「キミのお金はどこに消えるのか」と併せて読みたい、Teamバミンカス&マルサス「人口論」 [名作紹介]
「キミのお金はどこに消えるのか?」に登場したマルサスの「人口論」が漫画になっていたので買ってみた。「まんがで読破」シリーズを、大手がパクったようなシリーズ、「講談社まんが学術文庫」から出ている。
これが大層面白い。
まだ頭の中であまり整理されていないのだが、
作画者がおれの好きな「まんがで読破」版「脱亜論」を描いている人と同じだからだと思われる。
登場人物が良い。
勉強家でやり手の事業家で慈善家。ただし女をモノにするためには札束で頬をひっぱたく中年の紳士。英語が下手な天才リア充料理人アレクシス・ブノワ・ソワイエ。白衣の天使、フローレンス・ナイチンゲール。
言うほど「人口論」か?って感じで、マルサスは最初と最後にしか出てこない。
ナイチンゲールはマルサスの本に人生を変えられたみたいに描かれているが、史実だろうか?そうは思えない。あまりマルサス自身に、漫画にするほどのエピソードが無かったのかなと思ってしまう。
締めの言葉に、ハーバーボッシュ法による食糧事情の改善を予見するかのような教訓をマルサスが語っているが、これもまたあまり本人が言っていたとは思えないようなセリフだ。
人口論漫画としては、「キミのお金はどこに消えるのか?」のたった数ページの解釈の方が圧倒的に面白いし、人口論しているとは思う。
人口爆発による食糧危機を回避するため、人は戦争を起こし、時に度を越した禁欲と節制(いまツイッターでフェミとかヴィーガンとかが流行るのもこれが原因なんじゃなかろうか)を求め、そして困難を乗り越える偉大な発明をするのだなと思いましたよ。
ちなみにこれらの一連の著作権フリー的なコミカライズを手がけているTeamバンミカスは沖縄にある会社だそう。編プロではなく、漫画家が漫画家を雇っているのだそうだ。社長は兼久政彦さんと言う方だそうで、検索してみるとむかしジャンプの増刊に掲載されたハンドボール漫画が出てくる(これ読んだことあるかも、、、)。ものすごい読書家で知識があり、おそらく原作者的立ち位置なんだと思われる。
インタビュー記事読んでいたら、またこのシリーズで二冊買ってしまったよ。
これが大層面白い。
まだ頭の中であまり整理されていないのだが、
作画者がおれの好きな「まんがで読破」版「脱亜論」を描いている人と同じだからだと思われる。
登場人物が良い。
勉強家でやり手の事業家で慈善家。ただし女をモノにするためには札束で頬をひっぱたく中年の紳士。英語が下手な天才リア充料理人アレクシス・ブノワ・ソワイエ。白衣の天使、フローレンス・ナイチンゲール。
言うほど「人口論」か?って感じで、マルサスは最初と最後にしか出てこない。
ナイチンゲールはマルサスの本に人生を変えられたみたいに描かれているが、史実だろうか?そうは思えない。あまりマルサス自身に、漫画にするほどのエピソードが無かったのかなと思ってしまう。
締めの言葉に、ハーバーボッシュ法による食糧事情の改善を予見するかのような教訓をマルサスが語っているが、これもまたあまり本人が言っていたとは思えないようなセリフだ。
人口論漫画としては、「キミのお金はどこに消えるのか?」のたった数ページの解釈の方が圧倒的に面白いし、人口論しているとは思う。
人口爆発による食糧危機を回避するため、人は戦争を起こし、時に度を越した禁欲と節制(いまツイッターでフェミとかヴィーガンとかが流行るのもこれが原因なんじゃなかろうか)を求め、そして困難を乗り越える偉大な発明をするのだなと思いましたよ。
ちなみにこれらの一連の著作権フリー的なコミカライズを手がけているTeamバンミカスは沖縄にある会社だそう。編プロではなく、漫画家が漫画家を雇っているのだそうだ。社長は兼久政彦さんと言う方だそうで、検索してみるとむかしジャンプの増刊に掲載されたハンドボール漫画が出てくる(これ読んだことあるかも、、、)。ものすごい読書家で知識があり、おそらく原作者的立ち位置なんだと思われる。
インタビュー記事読んでいたら、またこのシリーズで二冊買ってしまったよ。
コメント 0