新紙幣登場!一万円札は渋沢栄一!1986年時の新紙幣登場は漫画でどう描かれていたのか? [時事ネタ]
新元号「令和」に続いて新札の発行には不意を突かれた。
なんかテンション上がるね。
電子書籍のおかげか、
紙の本が死に始めた報告をボチボチと聞く今日この頃ですが、
支払いも電子決済の世の中になって紙幣のモデルチェンジは今回が最後になったりして。
紙幣のモデルチェンジで子供心に一番記憶に残っているのは、
1986年に一万円札が聖徳太子から福沢諭吉になったこと。
連載当時は近未来だった199X年が舞台の北斗の拳のオープニングに矛盾ができてしまった。
(北斗の拳1巻は1984年発行なので新札発行の2年前)
北斗の拳冒頭で、追い剥ぎたちが略奪したものの中で喜ぶのは水。
札束は「今じゃケツをふく紙にもなりゃしねってのによぉ!」(原文ママ)と捨てられてしまう。
核戦争で無法地帯化して
キャッシュレスの世の中になったことを簡潔に説明しているのだが、
捨てられる札束は聖徳太子の一万円札なのである。
こち亀42巻「はつめい博士の巻」(1986年)で
両さんが新紙幣を一番乗りでゲットして得意がるシーンも印象的だ。
中川に「旧紙幣をとっておく方が価値が出るのでは?」と指摘され、
すぐにテンションが落ちている。
もう一つ、
「ハイスクール!奇面組」8巻の「変態コジキ王子の巻」も面白い。
(1984年単行本化なので、北斗の拳1話の直後に新札が発表されていたことになる)
ちょっとした冒頭の小ネタなのだが、
主人公の父親がお札を眺めながら泣いているので、
よっぽど家計が苦しいのかと察した主人公。
高2になってもビッグワンガムを買うお金をせびっていた自分を恥じ、小遣いなんかいらないと宣言した途端ネタバラシとなる。
父親がお札を眺めて泣いていたのは、
愛着ある旧紙幣がなくなる前に目に焼き付けておこうとしたら、
細かい模様に目が痛くなって涙していただけのウルトラ暇人だったというオチ。
聖徳太子(旧一万円札と五千円札)を聖ちゃん、
伊藤博文(旧千円札)を博りんと呼ぶのも子供心に衝撃的だった。
ちなみに俺が子供の頃には五百円札というのもあった。
肖像は岩倉具視(いわくらともみ)。
いま一番岩倉具視が出ている漫画といえば「風雲児たち」だけども、
1981年ごろの漫画で島崎譲の「青竜の神話(サーガ)」という幕末SF忍者漫画でも印象を残している。
この岩倉具視はまあ「ともみ」という名前にふさわしい三國無双並みの史実無視のイケメンに描かれていて、2巻のおまけ漫画でも500円札の人物であることがネタにされている。
それにしても渋い人選だ。
渋沢栄一
津田梅子
北里柴三郎
探せばあるだろうけども、ちょっと出てくる漫画が思いつかない。。。
なんかテンション上がるね。
電子書籍のおかげか、
紙の本が死に始めた報告をボチボチと聞く今日この頃ですが、
支払いも電子決済の世の中になって紙幣のモデルチェンジは今回が最後になったりして。
紙幣のモデルチェンジで子供心に一番記憶に残っているのは、
1986年に一万円札が聖徳太子から福沢諭吉になったこと。
連載当時は近未来だった199X年が舞台の北斗の拳のオープニングに矛盾ができてしまった。
(北斗の拳1巻は1984年発行なので新札発行の2年前)
北斗の拳冒頭で、追い剥ぎたちが略奪したものの中で喜ぶのは水。
札束は「今じゃケツをふく紙にもなりゃしねってのによぉ!」(原文ママ)と捨てられてしまう。
核戦争で無法地帯化して
キャッシュレスの世の中になったことを簡潔に説明しているのだが、
捨てられる札束は聖徳太子の一万円札なのである。
こち亀42巻「はつめい博士の巻」(1986年)で
両さんが新紙幣を一番乗りでゲットして得意がるシーンも印象的だ。
中川に「旧紙幣をとっておく方が価値が出るのでは?」と指摘され、
すぐにテンションが落ちている。
もう一つ、
「ハイスクール!奇面組」8巻の「変態コジキ王子の巻」も面白い。
(1984年単行本化なので、北斗の拳1話の直後に新札が発表されていたことになる)
ちょっとした冒頭の小ネタなのだが、
主人公の父親がお札を眺めながら泣いているので、
よっぽど家計が苦しいのかと察した主人公。
高2になってもビッグワンガムを買うお金をせびっていた自分を恥じ、小遣いなんかいらないと宣言した途端ネタバラシとなる。
父親がお札を眺めて泣いていたのは、
愛着ある旧紙幣がなくなる前に目に焼き付けておこうとしたら、
細かい模様に目が痛くなって涙していただけのウルトラ暇人だったというオチ。
聖徳太子(旧一万円札と五千円札)を聖ちゃん、
伊藤博文(旧千円札)を博りんと呼ぶのも子供心に衝撃的だった。
ちなみに俺が子供の頃には五百円札というのもあった。
肖像は岩倉具視(いわくらともみ)。
いま一番岩倉具視が出ている漫画といえば「風雲児たち」だけども、
1981年ごろの漫画で島崎譲の「青竜の神話(サーガ)」という幕末SF忍者漫画でも印象を残している。
この岩倉具視はまあ「ともみ」という名前にふさわしい三國無双並みの史実無視のイケメンに描かれていて、2巻のおまけ漫画でも500円札の人物であることがネタにされている。
それにしても渋い人選だ。
渋沢栄一
津田梅子
北里柴三郎
探せばあるだろうけども、ちょっと出てくる漫画が思いつかない。。。
津田梅子―六歳でアメリカに留学した女子教育のパイオニア (小学館版学習まんが人物館)
- 作者: みやぞえ 郁雄
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1997/10/01
- メディア: 単行本
2019-04-10 08:09
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