弓道部必読?第一回「次に来るマンガのような気が俺はする」大賞受賞!天野茶玖の「咲宮センパイの弓日」 [実写映画化希望!]
次に来るマンガ大賞、みたいなのがありますけど、全然知らない漫画ばかり。
俺って全然保守的だなあ、本当に漫画好きとは言えないなあと少し落ち込んだりもする。
まあ、漫画ってジャンルが幅広すぎるのがいけないんだな!…ということにして納得する。
天野茶玖(あまのさく)の「咲宮センパイの弓日」は、今現在この俺が「次に来るような気がする!」と確信する漫画。
ネットでも読めるよ!→やわらかスピリッツ
ビックコミックスペリオールに短期連載していた漫画。もともとは読み切りで、しかも好評につきさらに続行するという。「響 小説家になる方法」を立ち読みしているとき、偶然見開きが目に止まったのが出会いだった。
レインボーブリッジの柱の上に立ち、強風に袴をはためかせる弓道女子高生という絵面。
ヘリの中から彼女を見て驚くアラブの石油王を射殺!
深くお辞儀し、「お命ちょうだいしました。」の決め台詞。
「ワオ!なんだあの少女は?ファンタスティック!あの漫画なら買ってもいい!」
…と思ったのでした。
咲宮センパイは天然ボケの女子高生。
後輩と戯れながらカフェ巡りをしたりする普通の女の子だけども、弓道の腕前は天才的。
そんな彼女は実はゴルゴ13もびっくりの、凄腕の殺し屋だったのです…というストーリー。
まず作画が良い。
最近の作家は知らないが、石黒正数とか吉崎観音とか、あーいう系譜だろうか。
最初に連想したのは冨士宏だったりする(ツッコミは受け付けない)。
確かなデッサン力でいて、デザインは地味目。それでもサービスショットはしっかりと描いたりする。でも色気はない。それがいい。
そしてアクションがキメキメ。
毎回ちゃんと見栄えする状況でスナイプする。
アニメというより実写映画化で見てみたい。
10億円ぐらいの予算をかけて。どっかのアラブの石油王が金出してくんねーかなあー。
さらにセリフもキメキメ。
「お楽しみが増えた」と咲宮に襲いかかる強姦魔に対峙し、「いえ、ゼロになったのよ。」と射殺!
「合意の上だったんだ!」という男には「あなたの死も合意だったことにしておくわ」と射殺!
組織から足抜けしようとする親友に命を狙われたり、なかなかハードなお話もある。
それでもどこかパロディ的で、ふんわりしていて、読後感も良い。
アニメ化や実写映画化最大の難点は弓道の道具を使って暗殺するという部分だろうか。
定期的にボウガンを使って小動物を殺すみたいな事件が起こる。
咲宮センパイは荒唐無稽でマンガチックな話ではあるが、どうしても関連づけられて難癖つけられることは避けられない。そのハードルを越えようとする会社があるのかないのか。
ところで弓道漫画って色々あるんですね。
知らなかった。
これだけあっても社会に浸透するぐらいのヒット作がないというのは、難しい素材だということなんだろうなあ。咲宮センパイは単行本1巻が発売されたばかり。どこまでヒットするのだろうか?
俺って全然保守的だなあ、本当に漫画好きとは言えないなあと少し落ち込んだりもする。
まあ、漫画ってジャンルが幅広すぎるのがいけないんだな!…ということにして納得する。
天野茶玖(あまのさく)の「咲宮センパイの弓日」は、今現在この俺が「次に来るような気がする!」と確信する漫画。
ネットでも読めるよ!→やわらかスピリッツ
ビックコミックスペリオールに短期連載していた漫画。もともとは読み切りで、しかも好評につきさらに続行するという。「響 小説家になる方法」を立ち読みしているとき、偶然見開きが目に止まったのが出会いだった。
レインボーブリッジの柱の上に立ち、強風に袴をはためかせる弓道女子高生という絵面。
ヘリの中から彼女を見て驚くアラブの石油王を射殺!
深くお辞儀し、「お命ちょうだいしました。」の決め台詞。
「ワオ!なんだあの少女は?ファンタスティック!あの漫画なら買ってもいい!」
…と思ったのでした。
咲宮センパイは天然ボケの女子高生。
後輩と戯れながらカフェ巡りをしたりする普通の女の子だけども、弓道の腕前は天才的。
そんな彼女は実はゴルゴ13もびっくりの、凄腕の殺し屋だったのです…というストーリー。
まず作画が良い。
最近の作家は知らないが、石黒正数とか吉崎観音とか、あーいう系譜だろうか。
最初に連想したのは冨士宏だったりする(ツッコミは受け付けない)。
確かなデッサン力でいて、デザインは地味目。それでもサービスショットはしっかりと描いたりする。でも色気はない。それがいい。
そしてアクションがキメキメ。
毎回ちゃんと見栄えする状況でスナイプする。
アニメというより実写映画化で見てみたい。
10億円ぐらいの予算をかけて。どっかのアラブの石油王が金出してくんねーかなあー。
さらにセリフもキメキメ。
「お楽しみが増えた」と咲宮に襲いかかる強姦魔に対峙し、「いえ、ゼロになったのよ。」と射殺!
「合意の上だったんだ!」という男には「あなたの死も合意だったことにしておくわ」と射殺!
組織から足抜けしようとする親友に命を狙われたり、なかなかハードなお話もある。
それでもどこかパロディ的で、ふんわりしていて、読後感も良い。
アニメ化や実写映画化最大の難点は弓道の道具を使って暗殺するという部分だろうか。
定期的にボウガンを使って小動物を殺すみたいな事件が起こる。
咲宮センパイは荒唐無稽でマンガチックな話ではあるが、どうしても関連づけられて難癖つけられることは避けられない。そのハードルを越えようとする会社があるのかないのか。
ところで弓道漫画って色々あるんですね。
知らなかった。
これだけあっても社会に浸透するぐらいのヒット作がないというのは、難しい素材だということなんだろうなあ。咲宮センパイは単行本1巻が発売されたばかり。どこまでヒットするのだろうか?
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タグ:弓道
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