医療従事者をどう応援するべきか。弘兼憲史の「加治隆介の議」 [時事ネタ]
ある人気漫画家が医療現場にいる人を応援するイラストをTwitterにあげようと拡散を求めたところ、その医療現場にいるという人から反発する声が起こった。人気漫画家はTwitterで謝罪し、運動をやめるという展開になった。
医療現場にいる人は早々に感染して、最悪死ぬかもしれない立場である。
イラストで応援、を安全圏から呑気に遊んでるなと思う人がいても仕方がない。
だが、医療従事者の子供を学校が受け入れ拒否するみたいな事件も起こっているらしい。
だからイラストで応援が全く効果がないとは言わないが、ちょっと直接すぎでひねりがなかったかもしれない。
ある意味宣伝なのだから、逆にステマするぐらいの姿勢な方が良かったのではないかと思う。プレッシャーにならないぐらいの、こんな頑張ってる医療従事者を見たよみたいなエピソードをあげるとか。
そういう意味で、杏の遠回しに「逃げてもいい」と歌う弾き語りは非常に良い応援だと俺は思う。
さすが杏さんは「風雲児たち」を愛読しているだけのことはある。
医療従事者へではないが、理想的な応援の仕方だなと思うのは、弘兼憲史の「加治隆介の議」18巻に出てくるエピソード。アメリカが普段どうやって現場で命を張ってる人をさりげなく応援しているのかを漫画で紹介している。
自衛官が公務でアメリカの式典に参加した後、ハンバーガーショップに立ち寄ると「軍人さんには特別にいい席を用意してあるんだ」と、ディナー用の席に案内されてしまう。
昼食をワンコインで済ませようと思っていたのに、逆に高くついてしまってトホホなのだが、さすが戦勝国は軍人へのリスペクトが半端ないと感心する、という描写がされている。アメリカのこういうノリは素敵だ。軍人嫌いもいると思うけど、熱狂的に応援してくれる人も多いのだろう。
だから医療従事者がお店にきたら、コロッケを一つオマケしてあげるとか、ご飯を大盛りにしてあげるとか、そういうもっとさりげないことでいいと思うんだ。
日本では警官がコンビニに立ち寄っただけでサボってるとか炎上しそうだけど、もっとアメリカンポリスみたいにハンバーガーをかじったり、アイスを舐めている間に、パトカーを盗まれてウエイトウエイトとか叫んで追いかけるみたいな、そんな光景が見れるようになったらいいなあと思うのだが。
(画像はヒーローへのリスペクトをテーマの一つにした伊東岳彦「宇宙英雄物語」)
そんな中、関口宏がTBSのサンデーモーニングで
「医療従事者の方たちの苦労は本当に大変…でも、どうして専門家なのにうつってしまうんだろうっていう疑問はぬぐえない」などと発言してニュースになった。もうどうしようもないおじいちゃんだ。
これに対し、
>「どうして専門家なのに感染したの?」
>に対する答えは
>「どうして軍人なのに戦死するの?」
>です。
>戦場に!行ってるからっだっよっ!!
…と呟いた人がバズっていた。
なるほどなと思う。
ちなみに、この流れで居丈高に寄付を募る医療従事者もいて批判を食らっていた。
ちょっと気骨がありそうで、感心した。メンタル強そうで逆に頼もしい。
同情するならモノ送れ。
ヒーローヒーローうるさい!!!私達はヒーローなんかじゃない!!!!都合の良い駒!!!!勝手にヒーロー扱いしないで!!!!安置からの人間からの励ましなんてなんの気休めにもならない!!!!#GratefulForTheHeroes絵
— みゆき (@Pkn2zVN6iC1DHmX) April 16, 2020
この企画ほんと嫌い!!!!現場知らない奴が勝手に盛り上がって!!!
医療現場にいる人は早々に感染して、最悪死ぬかもしれない立場である。
イラストで応援、を安全圏から呑気に遊んでるなと思う人がいても仕方がない。
だが、医療従事者の子供を学校が受け入れ拒否するみたいな事件も起こっているらしい。
だからイラストで応援が全く効果がないとは言わないが、ちょっと直接すぎでひねりがなかったかもしれない。
ある意味宣伝なのだから、逆にステマするぐらいの姿勢な方が良かったのではないかと思う。プレッシャーにならないぐらいの、こんな頑張ってる医療従事者を見たよみたいなエピソードをあげるとか。
そういう意味で、杏の遠回しに「逃げてもいい」と歌う弾き語りは非常に良い応援だと俺は思う。
さすが杏さんは「風雲児たち」を愛読しているだけのことはある。
医療従事者へではないが、理想的な応援の仕方だなと思うのは、弘兼憲史の「加治隆介の議」18巻に出てくるエピソード。アメリカが普段どうやって現場で命を張ってる人をさりげなく応援しているのかを漫画で紹介している。
自衛官が公務でアメリカの式典に参加した後、ハンバーガーショップに立ち寄ると「軍人さんには特別にいい席を用意してあるんだ」と、ディナー用の席に案内されてしまう。
昼食をワンコインで済ませようと思っていたのに、逆に高くついてしまってトホホなのだが、さすが戦勝国は軍人へのリスペクトが半端ないと感心する、という描写がされている。アメリカのこういうノリは素敵だ。軍人嫌いもいると思うけど、熱狂的に応援してくれる人も多いのだろう。
だから医療従事者がお店にきたら、コロッケを一つオマケしてあげるとか、ご飯を大盛りにしてあげるとか、そういうもっとさりげないことでいいと思うんだ。
日本では警官がコンビニに立ち寄っただけでサボってるとか炎上しそうだけど、もっとアメリカンポリスみたいにハンバーガーをかじったり、アイスを舐めている間に、パトカーを盗まれてウエイトウエイトとか叫んで追いかけるみたいな、そんな光景が見れるようになったらいいなあと思うのだが。
(画像はヒーローへのリスペクトをテーマの一つにした伊東岳彦「宇宙英雄物語」)
そんな中、関口宏がTBSのサンデーモーニングで
「医療従事者の方たちの苦労は本当に大変…でも、どうして専門家なのにうつってしまうんだろうっていう疑問はぬぐえない」などと発言してニュースになった。もうどうしようもないおじいちゃんだ。
これに対し、
>「どうして専門家なのに感染したの?」
>に対する答えは
>「どうして軍人なのに戦死するの?」
>です。
>戦場に!行ってるからっだっよっ!!
…と呟いた人がバズっていた。
なるほどなと思う。
ちなみに、この流れで居丈高に寄付を募る医療従事者もいて批判を食らっていた。
ちょっと気骨がありそうで、感心した。メンタル強そうで逆に頼もしい。
現場が欲しいのは何より安全。N95マスクがお家にある方、ここ @covid19maskjp に送ってね。企業も新型インフル騒動やPM2.5騒動で買ったはいいけど死蔵してるN95マスク、あるでしょ?全部ください
— きむらえり (@eri010k) April 26, 2020
同情するならモノ送れ。
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