スラムダンクとドカベンの親和性。高頭力は貴闘力ではなく高刀柾からだった!きたがわ翔と山田玲司の「れいとしょう」 [名作紹介]
「スラムダンク」と「ドカベン」の親和性。
スラムダンクは熱心なファンが多いが、これについて知っている人がどれぐらいいるか。
スラムダンクが31巻で終わったが、ドカベンの31巻では何が起こっていたのか。
この話、自分は聞いたことがあったが、
ドカベンを柔道編までしか読んでない。
スラムダンクは三井編以降はリアルタイムで読んでいた。全巻電子化済。
これについて詳しく、
きたがわ翔と山田玲司が漫画を語る動画、「れいとしょう」で述べている。
前後編とあり、前編はYouTubeでドカベンについて詳しく語っている。
後編はニコニコ動画の有料チャンネルだ。
江川達也の回以来、また加入して見てしまった。
ひと月500円かかるが、
この動画のためにわざわざ描き下ろしてくる、きたがわ翔による膨大な量の模写を見るためだけでも木戸銭払う価値があると思う。
有料チャンネルのネタバレになってしまうが、
自分が仕入れたい情報だけ、かいつまんでメモしておく。
以前から知られていた情報も含むよ念のため。
スラムダンクの桜木花道のネーミングは、
ドカベンの岩鬼の口上、「花は桜木、男は岩鬼」から来ている。
岩鬼が慕う女性の名前は「夏子」。
花道の慕う女性の名前は「晴子(春子)」。
ドカベンは野球前に柔道をしていた。
スラムダンクでは柔道部にスカウトされる話がある。
ドカベンは福井英一の柔道漫画「イガグリくん」をリスペクトしており、劇中でそっくりなキャラクターを登場させている。
福井は手塚治虫に匹敵する人気があったが早世した漫画家で、
きたがわ翔によると「イガグリくん」にはスポーツ漫画の基本エッセンスが全て詰まっているという。
スラムダンクは31巻で打ち切りのように終わっている。
ドカベンは48巻まであるが、31巻が最高傑作との呼び声が高い。
ちなみにドカベンの文庫版は31巻で完結。
花道の友人、不良グループは吉田聡の「湘南爆走族」から引用しているものが多い。
チュウや高宮などがそっくりだ。
スラムダンクの湘北高校というネーミングも、
湘南をもじったものかもしれない。
きたがわ翔が、スラムダンクは惣領冬実(そうりょうふゆみ)の漫画の影響も見られると指摘。
1985年から1988年に連載された彼女の作品、「ボーイフレンド」の主人公はが高刀柾(たかとうまさき)。スラムダンクには高頭力(たかとうりき)というバスケ部顧問が登場する。
元力士の貴闘力(たかとうりき)からの引用と思わせるが、惣領氏の連載前の読み切りで魚住(うおずみ)というキャラクターがおり、スラムダンクの魚住純に引用された可能性も指摘されている。
ボーイフレンドの高刀柾は中学のバスケ大会で優勝しており、
寡黙なキャラクターとその見た目から流川っぽいと言えないこともない。
ちなみにスラムダンクで陵南の監督が、若き日の高頭を流川に重ねる場面がある。
ボーイフレンドが終了した1988年、
井上雄彦のデビュー作にして流川の原型キャラが登場する「楓パープル」がジャンプに掲載されている。
ちなみに惣領冬実と井上雄彦は現在どちらも「モーニング」で不定期連載中。
きたがわ翔は子供時代、ドカベンを全巻揃えておらず、それは友達の家どこに行ってもあったから。つまりサブスクリプション化していたから、他にマイナーな漫画にお金を使いたかったからだと説明していたのが面白い。
電子化作業も、実は手に入らなくなるマイナーな作品や雑誌を先に電子化した方がいいっちゃいいんだよね。有名作品は後でも楽々手に入るから。
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スラムダンクは熱心なファンが多いが、これについて知っている人がどれぐらいいるか。
スラムダンクが31巻で終わったが、ドカベンの31巻では何が起こっていたのか。
この話、自分は聞いたことがあったが、
ドカベンを柔道編までしか読んでない。
スラムダンクは三井編以降はリアルタイムで読んでいた。全巻電子化済。
これについて詳しく、
きたがわ翔と山田玲司が漫画を語る動画、「れいとしょう」で述べている。
前後編とあり、前編はYouTubeでドカベンについて詳しく語っている。
後編はニコニコ動画の有料チャンネルだ。
江川達也の回以来、また加入して見てしまった。
ひと月500円かかるが、
この動画のためにわざわざ描き下ろしてくる、きたがわ翔による膨大な量の模写を見るためだけでも木戸銭払う価値があると思う。
有料チャンネルのネタバレになってしまうが、
自分が仕入れたい情報だけ、かいつまんでメモしておく。
以前から知られていた情報も含むよ念のため。
スラムダンクの桜木花道のネーミングは、
ドカベンの岩鬼の口上、「花は桜木、男は岩鬼」から来ている。
岩鬼が慕う女性の名前は「夏子」。
花道の慕う女性の名前は「晴子(春子)」。
ドカベンは野球前に柔道をしていた。
スラムダンクでは柔道部にスカウトされる話がある。
ドカベンは福井英一の柔道漫画「イガグリくん」をリスペクトしており、劇中でそっくりなキャラクターを登場させている。
福井は手塚治虫に匹敵する人気があったが早世した漫画家で、
きたがわ翔によると「イガグリくん」にはスポーツ漫画の基本エッセンスが全て詰まっているという。
スラムダンクは31巻で打ち切りのように終わっている。
ドカベンは48巻まであるが、31巻が最高傑作との呼び声が高い。
ちなみにドカベンの文庫版は31巻で完結。
花道の友人、不良グループは吉田聡の「湘南爆走族」から引用しているものが多い。
チュウや高宮などがそっくりだ。
スラムダンクの湘北高校というネーミングも、
湘南をもじったものかもしれない。
きたがわ翔が、スラムダンクは惣領冬実(そうりょうふゆみ)の漫画の影響も見られると指摘。
1985年から1988年に連載された彼女の作品、「ボーイフレンド」の主人公はが高刀柾(たかとうまさき)。スラムダンクには高頭力(たかとうりき)というバスケ部顧問が登場する。
元力士の貴闘力(たかとうりき)からの引用と思わせるが、惣領氏の連載前の読み切りで魚住(うおずみ)というキャラクターがおり、スラムダンクの魚住純に引用された可能性も指摘されている。
ボーイフレンドの高刀柾は中学のバスケ大会で優勝しており、
寡黙なキャラクターとその見た目から流川っぽいと言えないこともない。
ちなみにスラムダンクで陵南の監督が、若き日の高頭を流川に重ねる場面がある。
ボーイフレンドが終了した1988年、
井上雄彦のデビュー作にして流川の原型キャラが登場する「楓パープル」がジャンプに掲載されている。
ちなみに惣領冬実と井上雄彦は現在どちらも「モーニング」で不定期連載中。
きたがわ翔は子供時代、ドカベンを全巻揃えておらず、それは友達の家どこに行ってもあったから。つまりサブスクリプション化していたから、他にマイナーな漫画にお金を使いたかったからだと説明していたのが面白い。
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2020-02-29 09:32
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