茶はさせられませんよ。
それよりみんな無理なく仲良く、程々で行きましょう。」
…ってところが一切感じられない、すごい。4回泣きました。
「ある用務員」で見て、こいつ本当に役者なの?どこから連れてきたの?
…とビビった一ノ瀬ワタルが主演。
記者の女の子は沢尻エリカかと思ったら、ガッキーの後にポッキーのCMやった子だった。
大河の代役もこの子がやれば良かったのに。
寺本莉緒の胸がひたすら揺れていた。ある意味、デッドオアアライブの実写映画版である。
あんなの嘘だと思っていました。お詫び申し上げます。
これ見終わった後、貴闘力のYouTubeチャンネルをひたすら見続けてしまった。
「ワンピース」
原作の初期を映画向きになるように再構成してはいるのだが、
アホな映画マンにありがちな、「俺が一般ウケするように手直ししてやんよ」感がない。
あくまで原作が聖典であり、制作者は殉教者。世界観を忠実に、細部まで気合い入れてコントロールして映像化している。外国人にここまでリスペクトされてしまう尾田栄一郎は偉大な漫画家だ。
ゾロ役の真剣佑の肉体がすごい。まるで漫画だ。
コビー役が漫画みたいに細すぎる。調べてみたら性の定義の難しい人だった。
アメリカ版のアニメでは、タバコの代わりにアメを舐めていたサンジだったが、ネトフリ版ではそれすら無くなってしまったのは悲しい。
「幽遊白書」
やはり映像は豪華だが、聖域やワンピに比べると濃さがそれほどでもなく、
映画というよりニチアサ豪華版という感じの演出に感じた。
戸愚呂編までを映像化。
原作が映像化向きになるのはこれ以降だと思うので、第二期が楽しみな作りではあった。
売れ線バトル漫画のお約束にのっとったキャラクターデザインをなるべく忠実に映像化。
妖狐化した鞍馬など、少し不思議な感じになっている。
幽助の制服は3年奇面組っぽい。
批判の多いぼたん役だけど、これはこれで怪しくていいと思う。
シナリオを再構成した結果、雪村と雪菜の距離が近くなり、名前が変に被ってることに気づく。
「VIVANT」
日本も韓国に倣って世界進出を狙おう、
というテーマでTBSが作ったスペシャル連続ドラマなのだそうだ。
ネットフリックスでなくても見ることができる。
堺雅人、二階堂ふみ、阿部寛、役所広司、嵐二宮、林原めぐみなどの豪華キャスト。
お話は要するに「24トゥエンティーフォー」で、衣装と撮影地がスターウォーズ。
ドンデン返しと究極の選択のつるべうちで疲れるし、後に残るものは割と無い。
映像も割とライブ感ある荒い感じで、いかにも日本のTVドラマって感じ。
24と違うのは、主人公が人道的にどうかというような行為をした後、
緊急避難で正当防衛だしで押し切って気にもとめないのがトゥエンティーフォーだったが、
VIVANTは丁寧にフォローを入れており、リアリティーないけどこれは日本ドラマ独自のお家芸だと強みになる可能性も感じる。ある種、職人芸だ。
キーワードとなる「別班」という言葉はこのドラマで初めて知りました。
ちと陰謀論好きそうですけど。
「プルートゥ」
ものすごい作画と動き。
しかし浦沢直樹の解像度の高い作風が、
鉄腕アトムの世界のアラを目立たせる相性の悪さは以前ブログに書いた通り。
強烈な不条理を、感動のドラマが素通りしていく。
どうせなら浦沢直樹はロボットと人権についての外伝を描くべきだと思う。
それは読んでみたい。
「ちひろさん」
ショムニの安田弘之の漫画の映画化&ネトフリ独占配信。
原作者の苦手なところ毒消しされていて、いい塩梅に。
元風俗嬢のヒロインを演じるのが有村架純。
濡れ場はあるが、脱ぎはしない!
台本読んで、「風俗嬢役は面白そうだけど、裸は嫌!」って断ったんだろうか。
それはともかく、やっぱりこの人、芸風がキョンキョンに似てる。
二回泣いた。ナカジが焼きそば食って泣くところ。
「トークサバイバー」1&2
2のアンジャッシュ渡部が面白かったので1も見た。
ドラマを演じる流れで笑える話をするという、「笑ってはいけない」の亜流みたいな企画。
とんでもない予算をかけて映像を作っているが、そこは蛇足としか思えずほとんど飛ばしてしまった。
勝ち残りとか脱落の基準もよく分からない。
【まとめ】
「バスタード!」をワンピースぐらいのお金かけて実写映像化してほしい。
ひと月契約で790円でこれだけ見られるのは、ビデオレンタルすること考えたら安すぎるね。
広告付きプランだけど、ほとんど広告見てない気がする。
見たいの見たら解約。これが賢い利用方法だと思う。
「聖域サンクチュアリ」
CGでも映像化不可能気味な相撲の世界を、
協会への忖度なしにマネーパワーで描き切った連続ドラマ。
空気読まないクソガキが、チミモウリョウうごめく聖域に足を踏み入れる。
「こちらも薄謝でお願いしてる身ですし、役者さんに無茶はさせられませんよ。
それよりみんな無理なく仲良く、程々で行きましょう。」
…ってところが一切感じられない、すごい。4回泣きました。
「ある用務員」で見て、こいつ本当に役者なの?どこから連れてきたの?
…とビビった一ノ瀬ワタルが主演。
記者の女の子は沢尻エリカかと思ったら、ガッキーの後にポッキーのCMやった子だった。
大河の代役もこの子がやれば良かったのに。
寺本莉緒の胸がひたすら揺れていた。ある意味、デッドオアアライブの実写映画版である。
あんなの嘘だと思っていました。お詫び申し上げます。
これ見終わった後、貴闘力のYouTubeチャンネルをひたすら見続けてしまった。
「ワンピース」
原作の初期を映画向きになるように再構成してはいるのだが、
アホな映画マンにありがちな、「俺が一般ウケするように手直ししてやんよ」感がない。
あくまで原作が聖典であり、制作者は殉教者。世界観を忠実に、細部まで気合い入れてコントロールして映像化している。外国人にここまでリスペクトされてしまう尾田栄一郎は偉大な漫画家だ。
ゾロ役の真剣佑の肉体がすごい。まるで漫画だ。
コビー役が漫画みたいに細すぎる。調べてみたら性の定義の難しい人だった。
アメリカ版のアニメでは、タバコの代わりにアメを舐めていたサンジだったが、ネトフリ版ではそれすら無くなってしまったのは悲しい。
「幽遊白書」
やはり映像は豪華だが、聖域やワンピに比べると濃さがそれほどでもなく、
映画というよりニチアサ豪華版という感じの演出に感じた。
戸愚呂編までを映像化。
原作が映像化向きになるのはこれ以降だと思うので、第二期が楽しみな作りではあった。
売れ線バトル漫画のお約束にのっとったキャラクターデザインをなるべく忠実に映像化。
妖狐化した鞍馬など、少し不思議な感じになっている。
幽助の制服は3年奇面組っぽい。
批判の多いぼたん役だけど、これはこれで怪しくていいと思う。
シナリオを再構成した結果、雪村と雪菜の距離が近くなり、名前が変に被ってることに気づく。
「VIVANT」
日本も韓国に倣って世界進出を狙おう、
というテーマでTBSが作ったスペシャル連続ドラマなのだそうだ。
ネットフリックスでなくても見ることができる。
堺雅人、二階堂ふみ、阿部寛、役所広司、嵐二宮、林原めぐみなどの豪華キャスト。
お話は要するに「24トゥエンティーフォー」で、衣装と撮影地がスターウォーズ。
ドンデン返しと究極の選択のつるべうちで疲れるし、後に残るものは割と無い。
映像も割とライブ感ある荒い感じで、いかにも日本のTVドラマって感じ。
24と違うのは、主人公が人道的にどうかというような行為をした後、
緊急避難で正当防衛だしで押し切って気にもとめないのがトゥエンティーフォーだったが、
VIVANTは丁寧にフォローを入れており、リアリティーないけどこれは日本ドラマ独自のお家芸だと強みになる可能性も感じる。ある種、職人芸だ。
キーワードとなる「別班」という言葉はこのドラマで初めて知りました。
ちと陰謀論好きそうですけど。
「プルートゥ」
ものすごい作画と動き。
しかし浦沢直樹の解像度の高い作風が、
鉄腕アトムの世界のアラを目立たせる相性の悪さは以前ブログに書いた通り。
強烈な不条理を、感動のドラマが素通りしていく。
どうせなら浦沢直樹はロボットと人権についての外伝を描くべきだと思う。
それは読んでみたい。
「ちひろさん」
ショムニの安田弘之の漫画の映画化&ネトフリ独占配信。
原作者の苦手なところ毒消しされていて、いい塩梅に。
元風俗嬢のヒロインを演じるのが有村架純。
濡れ場はあるが、脱ぎはしない!
台本読んで、「風俗嬢役は面白そうだけど、裸は嫌!」って断ったんだろうか。
それはともかく、やっぱりこの人、芸風がキョンキョンに似てる。
二回泣いた。ナカジが焼きそば食って泣くところ。
「トークサバイバー」1&2
2のアンジャッシュ渡部が面白かったので1も見た。
ドラマを演じる流れで笑える話をするという、「笑ってはいけない」の亜流みたいな企画。
とんでもない予算をかけて映像を作っているが、そこは蛇足としか思えずほとんど飛ばしてしまった。
勝ち残りとか脱落の基準もよく分からない。
【まとめ】
「バスタード!」をワンピースぐらいのお金かけて実写映像化してほしい。
コメント 0