森喜朗。期待を裏切らず20年ぶりに大炎上する寛容なおっさん。 [時事ネタ]
森喜朗元総理の発言が炎上してるらしい。
よーし、俺の森喜朗フォルダが火を吹くぜ!
森元総理の炎上は現在に始まったことではない。
今を遡ること20年前の総理大臣時代、神の国発言などで数々の話題をさらった。
(あの頃の森さん)
2001年、そんな森総理を漫画にした作家がいた。
「魁!!男塾」の宮下あきらである。
漫画のタイトルは「天(そら)より高く」。
現在の魁!!男塾の続編漫画の先駆けとなった作品で、週刊プレイボーイで連載。
非常にバカバカしい漫画で(褒めている)、節操なく時事ネタを放り込んでくる現在の宮下あきらスタイルを確立した作品なのではなかろうかと思う。
森元総理ネタが飛び出すのは単行本21巻と22巻。
原始時代にワープした主人公が立ち寄った、コッカイ族のボス、リーモンとして登場。
後のラグビーになった「ラグべ」というスポーツで主人公と対決する。もちろん、森元総理のラグビー好きを揶揄ったものである。
そして物語が進むと、ゴルフの起源である「ゴルベ」で対決しようとする。
ここで当時俺は笑いが止まらなかった。連載中にまた森総理がやらかした。
潜水艦事故が起こったにもかかわらず、ゴルフを強行したとしてまた大問題になったのだ。
それを早速宮下氏は漫画に取り入れたのである。
ものすごいライブ感があった。
リーモンの最後は、みんなから愛想を尽かされ、
主人公にぶちのめされて命乞いしつつもコッソリ舌を出しているという小物っぷりで終わる。
この漫画を実際、森元総理も読んだようなのだが、
クレームを入れたりもせず、喜んでいたらしい。
ここに載せられないぐらい、えぐい描写もあったりするにも拘らずだ。
ちなみに宮下氏がゴルフネタを放り込んできたのは、
森総理のお墨付きをもらったその後だというから頭がおかしい(褒めている)。
この漫画とはおそらく関係ないが、
小林よしのり氏も当時炎上していた森総理について、悪い印象は持っていなかったらしい。
新ゴーマニズム宣言10巻で、「要するに古き良きおっさんだ」とコメントしていて、なるほどなと思った。
小林氏はおちょくりに寛容な政治家を評価する傾向がある。
古き良きおっさんだから、
絶対またいつかこういう問題を起こすだろうと待ち構えていた。
小さい問題はスルーしていたが、まさかこんなにまた燃える日が来るとは思わなかった。
だいぶ痩せちゃったけど長生きだなと思う。
ドンマイ、古き良きおっさん。
「天より高く」は、読んで笑ってその後すっかり忘れてしまうような、
全く高尚なところのない実に漫画らしい漫画だ。
時事ネタ満載なので再評価される機会が少なそうで残念に思う。
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森元総理の炎上は現在に始まったことではない。
今を遡ること20年前の総理大臣時代、神の国発言などで数々の話題をさらった。
(あの頃の森さん)
2001年、そんな森総理を漫画にした作家がいた。
「魁!!男塾」の宮下あきらである。
漫画のタイトルは「天(そら)より高く」。
現在の魁!!男塾の続編漫画の先駆けとなった作品で、週刊プレイボーイで連載。
非常にバカバカしい漫画で(褒めている)、節操なく時事ネタを放り込んでくる現在の宮下あきらスタイルを確立した作品なのではなかろうかと思う。
森元総理ネタが飛び出すのは単行本21巻と22巻。
原始時代にワープした主人公が立ち寄った、コッカイ族のボス、リーモンとして登場。
後のラグビーになった「ラグべ」というスポーツで主人公と対決する。もちろん、森元総理のラグビー好きを揶揄ったものである。
そして物語が進むと、ゴルフの起源である「ゴルベ」で対決しようとする。
ここで当時俺は笑いが止まらなかった。連載中にまた森総理がやらかした。
潜水艦事故が起こったにもかかわらず、ゴルフを強行したとしてまた大問題になったのだ。
それを早速宮下氏は漫画に取り入れたのである。
ものすごいライブ感があった。
リーモンの最後は、みんなから愛想を尽かされ、
主人公にぶちのめされて命乞いしつつもコッソリ舌を出しているという小物っぷりで終わる。
この漫画を実際、森元総理も読んだようなのだが、
クレームを入れたりもせず、喜んでいたらしい。
ここに載せられないぐらい、えぐい描写もあったりするにも拘らずだ。
ちなみに宮下氏がゴルフネタを放り込んできたのは、
森総理のお墨付きをもらったその後だというから頭がおかしい(褒めている)。
この漫画とはおそらく関係ないが、
小林よしのり氏も当時炎上していた森総理について、悪い印象は持っていなかったらしい。
新ゴーマニズム宣言10巻で、「要するに古き良きおっさんだ」とコメントしていて、なるほどなと思った。
小林氏はおちょくりに寛容な政治家を評価する傾向がある。
古き良きおっさんだから、
絶対またいつかこういう問題を起こすだろうと待ち構えていた。
小さい問題はスルーしていたが、まさかこんなにまた燃える日が来るとは思わなかった。
だいぶ痩せちゃったけど長生きだなと思う。
ドンマイ、古き良きおっさん。
「天より高く」は、読んで笑ってその後すっかり忘れてしまうような、
全く高尚なところのない実に漫画らしい漫画だ。
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