アイディア出しは一人で苦しむべき?「赤塚不二夫の旗の下に」 [漫画の描き方が書かない漫画の描き方]
以前、てらしまけいじ先生の「赤塚不二夫の旗の下に フジオプロの青春」を読んだのだけど面白かった。荒木飛呂彦や高野よしてる両先生について調べてると行き着くのが赤塚不二夫先生。
ちなみに荒木飛呂彦→担当編集者の父が赤塚番でイヤミのモデル
高野よしてる→アシスタントの斎藤あきらが後にフジオプロ
ついでにあだち充→兄がフジオプロ
あとタモリを見出したのも赤塚先生。
お葬式の弔辞のエピソードでボンヤリ知っていたけど。
あえてマネージメントをしなかったことが良かったんだというコマが好き。
全盛期のフジオプロは集団でネタ出しが行われている。
誰かがアイディアを出し、叩き台にする。
レモンハートの古谷三敏、釣りバカの北見けんいち、などがいたので強力である。
実に楽しそうで、理想的な創作風景を見た気になる。
本書の著者であるてらしまけいじ氏はそれを真似ようとするが、このやり方は長くないからと赤塚先生から止められる。
手塚プロからきた斎藤あきら氏はフジオプロのアイディア会議に衝撃を受け、手塚治虫は一人でアイディア出しをしていて、殺気立って近づけなかったのにとてらしまに証言する。
続いてあだち勉氏も、弟(あだち充)が孤独なアイディア出しに苦しんでいたと証言する。そして自分は志が低かったから、とオチをつける。
他に「赤塚不二夫のことを書いたのだ!」」なども読んだり、映画を見たりした。自分は赤塚世代ではないせいか、それらはあまり引っかからないのだが、この漫画は非常に興味深く読めた。オススメ。
あだち勉物語。
ちなみに荒木飛呂彦→担当編集者の父が赤塚番でイヤミのモデル
高野よしてる→アシスタントの斎藤あきらが後にフジオプロ
ついでにあだち充→兄がフジオプロ
あとタモリを見出したのも赤塚先生。
お葬式の弔辞のエピソードでボンヤリ知っていたけど。
あえてマネージメントをしなかったことが良かったんだというコマが好き。
全盛期のフジオプロは集団でネタ出しが行われている。
誰かがアイディアを出し、叩き台にする。
レモンハートの古谷三敏、釣りバカの北見けんいち、などがいたので強力である。
実に楽しそうで、理想的な創作風景を見た気になる。
本書の著者であるてらしまけいじ氏はそれを真似ようとするが、このやり方は長くないからと赤塚先生から止められる。
手塚プロからきた斎藤あきら氏はフジオプロのアイディア会議に衝撃を受け、手塚治虫は一人でアイディア出しをしていて、殺気立って近づけなかったのにとてらしまに証言する。
続いてあだち勉氏も、弟(あだち充)が孤独なアイディア出しに苦しんでいたと証言する。そして自分は志が低かったから、とオチをつける。
他に「赤塚不二夫のことを書いたのだ!」」なども読んだり、映画を見たりした。自分は赤塚世代ではないせいか、それらはあまり引っかからないのだが、この漫画は非常に興味深く読めた。オススメ。
あだち勉物語。
赤塚不二夫の旗の下に フジオプロの青春 (MeDu COMICS)
- 作者: てらしまけいじ
- 出版社/メーカー: ジーオーティー
- 発売日: 2018/12/21
- メディア: Kindle版
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