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「アイボ」と「たけしの挑戦状」を結ぶミッシングリンク!すべては光栄の「タイムエンパイア」から始まった? [ゲーム]

1986年のパソコン雑誌「LOGiN」の電子化をしていたら、目に留まった広告。
「タイムエンパイア」
どこか洋画の広告から拝借してきたような光線銃を構える男のイラストのバックにちょんまげ。
それで広告主が「光栄」。これは興味を引く。
タイムエンパイア.png
光栄といえば信長の野望でお馴染みの、コーエーテクモゲームス。
黎明期は歴史シミュレーション以外にアダルトソフトを出していたことはよく知られている。
他にも英語学習ソフト「エミット」や、経営シミュレーション「トップマネジメント」、ゴキブリ退治シミュレーション「ホイホイ」、オプーナなど、脱信長を計っていろんなゲームを作っていたが、ほとんどはうまくいかなかった。

タイムエンパイアは知らないなと調べてみた。
一時期、リコエイションゲームと銘打って「伊忍道」や「太閤立志伝」などをリリースしていて結局定着しなかったが、それの元祖みたいなゲームのようだ。

武士の時代の日本を再現したマップに、NPCを誰でも仲間にできるアクションRPG。
オートセーブで死ぬと最初からやり直し、という鬼仕様。
クソゲーだと回想してる人も多いが、自由度が高く、楽しかったという人もチラホラ。


なんとあの「たけしの挑戦状」を作った人の大学時代の作品だというので驚いた。
多くの人がソースにしているであろうホームページにはこう書かれている。

大学4年の時に作ったゲームです。あの「信長の野望」で有名な光栄から発売 されました。
はやりのロールプレインゲームの土台となったゲームです。
歩き回って戦ったり、いろいろな人と会話をして謎を解いていくタイプのゲーム です。

会話はすべて吹き出し形式(右の写真の左上)、
草むらの中をを歩けば下半身だけが草むらに隠れるなど
当時としては画期的なグラフィックエンジンを作って結構話題になりました。

たけしの挑戦状について
ビートたけしと新宿の有名ホテルの最上階で何度も頭を突き合わせて作りまし た。
大学ノート一杯にかかれた彼のアイディアはとても印象的でした。
こんなに難しくしたらゲームバランスが崩壊するという忠告にも耳を貸さず、
だたひたすら自分の世界を追い求めていく彼の姿勢は勉強になりました。
私の考えかたや生き方に大きな影響を与えた一作でした。

ちょうどゲームセンターCXのメイキング本を読んだばかり。
第一回は「たけしの挑戦状」を作った人にインタビューをするという企画だったそうだが、本人が会社を辞めていたためにボツに。その後の番組の方向性を決定づける、プレイ実況スタイルが始まるわけだが。。。インタビューも見てみたかった。

たけしの挑戦状作者のHPはさらっと衝撃的なことを書いているが、それを誇るでもない。
もっと他に大事なことがあるのだと、趣味?のロボット研究についてばっかり書いている。

いつの間に情報が更新されていたのか、さらにウィキペディアにはもっと詳しいことが書かれていた。情報を追うと、作者の名前は森永英一郎さんというんだそうだ。ソニーでアイボに関わる仕事もしていて凄い。。。まさかアイボとたけしが繋がるとは。
タイムエンパイア2.png
 


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