今後、漫画はむやみに誕生日設定しない時代へ？ヒロアカ問題、とんでもない難癖に発展！ [時事ネタ]
僕のヒーローアカデミアという人気漫画が炎上している。
登場キャラクターの名前の一つが、太平洋戦争期に使われていたという隠語を連想させるという理由でだ。集英社は改めて謝罪文を発表。修正を約束した。
そしたら今度は、別の登場人物の一人がアドルフ・ヒトラーの誕生日、4月20日と同じなのは問題だとする人が出てきた。他にも、あのキャラはこの悪人と同じだ、あの悪人と同じだと例をあげている。
…すごいな。
これが問題になるなら、
ついに漫画は誕生日にまで注意を払って描かなければいけない時代に？
そもそも好き好んで誕生日設定まで考えたがる作家っているのだろうか。
熱心なファンは誕生日まで祝いたいのかもしれないけども。
人気が高まってくると、そういうどうでもいい需要が高まってしまうのかもしれない。
ある日、担当編集者が誕生日考えてくださーいと作家の元に来るのだろうか。
作家は「うるせー、勝手に考えとけボケ！」そんな感じだろう。
そもそも誕生日を決めちゃうと、
あとで誕生日ネタやるときに困るというデメリットがある。
こち亀で昔、大原部長の誕生日である3月5日が、話の都合で10月15日に変わったと欄外で説明されたことがインパクトあった。おそらく作画に入った段階で、以前誕生日を決めていたことに気づいて、後戻りできなくなったのだろう。それを逆手にとってその後、「大原部長の誕生日は変動制になりました」「オープンバースデー制です」とネタにしてしまったから面白い。
登場人物に手当たり次第、誕生日を付けまくった漫画で思い出すのが一つある。
車田正美の聖闘士星矢だ。
十二宮編が終わり、次巻からキッチリとポセイドン編で始めるために、13巻はページ数調整のためにキャラクターのプロフィール発表コーナーを設けている。黄金聖闘士はもちろん、ヤコフやブルーウォーリアーのアレクサーやその妹、ナターシャに至るまで、身長や体重や年齢、誕生日を設定しまくっている。ご苦労様です！
でもこのコーナー、読み込んでいるといろいろ面白い。
聖闘士って「女神アテナを守る少年たち」っていう組織なので、年齢とか詳しく設定してしまうとアラが出てしまうんだけども、そんなことお構いなしだ。200年以上生きてる教皇の後継者たるアイオロスが14歳だったり。それを殺害した山羊座のシュラが当時11歳だったり。
黄金聖闘士ってみんな恐ろしく早熟なのよね。
クロスも体形に合わせてちゃっかり小さくなってたりする。
ブラックフェニックスは十把一絡げにプロフィールを紹介。
いったいどう解釈すればいいというのか。
代表者のものか、平均値なのか、いつつごちゃんなのか。
シルバークロスは同じページで紹介されている二人が同じ誕生日で同じ血液型。
編集者も考えるのに疲れてきたのだろうか。
ちなみに一輝の師匠であるギルティーだけは身長体重以外全部不詳。
名前が判明したのはこのとき初か？
こういうのでいいんだよ、と思わせられる。
つうかよく考えると変なキャラだよね、この人。
一輝の師匠というだけで想像力が掻き立てられる。
サンクチュアリではどれぐらい実力を知られた人なんだろう。
仮面をつけてるので女性という可能性もある。
そして、見つけてしまいました、
ヒトラーと同じ4月20日誕生日の聖闘士星矢キャラ、
ドラゴン紫龍の彼女、春麗です！（チュンリーではなく、しゅんれいと読む）
聖闘士星矢、修正謝罪待ったなし！
…もちろん抗議してる人への皮肉で言ってますけども。
正直、こういうのは4月20日生まれの人への差別につながるんじゃないですかねえ。
まあ今後、脇役に至るまで誕生日を設定しまくるような風潮は抗議を恐れて減っていくのでしょうなあ。主要キャラクターぐらいは設定しないと不味い場合があるのでしょうけど、いちいち調べないといけないから大変でしょうなあ。聖人認定されてる人と同じにするってのがラクそう。野球選手名鑑 を見ながら適当につけました！って言っとくとか。
- 作者: 堀越 耕平
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2019/05/02
- メディア: コミック
登場キャラクターの名前の一つが、太平洋戦争期に使われていたという隠語を連想させるという理由でだ。集英社は改めて謝罪文を発表。修正を約束した。
そしたら今度は、別の登場人物の一人がアドルフ・ヒトラーの誕生日、4月20日と同じなのは問題だとする人が出てきた。他にも、あのキャラはこの悪人と同じだ、あの悪人と同じだと例をあげている。
…すごいな。
これが問題になるなら、
ついに漫画は誕生日にまで注意を払って描かなければいけない時代に？
そもそも好き好んで誕生日設定まで考えたがる作家っているのだろうか。
熱心なファンは誕生日まで祝いたいのかもしれないけども。
人気が高まってくると、そういうどうでもいい需要が高まってしまうのかもしれない。
ある日、担当編集者が誕生日考えてくださーいと作家の元に来るのだろうか。
作家は「うるせー、勝手に考えとけボケ！」そんな感じだろう。
そもそも誕生日を決めちゃうと、
あとで誕生日ネタやるときに困るというデメリットがある。
こち亀で昔、大原部長の誕生日である3月5日が、話の都合で10月15日に変わったと欄外で説明されたことがインパクトあった。おそらく作画に入った段階で、以前誕生日を決めていたことに気づいて、後戻りできなくなったのだろう。それを逆手にとってその後、「大原部長の誕生日は変動制になりました」「オープンバースデー制です」とネタにしてしまったから面白い。
登場人物に手当たり次第、誕生日を付けまくった漫画で思い出すのが一つある。
車田正美の聖闘士星矢だ。
- 作者: 車田正美
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/10/04
- メディア: Kindle版
十二宮編が終わり、次巻からキッチリとポセイドン編で始めるために、13巻はページ数調整のためにキャラクターのプロフィール発表コーナーを設けている。黄金聖闘士はもちろん、ヤコフやブルーウォーリアーのアレクサーやその妹、ナターシャに至るまで、身長や体重や年齢、誕生日を設定しまくっている。ご苦労様です！
でもこのコーナー、読み込んでいるといろいろ面白い。
聖闘士って「女神アテナを守る少年たち」っていう組織なので、年齢とか詳しく設定してしまうとアラが出てしまうんだけども、そんなことお構いなしだ。200年以上生きてる教皇の後継者たるアイオロスが14歳だったり。それを殺害した山羊座のシュラが当時11歳だったり。
黄金聖闘士ってみんな恐ろしく早熟なのよね。
クロスも体形に合わせてちゃっかり小さくなってたりする。
ブラックフェニックスは十把一絡げにプロフィールを紹介。
いったいどう解釈すればいいというのか。
代表者のものか、平均値なのか、いつつごちゃんなのか。
シルバークロスは同じページで紹介されている二人が同じ誕生日で同じ血液型。
編集者も考えるのに疲れてきたのだろうか。
ちなみに一輝の師匠であるギルティーだけは身長体重以外全部不詳。
名前が判明したのはこのとき初か？
こういうのでいいんだよ、と思わせられる。
つうかよく考えると変なキャラだよね、この人。
一輝の師匠というだけで想像力が掻き立てられる。
サンクチュアリではどれぐらい実力を知られた人なんだろう。
仮面をつけてるので女性という可能性もある。
そして、見つけてしまいました、
ヒトラーと同じ4月20日誕生日の聖闘士星矢キャラ、
ドラゴン紫龍の彼女、春麗です！（チュンリーではなく、しゅんれいと読む）
聖闘士星矢、修正謝罪待ったなし！
…もちろん抗議してる人への皮肉で言ってますけども。
正直、こういうのは4月20日生まれの人への差別につながるんじゃないですかねえ。
まあ今後、脇役に至るまで誕生日を設定しまくるような風潮は抗議を恐れて減っていくのでしょうなあ。主要キャラクターぐらいは設定しないと不味い場合があるのでしょうけど、いちいち調べないといけないから大変でしょうなあ。聖人認定されてる人と同じにするってのがラクそう。野球選手名鑑 を見ながら適当につけました！って言っとくとか。
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