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女の子と合体しまくるエロい変身ヒーロー漫画第二弾は打ち切り!桂正和「超機動員ヴァンダー」 [名作紹介]


「超機動員ヴァンダー」は1985年連載開始の桂正和のヒーロー漫画。
同じく東映ヒーローに強い影響を受けた「ウイングマン」のヒットの後の連載だったが、単行本2巻の短命に終わった。これ以来、少年ジャンプで桂正和が東映ヒーロー的な漫画を描くことはなくなり、恋愛漫画やアメリカナイズされたヒーロー像に傾倒していくことになる。

短命に終わった作品だが、割と印象は強い。
俺の中で漫画三大エロいシーンの一つになっている、
「京言葉の女の子にぱふぱふされる」がある。
ヴァンダー1.png
画像は事後。

この漫画ではウイングマン以上にエロに力が入れられており、熟女のブラチラもあるマニアックさ。当時何か目覚めそうだったのを覚えている。
ヴァンダー2.png
後の世にお尻漫画家の名声をほしいままにする桂正和がエロを追求しても、それでも打ち切りを食らってしまうというジャンプの厳しさ。単に特撮ヒーロー要素が余計だったと思わなくもないが。

ヴァンダーの造形は非常にカッコ良い。
ヴァンダー4.png
良いのだが、少年的にいまひとつ燃えないのが誰でもヴァンダーになれるところ。
あくまでもヴァンダーは警察の装備なのである。

さらに女子と合体としてヴァンダーになる部分。
ウルトラマンエースの北斗と南である。
二人で一人になるヒーローはバロム1や仮面ライダーWなどあるけども、エースの南夕子が途中降板したように、男女合体は結局鬼門なのかもしれない。

あと、定番の主人公のエロに対する嫌悪描写がなんともぶりっ子的で苦手だ。
奥手な少年を量産して教育上良くないかもしれないと思う。マジに。
 

スーパーサイヤ人に先駆けたような描写もある。
ヴァンダー3.png
これを鳥山明の親友である桂正和がやっているというのは興味深い。
岡崎つぐおも「どきどきハートビート」でやっていたが、当時よくある描写だったのかもしれない。
だが今やれば鳥山明のパクリと言われるだろう。

実際はコップの水が鳥山明の時にあふれただけ。それが発明というものなのだ。
決して2.png

 
●管理人に投げ銭する


超機動員ヴァンダー 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1987/02/10
  • メディア: Kindle版





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