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爆発する半袖戦隊「科学戦隊ダイナマン」。鈴木武幸「夢を追い続ける男」2 [シリーズ]

「夢を追い続ける男」を読みながら、過去の東映ヒーローを振り返るシリーズ。
第二回は「科学戦隊ダイナマン」だ。

本を読んで、長官役が島田順司だったことを知った。
1日に10話見るほどに最近ハマった白黒TV時代劇、「新撰組血風録」の沖田総司役だった人だ。

 
さて、ひたすら爆発推しのこの戦隊。
子供の頃、児童誌テレビマガジンだったかてれびくんだったか、テレビランドだったか覚えてないが、パロディ漫画がやたらツボにハマったことを覚えている。二頭身のダイナマンがひたすら爆発して全員ボロボロになるとか、そんな漫画だったと思う。いつかまた読みたい。この漫画について詳しい情報を知っている人がいたら教えて欲しい。。。

毎年新しい戦隊が発表され続けているが、児童誌の来月号予告でそれが明らかになるのが当時は楽しみで仕方がなかった。後で気がついたのだが、ダイナマンだけは予告カットとデザインが違っていて、ずっと不思議でいた。直前で変更があったらしく、マスコミ向けのお披露目も二度行っていると本に書いてあった。

ウィキによると、最初は「野球戦隊Vリーガー」という野球モチーフの企画で進んでいたらしい。5人戦隊なのに野球モチーフってなんやねん、キュウレンジャーでやれや、とか思ってしまうのだが、当然野球モチーフにすることで色々齟齬が出てきたらしく取りやめに。

ダイナマンにはその名残が色々と残っているようだ。マスクのデザインも、野球帽のつばをイメージしてるんだなと納得する。最初の撮影会では胸にチームロゴが入っていてユニフォーム然としていた。これが俺が児童誌の予告で見た没デザインだったのである。戦隊唯一かどうかは面倒なので調べないが、半袖なところもユニフォームの名残である。面白い。

こないだ主題歌を聴いていた時にふと思ったのだが、拍子木みたいな音は金属バットで硬球を打つ音なのだろうか?そういえば「燃えろ火の玉!」とか言ってるしな。。。

爆発以外のダイナマンの特徴として、デザイナーに出渕裕を招き、アニメ的な要素を取り入れたことがよく語られている。

失脚して退場するメキド王子が、ダークナイトとして復活するくだりが非常に燃えた。デザインもかっこいいのである。大槻ケンヂのメイクって、メキド王子と関係あるのかなって長年疑問なのだけれどもどうなのでしょうか。いうほど似てないか?

ちなみに当時はサンライズロボットアニメと戦隊ヒーローによるスーパーヒーロータイムだったのだが、ダイナマンとペアだった「聖戦士ダンバイン」にもライバルキャラが失脚した後、黒騎士となって復活するという、おんなじことをやっていた。それに気づいたのは今さっきである。


メキド.png
(画像は「テレビマガジンヒーロー大全集」より)
 

夢を追い続ける男

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  • 作者: 鈴木 武幸
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/12/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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