マジンガーZを断固拒否した少年ジャンプ鉄の編集理念!永井豪「激マン!マジンガーZ編」 [心に残る1コマ]
永井豪の「激マン!マジンガーZ編」全5巻と「 Z&グレート編」を電子化。
(画像は新沢基栄の「3年奇面組」)
読み返して驚くのはジャンプ編集部の頑固さ。
マジンガーZの企画持ち込みを完全拒否!
連載前からアニメ化が決まっているにもかかわらずである。
(黒岩よしひろの「魔神竜バリオン」はよく連載できたなー。。。)
当時はたかだか創刊5年の雑誌。
発行部数は100〜150万部ぐらいで、記録になる653万部に遠く及ばない。
(それでも現在に匹敵する部数なのだが!)
ロボット漫画が古いという業界の空気と、
ヒモ付きでジャンプの思想が反映しにくいという条件と、
何より永井豪は大ヒットした「ハレンチ学園」のような漫画を描けばいいという分析が、マジンガーの企画を拒否させている。
その後、紆余曲折を経て、マジンガーはなんとかジャンプで連載にこじつけ、アンケートは3位。
アニメが始まると視聴率20%越え。
「オモチャなんて作らんからな?」と言っていたスポンサーが慌ててオモチャを売り出すと大ヒット。マジンガーは社会現象を巻き起こす。
TV局は露出を増やすため、学童誌でもマジンガーの同時漫画連載を依頼する。
ジャンプ編集部に相談しに行くと、「事情は理解するが、ジャンプの連載はやめてもらう!」と大激怒。売れている作品でも編集方針に合わなければ打ち切るというこの骨太さ。繰り返すが653万部を売っていた時代の話ではない。創刊5年ぐらいの黎明期の話だ。この編集理念が現在も受け継がれているわけである。ネットを見ていると、いまいちその辺が読者に甘く見られているような気がする。
同じくマジンガーの連載に反対する西村繁男はここにも出てました。
やっぱりガラが悪い(笑)。
新沢基栄の「3年奇面組」では「いじめっ子の西村」というパワーワードが出てくる。
(画像は新沢基栄の「3年奇面組」)
読み返して驚くのはジャンプ編集部の頑固さ。
マジンガーZの企画持ち込みを完全拒否!
連載前からアニメ化が決まっているにもかかわらずである。
(黒岩よしひろの「魔神竜バリオン」はよく連載できたなー。。。)
当時はたかだか創刊5年の雑誌。
発行部数は100〜150万部ぐらいで、記録になる653万部に遠く及ばない。
(それでも現在に匹敵する部数なのだが!)
ロボット漫画が古いという業界の空気と、
ヒモ付きでジャンプの思想が反映しにくいという条件と、
何より永井豪は大ヒットした「ハレンチ学園」のような漫画を描けばいいという分析が、マジンガーの企画を拒否させている。
その後、紆余曲折を経て、マジンガーはなんとかジャンプで連載にこじつけ、アンケートは3位。
アニメが始まると視聴率20%越え。
「オモチャなんて作らんからな?」と言っていたスポンサーが慌ててオモチャを売り出すと大ヒット。マジンガーは社会現象を巻き起こす。
TV局は露出を増やすため、学童誌でもマジンガーの同時漫画連載を依頼する。
ジャンプ編集部に相談しに行くと、「事情は理解するが、ジャンプの連載はやめてもらう!」と大激怒。売れている作品でも編集方針に合わなければ打ち切るというこの骨太さ。繰り返すが653万部を売っていた時代の話ではない。創刊5年ぐらいの黎明期の話だ。この編集理念が現在も受け継がれているわけである。ネットを見ていると、いまいちその辺が読者に甘く見られているような気がする。
同じくマジンガーの連載に反対する西村繁男はここにも出てました。
やっぱりガラが悪い(笑)。
新沢基栄の「3年奇面組」では「いじめっ子の西村」というパワーワードが出てくる。
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