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人間の理想は人間でないものを目指すこと。エロ表現はどうなっていくのか問題 [心に残る1コマ]

キズナアイはエッチだとか、芸術は誰も傷つけないだとか、何かを食べてはイカンだとか、ツイッターではそういう論争がよく流れてくる。

差別も性衝動も暴力も全て人間の本能である。
こういうのを原罪というのではないか。
それを全て否定して人間らしくないものを目指すということを、どうあがいても社会はゆっくりと進めていくのだろうなあと思っている。

海外だとワンピースのサンジは規制されて、タバコでなくアメをしゃぶっているというのをよく思い出す。
イスラムエロ3のコピー.png
これが一つの未来だ。現在の日本ではサンジがタバコを吸える表現ができる国だということを誇りに思うべきだと思う。日本はもっとも人間の業に理解がある国なんじゃないだろうか。

こういった規制がもっと進むとイスラムの国のようになるんじゃないか。
女の人は肌出しちゃダメ。エロ表現一切禁止。
それで回ってる国もあるんだから、まあ問題ないといえば問題ないのかもしれない。

グローバルスタンダードの流れで、海外の自主規制が日本にまで影響を及ぼしてきているが、イスラムの国々はどうなるんだろう。そこそこエロに寛容な外国が日本に対して「お前ら性的搾取しとるやろ!」と文句言ってきているのを「…。」と呆れて見ているイスラムの国という構図になるのだろうか。

ちなみにウィキペディアで「イスラーム世界の性文化」を読んでみると、イスラム教預言者ムハンマドの言行録「ハディース」には、ムハンマドが割とその辺自由な方であらせられると書かれているようだ。

「マンガゆげ塾の構造がわかる世界史」で衝撃的だったのが、英語だと正常位は「Missionary position」で、意味は「宣教師が指導する体位」だということ。
イスラムエロ1のコピー.png
キリスト教国が貧しかった時代、育児制限をするためにエロに関して厳しくなったらしく、セックスするにも様々な決まりが存在するらしい。地球の人口は70億人を超えて、将来深刻な食糧不足やエネルギー不足が起こるとも言われている。エロの制限は人口爆発を抑制する流れもあるのかもしれない。

「生理ちゃん」という漫画で印象的だったのが、女性の生理と対になるものとして男性の性欲を表現していた点だ。「君の名は。」のパロディでお互い入れ替わりを体験し、お互い辛いんだねと分かり合うというエピソードがあった。
イスラムエロ2のコピー.png
これまで女性の方がより辛いという表現しか見てこなかったせいか、こういうこと描いていいんだ?と驚いた。生理ちゃん自体はそもそも「女の方が辛い」という従来型のコンセプトで描かれていて、「君の名は。」的な話はその中のバリエーションの一つではある。だから許されるのかもしれない。


 

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