コロリとコロナ。幕末に流行したウイルス騒動を手塚治虫は「陽だまりの樹」でどう描いたか [時事ネタ]
コロナウイルスで相変わらず世の中はひどいことになってます。
消防署員が備品のマスクを転売、
デマからのトイレットペーパーの買い占め、
くしゃみひとつで電車内で揉め事。
オークションでコロナウイルスに効くという石が売られていて、
それを5000円ぐらい出して買う人がいる!
スポーツジムで感染者がでたそうです。
最近、サボり気味なので行かなければと思っていたんですけど。
必要以上に怖がっても仕方ないですが、月謝を損してもしばらくは外出を控えるのが、誰でもよく考えれば分かる賢い人間の処置なのかもしれないなあと思います。
ちなみに60過ぎの母も、予定していた友達との旅行を取りやめました。
いろいろ世の中の騒動を見て思い出すのが手塚治虫の「陽だまりの樹」です。
こないだも記事を書きましたけどね。
手塚治虫の先祖で、幕末に実在した医者を書いた漫画です。
史実ベースのフィクションですけど。
自分が持っているのは小学館の全7巻の愛蔵版。
その4巻で日本中でコレラが流行るエピソードがあるんです。
コロリと死ぬからコロリとも呼ばれたとか。コロナと似てますね。
記録によれば2万8000人が死亡したと「陽だまりの樹」には書かれています。
劇中では、発生源は長崎に上陸したアメリカ人からとなってます。
ウィキペディアを読むと、コレラは経口感染なんだそうです。
漫画ではアメリカ人の吐瀉物を掃除したおじいちゃんが伝染されて、
それが日本中に広まっていく。。。
広まったのは史実だそうですけど、
綺麗好きと言われる日本人が、
そんなに手洗いしてなかったわけですね。
まあ水が豊富にあるといっても水道もない時代ですし。。。
例によってデマが広がります。
井戸に毒を投げ込んだだの、イワシを食べちゃいけないだの、
サギグッズを売って儲けようとする人がコレラにかかって大騒ぎするだの。
主人公、手塚良仙は旧知の女を救うために治療に励みます。
コロナではお湯を大量に飲めとデマメールが広まったのがニュースになりましたけど、
コロリは脱水症状で死んでしまうので、お湯と塩を大量にとらせます。
のちにコレラで亡くなる安藤広重の粋な所作でエピソードは終わります。
ひろゆきがコロナ対策の案として、
ゆるゆる自粛して出口のわからない我慢大会でジワジワ経済にダメージを与え続けるか、ビシッと隔離して短期決着を狙うか、どちらを選ぶか提案してました。ひろゆき的には後者を選ばせたい感じでしたけど。
ただ、中国みたいな強権国家でも封じ込めに成功してないのだから、後者を選んだところで成功すんのかよという気もします。
まだウイルスの生態的なものも完全に分かっていません。
潜伏期間も長いし、陰性だった人が陽性になってしまうこともある。
うつったらうつったでしょうがあんめい、そりゃうつることもあるわさ。ジタバタすんねい!と陽だまりの樹の広重流に落ち着いて構えて必要以上に外出しないってのが粋じゃないかと俺は思いますがどうでしょう。この広重の所作は手塚先生の創作だと思われますが、医者でもある手塚先生が存命だったら、コロナの件でもこうコメントしたかもしれません。
ちなみに「陽だまりの樹」はナレーションで、
コロリで死んだ有名人の名前を列挙してますが、
その中に横井小楠の名前があります。(1991年9刷)
この人がいなければ坂本龍馬がスーパースターにならなかったかもしれない大人物です。
コレラで、へえ、そうなんだ!
…と思いましたけど、横井小楠は暗殺されてたような。。。
消防署員が備品のマスクを転売、
デマからのトイレットペーパーの買い占め、
くしゃみひとつで電車内で揉め事。
オークションでコロナウイルスに効くという石が売られていて、
それを5000円ぐらい出して買う人がいる!
スポーツジムで感染者がでたそうです。
最近、サボり気味なので行かなければと思っていたんですけど。
必要以上に怖がっても仕方ないですが、月謝を損してもしばらくは外出を控えるのが、誰でもよく考えれば分かる賢い人間の処置なのかもしれないなあと思います。
ちなみに60過ぎの母も、予定していた友達との旅行を取りやめました。
いろいろ世の中の騒動を見て思い出すのが手塚治虫の「陽だまりの樹」です。
こないだも記事を書きましたけどね。
手塚治虫の先祖で、幕末に実在した医者を書いた漫画です。
史実ベースのフィクションですけど。
自分が持っているのは小学館の全7巻の愛蔵版。
その4巻で日本中でコレラが流行るエピソードがあるんです。
コロリと死ぬからコロリとも呼ばれたとか。コロナと似てますね。
記録によれば2万8000人が死亡したと「陽だまりの樹」には書かれています。
劇中では、発生源は長崎に上陸したアメリカ人からとなってます。
ウィキペディアを読むと、コレラは経口感染なんだそうです。
漫画ではアメリカ人の吐瀉物を掃除したおじいちゃんが伝染されて、
それが日本中に広まっていく。。。
広まったのは史実だそうですけど、
綺麗好きと言われる日本人が、
そんなに手洗いしてなかったわけですね。
まあ水が豊富にあるといっても水道もない時代ですし。。。
例によってデマが広がります。
井戸に毒を投げ込んだだの、イワシを食べちゃいけないだの、
サギグッズを売って儲けようとする人がコレラにかかって大騒ぎするだの。
主人公、手塚良仙は旧知の女を救うために治療に励みます。
コロナではお湯を大量に飲めとデマメールが広まったのがニュースになりましたけど、
コロリは脱水症状で死んでしまうので、お湯と塩を大量にとらせます。
のちにコレラで亡くなる安藤広重の粋な所作でエピソードは終わります。
ひろゆきがコロナ対策の案として、
ゆるゆる自粛して出口のわからない我慢大会でジワジワ経済にダメージを与え続けるか、ビシッと隔離して短期決着を狙うか、どちらを選ぶか提案してました。ひろゆき的には後者を選ばせたい感じでしたけど。
書いたなう。
— ひろゆき, Hiroyuki Nishimura (@hiroyuki_ni) March 3, 2020
新型コロナウイルスにたいして、
みなさんは、どちらの二択が良いですか?
「だらだらと、終わりのないイベント自粛を3か月以上続ける。」
「14日間の封じ込めを日本中でやる。」https://t.co/sj3sdY797V
ただ、中国みたいな強権国家でも封じ込めに成功してないのだから、後者を選んだところで成功すんのかよという気もします。
まだウイルスの生態的なものも完全に分かっていません。
潜伏期間も長いし、陰性だった人が陽性になってしまうこともある。
うつったらうつったでしょうがあんめい、そりゃうつることもあるわさ。ジタバタすんねい!と陽だまりの樹の広重流に落ち着いて構えて必要以上に外出しないってのが粋じゃないかと俺は思いますがどうでしょう。この広重の所作は手塚先生の創作だと思われますが、医者でもある手塚先生が存命だったら、コロナの件でもこうコメントしたかもしれません。
ちなみに「陽だまりの樹」はナレーションで、
コロリで死んだ有名人の名前を列挙してますが、
その中に横井小楠の名前があります。(1991年9刷)
この人がいなければ坂本龍馬がスーパースターにならなかったかもしれない大人物です。
コレラで、へえ、そうなんだ!
…と思いましたけど、横井小楠は暗殺されてたような。。。
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