太一!カールビンソンに出ていたゲームは存在するのか? [ゲーム]
あさりよしとおの未完の傑作、「宇宙家族カールビンソン」2巻を電子化。
前々から気になっていた第18話「必殺の0.1秒」。
アーケードゲームネタのお話で、ゲームセンターが出てくるのだけれども、そこに貼り紙してあるゲームのタイトルがよく分からない。レトロゲームについてはけっこう詳しいつもりでいるのだが、それも家庭用の話。アーケードは奥が深い。
漫画が描かれたのは1986年ごろ。ゲーメストですらデータベースに「よくわからん」と書くゲームが多かった時代。しかし今はyoutube時代。世界的なレベルでマニアが動画をアップしてくれている。せっかくだから調べてみた。なお、ミサイルコマンド、リブルラブルは割とメジャーだと思うので省かせていただいた。
「ザビガ」(1984データイースト)
ゼビウスのコピーゲームかなと思ったら、高低差のある縦シューティングゲームだった。地上の敵と空中の敵を撃ち分けるのはゼビウスと同じだけども、地上の敵は地上に下りて戦うというのが特色。
「アストロブラスター」(1981セガ)
当時は珍しかったであろう音声合成を使用。ギャラクシアンタイプのシューティング?画面下で動いてるゲージで、行動が色々制限されるらしい。
「イエローキャブ」(1984データイースト)
クレイジータクシーの元祖のようなものか。細々している画面が可愛らしいが、障害物になる対向車の動きが凶悪すぎて、こんなタクシー運転手にはなりたくない。
「サイオン」(1984セイブ電子)
二重スクロールで遠近感を出しているのが特徴だろうか。縦シューティングゲーム。「ザ・ベストゲーム」によると、二重スクロール手前の構造物のジョイントを破壊してバラバラにするゲームなのだそうだ。なるほど!
「ムーンパトロール」(1982アイレム)
強制横スクロールジャンプアクションゲーム。凸凹した地面に合わせて動くタイヤがリアル。
「レグルス」(1983セガ)
ビッグパイパーのような、カブトガニのような自機を操作する縦シューティングゲーム。移動する向きに攻撃する、戦場の狼タイプか。
「ミスターバイキング」(1984セガ)
これも戦場の狼タイプの縦シューと言えるか。パステルなグラフィックがいかにもセガ。
調査2コマ目。
クレイジークライマーは除く。
「ニューヨークニューヨーク」(1980シグマ)
自由の女神が印象的なギャラクシアンタイプの画面固定シューティングゲーム。
「バルガス」(1984カプコン)
縦シューティングゲーム。カプコンのデビュー作なんだそうだ。弥七やPOWを以降のゲームにも登場させ、ブランドイメージを定着させようとしたとYoutubeで岡本さんが語っていたな。
「アウターゾーン」(1984セガ)
ジャンプでやってた漫画ではない。クォータービューの迷路ゲーム?よくわからない。ボス戦はシューティングになったりする?
「エクイテス」(1984アルファ電子)
巨大ロボットをテーマにした縦シューティングゲーム。スタート時に水木一郎のようなボイスが聞こえ、リトライ時にはマクロスのイントロに似た曲が流れ、作り手の好きものぶりが連想される。前面にしか攻撃できず、障害物を破壊できないキャラクター像はちょっと窮屈か。なんとジャンプアクションの要素もあるのは驚く。
正直、知らんゲームばかりで適当な名前を書いてるのかと思ったこともあったけど、それぞれ実在したので驚いた。しかし、「太一」だけはなんだかわからない。何かの略語なのだろうか。
16年前にも同じことを質問してる人を見つけた。回答はなかったようだ。存在しない可能性が高い。
<追記>
実在したらしい!
前々から気になっていた第18話「必殺の0.1秒」。
アーケードゲームネタのお話で、ゲームセンターが出てくるのだけれども、そこに貼り紙してあるゲームのタイトルがよく分からない。レトロゲームについてはけっこう詳しいつもりでいるのだが、それも家庭用の話。アーケードは奥が深い。
漫画が描かれたのは1986年ごろ。ゲーメストですらデータベースに「よくわからん」と書くゲームが多かった時代。しかし今はyoutube時代。世界的なレベルでマニアが動画をアップしてくれている。せっかくだから調べてみた。なお、ミサイルコマンド、リブルラブルは割とメジャーだと思うので省かせていただいた。
「ザビガ」(1984データイースト)
ゼビウスのコピーゲームかなと思ったら、高低差のある縦シューティングゲームだった。地上の敵と空中の敵を撃ち分けるのはゼビウスと同じだけども、地上の敵は地上に下りて戦うというのが特色。
「アストロブラスター」(1981セガ)
当時は珍しかったであろう音声合成を使用。ギャラクシアンタイプのシューティング?画面下で動いてるゲージで、行動が色々制限されるらしい。
「イエローキャブ」(1984データイースト)
クレイジータクシーの元祖のようなものか。細々している画面が可愛らしいが、障害物になる対向車の動きが凶悪すぎて、こんなタクシー運転手にはなりたくない。
「サイオン」(1984セイブ電子)
二重スクロールで遠近感を出しているのが特徴だろうか。縦シューティングゲーム。「ザ・ベストゲーム」によると、二重スクロール手前の構造物のジョイントを破壊してバラバラにするゲームなのだそうだ。なるほど!
「ムーンパトロール」(1982アイレム)
強制横スクロールジャンプアクションゲーム。凸凹した地面に合わせて動くタイヤがリアル。
「レグルス」(1983セガ)
ビッグパイパーのような、カブトガニのような自機を操作する縦シューティングゲーム。移動する向きに攻撃する、戦場の狼タイプか。
「ミスターバイキング」(1984セガ)
これも戦場の狼タイプの縦シューと言えるか。パステルなグラフィックがいかにもセガ。
調査2コマ目。
クレイジークライマーは除く。
「ニューヨークニューヨーク」(1980シグマ)
自由の女神が印象的なギャラクシアンタイプの画面固定シューティングゲーム。
「バルガス」(1984カプコン)
縦シューティングゲーム。カプコンのデビュー作なんだそうだ。弥七やPOWを以降のゲームにも登場させ、ブランドイメージを定着させようとしたとYoutubeで岡本さんが語っていたな。
「アウターゾーン」(1984セガ)
ジャンプでやってた漫画ではない。クォータービューの迷路ゲーム?よくわからない。ボス戦はシューティングになったりする?
「エクイテス」(1984アルファ電子)
巨大ロボットをテーマにした縦シューティングゲーム。スタート時に水木一郎のようなボイスが聞こえ、リトライ時にはマクロスのイントロに似た曲が流れ、作り手の好きものぶりが連想される。前面にしか攻撃できず、障害物を破壊できないキャラクター像はちょっと窮屈か。なんとジャンプアクションの要素もあるのは驚く。
正直、知らんゲームばかりで適当な名前を書いてるのかと思ったこともあったけど、それぞれ実在したので驚いた。しかし、「太一」だけはなんだかわからない。何かの略語なのだろうか。
16年前にも同じことを質問してる人を見つけた。回答はなかったようだ。存在しない可能性が高い。
<追記>
実在したらしい!
『アーケード未発売・未稼働ゲーム大全』インタビュー2番手は上村建也さん。作品は1984年の没ゲーム『太一』。そう聞いて、あさりよしとお先生(@hologon15)の「宇宙家族カールビンソン」に名前が登場したゲームと気付いた方は超マニア!実は上村さんの処女作だったのです。https://t.co/KLTrvDOXy5
— ぜくう@Mr.ドットマン本 ドットワークス (@Area51_zek) October 10, 2021
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