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最近購入した本と田舎の母。三谷幸喜新作映画「記憶にございません」を見たよ。 [日記]

ここ最近、棺桶に片足つっこんでいた。
お医者さんからの死の宣告に怯える日々だったのだ。

1日も早く精密検査を受けろと言われていた。
ドラマでも漫画でもよくあるアレである。

検査の結果は問題なしだった。
ろくな死に方しないと思っていたが、生き延びた。

結果が悪かった場合、即入院となると言われていたので、まあ家族には言わないわけにはいかん。検査前日から母が泊まり込んで付き添いをすることになった。ここ数日、60過ぎの母と一緒に過ごしていた。

滞在中に母が読んだ漫画は

「愛しりそめし頃に」全12巻/藤子A不二雄
テラさんがその後どうなったのか気にしていた。
嫁さんの兄さんが中村八大というのに驚いていた。

「咲宮センパイの弓日」/天野茶玖
荒唐無稽な話なので、いまひとつ受けなかったようだが、絵柄が可愛らしいとは言っていた。

「正直不動産」6巻/大谷アキラ
相変わらず人気である。スカッとするらしい。

「ニャンと明治時代はこうだった」/もぐら
明治政府の外交努力についてえらく感心していた。

「キミのお金はどこに消えるのか」2巻/井上純一
面白いけども、色々覚えられないとボヤいていた。
あと、最近「中国嫁日記」を読もうとすると、やたらこの先を読むにはお金をと請求されると訝しがっていた。なんか勘違いしてると思う。

 
ちなみに母が漫画を読むのは、基本的に就寝時間前後だ。起きているときは活字の本。暇を持て余すと言っていたので、母が愛読している「三谷幸喜のありふれた生活」15巻を初日に注文。したら翌日の朝に届いたので、久しぶりにAmazonやるなと思った。

結果が出た翌日は三谷幸喜の新作映画「記憶にございません」の初日だったので二人で見に行った。三谷幸喜が目指しているという、「意識高くない、劇場出たら内容忘れる娯楽作品」そのものだった。政治ものではあるが、政治ものである必然性がないぐらい、風刺も専門性もない内容だった。ただバカバカしく、そこそこ笑える。学校で教えられる通り、素朴に政治に期待しているという意味では右よりな内容なのかもしれない。

母は途中で寝ていたが、まあ面白かったとは言っていた。
俺が特に気になったのは、主人公の総理大臣の息子の部屋に、ニンテンドー64のコントローラーがあったこと。さらに置いてある漫画が満田拓也の「メジャー」と大島司の「シュート!」だったこと。

出演者は一流ばかりである。その中に地味なお笑い芸人の飯尾和樹が出演していて、出世だな、良かったなと思った。母にそのことを話すと、ちょうど読んでいた「ありふれた生活」に飯尾和樹が登場していたという。

ちなみに俺が前日偶然にも内村プロデュースの総集編DVDを見ていたら、飯尾和樹の家に母がやってくる回が収録されていた。私の方の母が帰った翌朝、電子化したコンテニューVol.60を読むと、あるコラムで飯尾和樹のことが書かれており、期せずして局地的に飯尾出ずっぱりな日々であった。

映画を見た後、女性美容師さんから美味しいと聞いていたカレーの店で食事。レモンをかけて食べるカレーが美味しいと大興奮だった。良かったね。例によって結婚についてチクチク言いながら、帰っていった。

あと、車で移動中に唐突に「グラウンドにお金を埋める野球漫画が面白かった」と言っていたので驚いた。実家に置いてあったのを途中から読んだらしい。やっぱりガーソの名前で笑っていた。

 

飯尾和樹の暮しの現実逃避手帖: 「あ~あ~幕末に生まれてりゃなぁ~」みたいな100ぐらいの言葉

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  • 発売日: 2013/08/12
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三谷幸喜のありふれた生活15 おいしい時間

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タグ:三谷幸喜
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