ラブコメフラグも容赦無く打ち切りさせるベルヌーイの定理とは？必見の「探偵ナイトスクープ」：ムゲンホンダナ（本棚持ち歩き隊!!）：SSブログ

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ラブコメフラグも容赦無く打ち切りさせるベルヌーイの定理とは？必見の「探偵ナイトスクープ」　[モテる漫画] [編集]

TVerで見た、今週の探偵ナイトスクープが良かった。
土曜日には更新されてしまうので、気になる人は早めにチェックするべし。

依頼の内容は、
デート中に急にいなくなってしまった女の子の理由が知りたいというもの。

偶然遠距離で知り合った女の子との初デート中に、
トイレに行って帰ってきたら女の子の姿がなく、
ラインで謝罪とお別れの言葉が送られてきていた。

そしてブロックされたというもの。

もともと彼女から積極的なアプローチがあり、
まるでラブコメのような心踊るシチュエーションだったにも関わらず、
この突然の音信不通は意味がわからないというのが依頼の要約。

ナイトスクープスタッフが女の子を探し出して理由を聞くのか？
どうやって？と思ったのだが、
そこらへんにいる普通の女性を集めて、反省会をやるという内容だった。

これは新しいと思う。

ちょっと違うけれども、俺は常々、
俺を振った女の子を集めて座談会を開けたらなあということを夢想していた。

例えばどんなこと言うのかなと、
仮想でも記事にしてみようかなと試みたことがあったが、
難しいので頓挫している。

なのでナイトスクープのこの反省会はなかなか良いなあと思った。
まあ女子会抜きでもすでに結論は出ているのだけれども。

思うに依頼者は話がつまんないのだ。
もちろん女性にとって、ではある。

依頼者自身が危惧していた、
ベルヌーイの定理について語ったエピソードが失敗の全てだと思う。

ベルヌーイの定理に興味持てる女性ももちろんいるが少数派だと思う。
だから意中の女性に対してベルヌーイの定理の話はしないのが間違いなく無難だ。

まず何が面白いかは人それぞれ。
そして性差というものがあり、さらにざっくりと傾向が分けられる。
そして女性にとって、会話が合うというのは容姿や年収よりも、はるかに重要視される項目なのだ。

それは王道ラブコメシチュエーションなフラグを踏んでいても、伏線回収せずに打ち切りエンドになってしまうほどのことであるということを世の男性は認識しなければならない。

それをもっとも証明しているのが俺という存在である。

恐れ多いところでは福山雅治に似てると二度言われたことがあり、
バイトの女子高生からはツイッターにかっこいいと書きまくられ、
アイドル並みに可愛い女子大生からは
「私と会えなくなってもいいんですか。食事行くとかアリですか」と言われたり、

他の子からは「今度お家に遊びに行ってもいいですか。私のこと好きでしょ？」
などとも言われたりするという実績から、
控えめに言ってもイケメンなのに彼女がいたことがない。

顔がいいのは間違いない。
レジャースポット研究にも余念が無い。
でも同じ女の子と二度デートできることは稀である。

つまり会話がマズイのだ。
粗暴に振る舞うとか下品だとか、オタク趣味をひけらかすとか、
常識で考えてアウトなことはしていないにも関わらずダメなのである。

いまだに根本的に何が原因なのかは分からない。
永久に分からないのかもしれない。

長年研究してきたことに対する一つの結論がある。
意中の女性とする会話は深めないほうがいい。
足のつかないとこをガチ泳ぎするのではなく、浅瀬でバシャバシャするイメージが正解だと思う。

ここのところ、いろんな美容師さんに髪を切ってもらっているので、
ルーティーン的に会話を繰り返す中で、
正解っぽい会話の一部というのがわかってきた。

近い生活圏内の人バージョンである。

ざっくりどこに住んでいるのかから、
どこに遊びに行くのか聞いて、
オススメのレジャースポットやグルメについて情報交換をするのが一番当たり障りなく盛り上がれると思う。

だから普段からそういうネタを集めておくのが大事だ。
盛り上がればデートに誘いやすい。

後はスポーツ関連。
スポーツを趣味にしていると言って不愉快に思われることはまずない。
ダイエットや美容の話にもつながるし鉄板だ。

だから普段から節制しておくと色々ネタが仕込める。
容姿も磨けるし健康にもなって一石三鳥。

　
あと、デートの件に話を戻すけども、長引かせないというのも大事かもしれないと最近よく思う。
将棋は最初の形が一番防御力が高いという話がある。
つまり将棋は動けば動くほど隙が生まれていくゲームなのだ。

だからエスコート下手にとっては出会う時間が短いほどボロが出にくい。
デート時間の物足りなさが好印象につながるというのもよく言われる話。

さらに合う回数が増えるほど親近感が増しやすいとも言われたりする。
小まめに会うというのが、一番俺むきかもしれない。
会話もなるべく相手に喋らせる。喋りやすいよう、相槌と共感を強くする。

　
ナイトスクープは最近恋愛ネタに凝り始めたのか、先週も彼女いない歴＝年齢の男をなんとかするという依頼があった。年齢50歳で、決意の習字をハンガーにかけて持ち歩く頭脳を持ち、カラオケのレパートリーが「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」のアンサーソングという、もう底辺極まりない感じだったが。しかし表情筋を動かすことを怠ることで悲劇に陥ることもあるという大事なことはしっかり伝わってきた。婚活中の人は見れば1％でも確率が上がるかもしれない。

最近、ナイトスクープの元出演者が番組の低クオリティ化を指摘して炎上した。放送をお休みしたり傑作選を再放送したり、色々苦労が伝わってくる。しかしこれほどの面白い内容を高打率で繰り出す番組は他にないように思っている。ポンコツ班や地下アイドルに頼らず、これからも頑張っていただきたい。