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1993年のレトロフューチャー、プレステはいつ追い抜いていたのか。桜玉吉+CEP「渡る世間にメガトンパンチ [ゲーム]

プレステ5が今年の年末に出るらしい。
近年のゲームは疎くてあんまり興味ない。
が、スペックをリークするニュースに9.2テラフロップスと書かれているのに目が止まった。

フロップスという単位は昔のゲーム機の性能には書かれていなかったが、
漫画で見たことがあった。

その漫画は、桜玉吉の「渡る世間にメガトンパンチ」である。
ファミコン通信の増刊に掲載された4話完結の短編。
1993年初版の「しあわせのかたち」4巻に収録されている。
CEPって何4.png
レトロフューチャーな家族の隣に、
ブレードランナー的なサイバーパンクの一家が引っ越してくるという、
とても掴まれる名コンセプトなコメディ漫画だった。
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レトロフューチャー家族のお父さん、ラルフパパが開発したスーパーコンピューターの性能が100ギガフロップス。ちなみに真空管を使っている。この性能が、1993年当時の「ありえない夢の仕様」だったわけだ。
CEPって何1.png

プレステの各フロップス数を調べて、以下にまとめてみた。
2006年 PS3 224 GFLOPS
2013年 PS4 1.84TFLOPS
2020年 PS5 9.2 TFLOPS

2006年のPS3の段階で100ギガフロップスをとっくに超えていたようだ。
1993年に単行本収録された「渡る世間に〜」から、たった13年で夢の未来に、という計算になる。

そして2013年のPS4ではテラフロップスと桁違いのバージョンアップ。
ちなみにPS2にはフロップス表記が見当たらなかった。

ちなみに「渡る世間に〜」の100ギガフロップスのマシンは、「科学の心」を持っており、OSの違うソフトウェアも走らせることができる。
CEPって何2.png
このゲームがやりたかったなあ。
エイリアンストームみたいな感じかな。

ところがこのゲームにはウィルスが仕込まれており、
プログラマーとしての文化と流儀のギャップを笑いにした、
壮絶なご近所トラブルに発展するのだった。
CEPって何5.png

 

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