オバケ風邪をやっつけろ！自宅待機の子供に読ませるべき!?鳥山明がドラゴンボールの後に描いた「COWA!」

最近、小林よしのりのブログをこまめにチェックしてしまっている。
今週のSPA!のゴーマニズムの欄外で、コロナウイルスに対して色々イキってしまっている。
時差もあるので、ちょっと世間の気が緩んでた頃に書いたのかなあという感じだが、
ブログの方では4／3現在も各国の対応はヒステリーだと、それよりも経済優先だと持論を述べている。

それが正しいと思うかかどうかは人それぞれかもしれないが、世界中で病院が地獄のような有様になっていたり、先日のiPS山中教授の動画を見ている人ならば、かなり的外れに見えてしまうと思うのだがどうだろう。


それにしても高齢の漫画家が感染したら怖いなと思う。
たいていの漫画家は狭く汚い部屋に集団で閉じこもって一日中カリカリやっているのである。
ゴーマニズム宣言（小林よしのり66歳）の続きが読めなくなるのも嫌だし、「風雲児たち」（みなもと太郎／73歳）や「ひねもすのたり日記」（ちばてつや／81歳）が読めなくなるのも嫌だ。

そう言えばこないだウイルス漫画特集記事を書いたが、ひとつ抜けていた。
「COWA!」（鳥山明／64歳）だ。

ドラゴンボール終了後、2年の沈黙を経て1997年に描かれた新作だった。
かわいいオバケの世界を描いたオシャレな絵本っぽい感じの短編。

とあるオバケが住む村でオバケ風邪が流行。

薬を手に入れるために、オバケの子供パイフーたちが人間のオッサン、丸山さんと旅に出るというロードムービー。

このオバケ風邪は薬を飲まないと１ヶ月ほどで死んでしまうというハードな設定。
ちなみに道中にはモンスターも出る危険な旅。
オバケとモンスターはどう違うんだという気はする。

こんなご時世ですけど、
子供に読ませるのも教育的かもしれない。
お気に入りの一本です。

　

COWA! 1 (ジャンプコミックス)

• 作者: 鳥山 明
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 1998/05/01
• メディア: コミック

Cowa!

• 作者: Akira Toriyama
• 出版社/メーカー: Conrad
• 発売日: 2020/04/03
• メディア: ペーパーバック

タグ：コロナウイルス 鳥山明 COWA!