新選組最強は服部武雄?るろうに剣心が四半世紀ぶりにアニメ化 [歴史漫画]
るろうに剣心が四半世紀ぶりの再アニメ化だそうである。
ソースは北海道編の新刊、7巻の帯。
人誅編をやるのかな?
あと小池徹平主演で舞台化もされるそうである。
さて新刊、7巻を読んでのお話を。
今回は史実にもある油小路事件が大きく絡んだ話が主である。
初登場の新選組隊士が5人も出てきて面白かった。
やっぱり「るろ剣」は史実と絡めた展開が良いですよ、うん。
今回初登場の隊士は、
服部武雄、阿部十郎、加納鷲雄、前野五郎、藤堂平助。の5人。
藤堂平助は油小路事件の回想に登場。美少年タイプに描かれている。こう来たかと思った。
沖田総司や瀬田宗次郎とあまり変わらないんじゃないか?いいのかこれで。
藤堂平助といえば油小路事件の主役と言っていい。
御陵衛士のメンバーは新選組にとって裏切り者であり、皆殺しにしたい集団ではあるが、唯一の例外が藤堂平助であった。1965年のTVドラマ「新選組血風録」を見返すと、いかにして藤堂平助を逃そうとするかのドラマになっているし、2004年の大河ドラマ「新選組!」も同様だったと思う。
しかしそんな藤堂を押し退け、
るろうに剣心での油小路の主役に躍り出たのが服部武雄(はっとりたけお)である。
ウルヴァリンの図体をデカくしたようなシルエットなんだけど、瞳は大きくキラキラしていてしている。口元はマスクでよく分からないが、けっこう歳いってるっぽい。その服部武雄がなんと斎藤一と永倉新八の二人を相手に互角の戦いをしてしまうのである。
もちろん平隊士などは無双されてしまう。この服部をやっつけるには3人目の原田左之助を加えなければならなかった。めちゃくちゃ高待遇である。これじゃ比古清十郎ぐらい強いんじゃなかろうか。
実際、服部は漫画でも描かれている通り新選組剣術師範で二刀流の達人だったそうだ。
「壬生義士伝」では主人公の吉村寛一郎と戦って死んだことになっている。
新選組は鎖帷子(くさりかたびら)という防具をつけて戦うのが常なのだが、襲撃された御陵衛士の中でそれに倣っていたのは服部武雄のみ。鎖帷子vs鎖帷子ということになると、壬生義士伝の吉村曰く相手を突き殺すしかないという。だが突き殺してしまうと抜く際に隙が生まれるので、大勢の新選組隊士を相手にする状況の服部にはそれが使えず、またその不利を理解している吉村が一突きで服部を討ち取るという話になっていた。ちなみに通説ではトドメを刺したのは「るろうに剣心」と同様、原田左之助のようである。
るろ剣初登場の新選組隊士五人、服部武雄、阿部十郎、加納鷲雄、前野五郎、藤堂平助のうち、藤堂以外は知らなかったので、手持ちの新選組資料、「新選組隊士録」を読んで調べてみることにする。
この本は3年前に買って以来、去年の今頃にアサギロに登場する安藤早太郎について調べたぐらいでろくに読んでなかった本なのだが、今回読んでみてとても尖った本だと気づいたら面白かった。
次回はそのことについて書こうと思う。
続く。
ソースは北海道編の新刊、7巻の帯。
人誅編をやるのかな?
あと小池徹平主演で舞台化もされるそうである。
さて新刊、7巻を読んでのお話を。
今回は史実にもある油小路事件が大きく絡んだ話が主である。
初登場の新選組隊士が5人も出てきて面白かった。
やっぱり「るろ剣」は史実と絡めた展開が良いですよ、うん。
今回初登場の隊士は、
服部武雄、阿部十郎、加納鷲雄、前野五郎、藤堂平助。の5人。
藤堂平助は油小路事件の回想に登場。美少年タイプに描かれている。こう来たかと思った。
沖田総司や瀬田宗次郎とあまり変わらないんじゃないか?いいのかこれで。
藤堂平助といえば油小路事件の主役と言っていい。
御陵衛士のメンバーは新選組にとって裏切り者であり、皆殺しにしたい集団ではあるが、唯一の例外が藤堂平助であった。1965年のTVドラマ「新選組血風録」を見返すと、いかにして藤堂平助を逃そうとするかのドラマになっているし、2004年の大河ドラマ「新選組!」も同様だったと思う。
しかしそんな藤堂を押し退け、
るろうに剣心での油小路の主役に躍り出たのが服部武雄(はっとりたけお)である。
ウルヴァリンの図体をデカくしたようなシルエットなんだけど、瞳は大きくキラキラしていてしている。口元はマスクでよく分からないが、けっこう歳いってるっぽい。その服部武雄がなんと斎藤一と永倉新八の二人を相手に互角の戦いをしてしまうのである。
もちろん平隊士などは無双されてしまう。この服部をやっつけるには3人目の原田左之助を加えなければならなかった。めちゃくちゃ高待遇である。これじゃ比古清十郎ぐらい強いんじゃなかろうか。
コスプレ衣装 るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 比古清十郎/コスチューム 変身 仮装 ステージ服 舞台 ハロウィン クリスマス
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- メディア:
実際、服部は漫画でも描かれている通り新選組剣術師範で二刀流の達人だったそうだ。
「壬生義士伝」では主人公の吉村寛一郎と戦って死んだことになっている。
新選組は鎖帷子(くさりかたびら)という防具をつけて戦うのが常なのだが、襲撃された御陵衛士の中でそれに倣っていたのは服部武雄のみ。鎖帷子vs鎖帷子ということになると、壬生義士伝の吉村曰く相手を突き殺すしかないという。だが突き殺してしまうと抜く際に隙が生まれるので、大勢の新選組隊士を相手にする状況の服部にはそれが使えず、またその不利を理解している吉村が一突きで服部を討ち取るという話になっていた。ちなみに通説ではトドメを刺したのは「るろうに剣心」と同様、原田左之助のようである。
るろ剣初登場の新選組隊士五人、服部武雄、阿部十郎、加納鷲雄、前野五郎、藤堂平助のうち、藤堂以外は知らなかったので、手持ちの新選組資料、「新選組隊士録」を読んで調べてみることにする。
この本は3年前に買って以来、去年の今頃にアサギロに登場する安藤早太郎について調べたぐらいでろくに読んでなかった本なのだが、今回読んでみてとても尖った本だと気づいたら面白かった。
次回はそのことについて書こうと思う。
続く。
るろうに剣心―明治剣客浪漫譚・北海道編― 7 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 和月伸宏
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2022/05/02
- メディア: Kindle版
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